地本申2号コーナー

北陸新幹線延伸と並行在来線経営分離に伴う業務体制の見直しに関する第一次申し入れ

最終更新日 2015年8月19日


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  ■ 申2号 北陸新幹線延伸と並行在来線経営分離に伴う業務体制の見直しに関する第一次申し入れ

2014年11月 7日申し入れ

 

 2014年度末の北陸新幹線開業に伴う「えちごトキめき鉄道株式会社(以下「トキめき鉄道」という)」への経営分離について、2013年7月に一部職場で社員説明会が開催されたものの、社員からの質問に管理者が明確に返答出来なかったことなどから、多くの社員が不安に苛まれたまま業務に就いている現状に鑑み、2013年度新地申第4号(2014年5月12日付)にて具体的な項目について申し入れ交渉を求めてきたところです。

 そのような中で9月19日に「北陸新幹線延伸と並行在来線経営分離に伴う業務体制の見直し」についての提案を受けました。

 北陸新幹線延伸と共に新潟支社管内の上越地方に職場が存在しなくなる(上越妙高駅を除く)ことから、社員一人ひとりの生活設計に大きく関わる提案であると認識しています。

 また、今提案に対しJR東日本労働組合は社員の不安を解消し、安全・安定輸送の根幹をなす社員の働く意欲を維持しつつ、安心して業務に取り組める体制を目指すために、提案内容から不透明な事柄について明確にしていく必要があると考えています。

 よって、下記の通り解明すべき事柄について申し入れます。

 新潟支社の誠意ある回答を要請します。


【トキめき鉄道に関すること】

  1. トキめき鉄道の労働条件及び各種規定・規則、体制等について以下の項目別に全て明らかにすること。   

    労働時間及び休日に関する事項 

    賃金及び手当に関する事項   

    休暇及び休職に関する事項 

    乗務員の勤務制度に関する事項 

    運転取扱に関する事項 

    安全衛生に関する事項 

    被服及び物品等の貸与に関する事項   

    福利厚生に関する事項 

    アルコール検査に関する事項   

    乗務員訓練に関する事項   

    運転無事故表彰に関する事項   

    業務災害補償に関する事項   

    旅客営業規則に関する事項

    社員配置箇所及び系統別勤務体系に関する事項 

    妙高はねうまラインを運用する車種 

    妙高はねうまラインの除雪体制(人、車種)に関する事項

【共通】

  1. 北陸新幹線延伸に伴うJR東日本新潟支社の施策を明らかにすること。
  2. 妙高はねうまラインでのE127系車両の運用を可能とした根拠を明らかにすること。
  3. E127系の各種検査はどこで誰が行うのか明らかにすること。
  4. トキめき鉄道への移管スケジュールを全て明らかにすること(人、設備、教育含む)
  5. E127系車両の譲渡計画並びにデザイン変更計画を明らかにすること。
  6. 3月13日〜14日の切り替えをどのように計画しているのか明らかにすること。
  7. 地区エリアを変更する理由と新津に地区を新設する理由を明らかにすること。
  8. 「地区」の役割を明らかにすること。
  9. 各職場から他職場へ転勤となる場合、職場、社宅、寮等の受け入れ体制はどうなっているのか明らかにすること。
  10. 直江津駅及びその周辺での輸送障害及び車両故障発生時の対応フローを系統毎に明らかにすること。
  11. 直江津地区の様々な場所でトキめき鉄道の工事が行われているが、JRが出資している予算を明らかにすること。
  12. 現行の有人駅はどうなるのか明らかにすること。
  13. 現JNB業務委託駅(春日山、脇野田、二本木、関山)、現NTS業務委託(直江津運輸区)について、エルダー社員の雇用先としての今後の考え方を明らかにすること。

【福利厚生】

  1. 直江津エリアの社宅・寮を譲渡するのか明らかにすること。
  2. 柏崎寮の使用用途を明らかにすること。
  3. 長岡運輸区、新潟運輸区、新津運輸区の要員増に伴うロッカー数及び駐車場は足りるのか明らかにすること。
  4. 通勤に伴う現在の直江津運輸区の駐車場はそのまま使えるのか明らかにすること。

【系統別】

<設備関係>

  1. 保守エリアを変更する目的と理由を系統別に明らかにすること。
  2. 保守エリアの変更に伴い、信越線の境界が来迎寺の橋梁までとなる理由を明らかにすること。
  3. 保守エリアの変更に伴い、いわゆる「足ロス」についての考え方を明らかにすること。
  4. 保守エリアの変更に伴い、パートナー会社の保守エリア変更内容を明らかにすること。また、変更がある場合のパートナー会社への教育及び引き継ぎの考え方を明らかにすること。
  5. 直江津駅構内の検修庫は2月末の完成予定であるが、設備管理システムに間に合うのか明らかにすること。
  6. 事務所の移転スケジュールを明らかにすること。
  7. エリアの引き継ぎスケジュールを明らかにすること。
  8. 年度末工事の切り替えの時期、システム移行の考え方を明らかにすること。

<運輸車両関係>

  1. 直江津運輸区を廃止にする根拠を明らかにすること。
  2. 直江津運輸区の各種転換教育をいつまでに終了するのか明らかにすること。
  3. 直江津運輸区廃止に伴い、乗務員休憩室等の備品等の管理はどうするのか明らかにすること。
  4. 直江津運輸区廃止に伴い、デスコン棒の配置及び管理を担当する区所を明らかにすること。
  5. 各運輸区の要員を明らかにすること。
  6. 各運輸区の指導担当の標準数の根拠を明らかにすること。
  7. 乗務員の直江津乗り入れでの点呼、休養管理室、休憩室(駅休憩室含む)について明らかにすること。
  8. 異常時、故障対応における検修社員の出動に対する「足ロス」について考え方を明らかにすること。
  9. 直江津運輸区構内変更の概要を明らかにすること。
  10. 直江津運輸区廃止に伴い、異常時における乗務員救済の考え方を明らかにすること。

<営業関係>

  1. 管理駅の役割を明らかにすること。
  2. 管理駅が管理する適正と考える駅数を明らかにすること。
  3. 直江津駅の営業時間を明らかにすること。
  4. 駅事務職の役割を明らかにすること。
  5. 直江津駅での入換業務(誘導等)は誰が行うのか明らかにすること。

<出向者関係>

  1. トキめき鉄道への出向者数を系統別に明らかにすること。
  2. 運転士・車掌が出向後職種替え配置があるのか明らかにすること。
  3. 新潟支社からの出向者が現在の西日本管内に乗り入れるのか明らかにすること。
  4. NTS(出向)からトキめき鉄道(出向)への出向替えを行うのか明らかにすること。
  5. JNB(出向)からトキめき鉄道(出向)への出向替えを行うのか明らかにすること。
  6. 乗務員及び指導担当が3月14日以前に出向発令があるのか明らかにすること。

以上

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      ■ 団体交渉を終了

      ★ 2014年12月 8日 10時00分より団体交渉を行いました

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      ■ 支社側の回答及び見解

    【トキめき鉄道に関すること】

    1. トキめき鉄道の労働条件及び各種規定・規則、体制等について以下の項目別に全て明らかにすること。   

      労働時間及び休日に関する事項 

      賃金及び手当に関する事項   

      休暇及び休職に関する事項 

      乗務員の勤務制度に関する事項 

      運転取扱に関する事項 

      安全衛生に関する事項 

      被服及び物品等の貸与に関する事項   

      福利厚生に関する事項 

      アルコール検査に関する事項   

      乗務員訓練に関する事項   

      運転無事故表彰に関する事項   

      業務災害補償に関する事項   

      旅客営業規則に関する事項

      社員配置箇所及び系統別勤務体系に関する事項 

      妙高はねうまラインを運用する車種 

      妙高はねうまラインの除雪体制(人、車種)に関する事項

      回答:えちごトキめき鉄道(株)へ出向した際の労働条件については、同社の就業規則等によるところとなり、他の取扱い等についても、同社で決定することとなる。なお、出向者の賃金等については、出向規程等に基づいて取り扱うこととなる。

    【共通】

    1. 北陸新幹線延伸に伴うJR東日本新潟支社の施策を明らかにすること。

      回答: 北陸新幹線金沢開業を1つの契機として、北陸新幹線と上越新幹線の2本の新幹線をつなぐ周遊観光ルートの充実を図り、地域・自治体等との連携も強化しながら、新たな観光流動等を創造していきたいと考えている。

    2. 妙高はねうまラインでのE127系車両の運用を可能とした根拠を明らかにすること。

      回答: 妙高はねうまラインにおけるE127系車両の運用については、関係箇所で協議を行い決定したものである。

    3. E127系の各種検査はどこで誰が行うのか明らかにすること。

      回答: えちごトキめき鉄道(株)にて決定することとなる。

    4. トキめき鉄道への移管スケジュールを全て明らかにすること(人、設備、教育含む)

      回答: えちごトキめき鉄道(株)への業務移管については、これまで準備委員として出向を行ってきたところである。今後も、同社と協議を行うとともに、関係社員への必要な教育等を実施していく。

    5. E127系車両の譲渡計画並びにデザイン変更計画を明らかにすること。

      回答: 新潟支社管内のE127系については、順次えちごトキめき鉄道(株)へ譲渡する計画である。なお、移管後の車両デザインについては、同社にて決定することとなる。

    6. 3月13日〜14日の切り替えをどのように計画しているのか明らかにすること。

      回答: えちごトキめき鉄道(株)開業への業務移管に伴う切り替えについては、移管先となる同社と協議・調整しているところである。

    7. 地区エリアを変更する理由と新津に地区を新設する理由を明らかにすること。

      回答: 信越本線妙高高原〜直江津駅間の経営分離に伴い、効率的な業務体制を構築するため、直江津地区を廃止し新津地区を新設するものである。

    8. 「地区」の役割を明らかにすること。

      回答: 支社、現業機関相互の連絡体制を強化し、あわせて系統こえた地区単位の円滑な業務運営の増進を図ることが役割である。

    9. 各職場から他職場へ転勤となる場合、職場、社宅、寮等の受け入れ体制はどうなっているのか明らかにすること。

      回答:転勤に伴う確証場での受け入れ準備、及び社宅・寮については必要な手配を行っていく考えである。なお、柏崎に新設する寮については平成27年7月以降準備でき次第、入居開始を予定しており、それまでの間は借上げ寮等により対応していく考えである。

    10. 直江津駅及びその周辺での輸送障害及び車両故障発生時の対応フローを系統毎に明らかにすること。

      回答:経営分離後は信越本線妙高高原〜直江津駅間はえちごトキめき鉄道(株)で運営するため、同エリアは同社で対応することが基本となる。なお、異常時等の対応については、協定や覚書等を締結し、相互の協力体制を構築して対応していくことで考えている。

    11. 直江津地区の様々な場所でトキめき鉄道の工事が行われているが、JRが出資している予算を明らかにすること。

      回答:現在施工している経営分離の工事については、えちごトキめき鉄道(株)と協定を締結し施工しているところである。

    12. 現行の有人駅はどうなるのか明らかにすること。

      回答:信越本線妙高高原〜直江津駅間の経営移管後の体制については、えちごトキめき鉄道(株)にて決定することとなる。

    13. 現JNB業務委託駅(春日山、脇野田、二本木、関山)、現NTS業務委託(直江津運輸区)について、エルダー社員の雇用先としての今後の考え方を明らかにすること。

      回答:エルダー社員の運用等については、任用の基準に基づいて取り扱うこととなる。

    【福利厚生】

    1. 直江津エリアの社宅・寮を譲渡するのか明らかにすること。

      回答: 直江津石橋社宅、直江津寮、直江津東寮については、引き続き当社にて使用することとなる。

    2. 柏崎寮の使用用途を明らかにすること。

      回答:主に柏崎エリアの在勤者を対象とした寮である。

    3. 長岡運輸区、新潟運輸区、新津運輸区の要員増に伴うロッカー数及び駐車場は足りるのか明らかにすること。

      回答: 異動に伴い必要となるロッカー等は、準備を行うこととなる。また、業務上必要となる駐車場は確保していく考えである。

    4. 通勤に伴う現在の直江津運輸区の駐車場はそのまま使えるのか明らかにすること。

      回答:直江津運輸区については、えちごトキめき鉄道(株)に譲渡されることとなる。

    【系統別】

    <設備関係>

    1. 保守エリアを変更する目的と理由を系統別に明らかにすること。

      回答:信越本線妙高高原〜直江津駅間の経営分離に伴い、効率的な業務体制を構築するため、保守エリアを変更するものである。

    2. 保守エリアの変更に伴い、信越線の境界が来迎寺の橋梁までとなる理由を明らかにすること。

      回答:効率的な業務体制を検討した結果、長岡エリアと柏崎エリアの保守境界については、信越本線67k010とした。

    3. 保守エリアの変更に伴い、いわゆる「足ロス」についての考え方を明らかにすること。

      回答:信越本線妙高高原〜直江津駅間の経営分離に伴い、効率的な業務体制を構築するため、保守エリアを変更するものである。

    4. 保守エリアの変更に伴い、パートナー会社の保守エリア変更内容を明らかにすること。また、変更がある場合のパートナー会社への教育及び引き継ぎの考え方を明らかにすること。

      回答:パートナー会社にて決定することとなる。

    5. 直江津駅構内の検修庫は2月末の完成予定であるが、設備管理システムに間に合うのか明らかにすること。

      回答:直江津駅構内については、えちごトキめき鉄道に譲渡することとなる。

    6. 事務所の移転スケジュールを明らかにすること。

      回答:柏崎の拠点の開所時までに必要な備品類を配置して移転する予定である。

    7. エリアの引き継ぎスケジュールを明らかにすること。

      回答:エリアの引き継ぎについては、基本的に3月上旬頃までに、関係する箇所間ごとに行う考えである。

    8. 年度末工事の切り替えの時期、システム移行の考え方を明らかにすること。

      回答:設備管理システムについては、エリア変更時期に合わせて移行する考えである。

    <運輸車両関係>

    1. 直江津運輸区を廃止にする根拠を明らかにすること。

      回答:信越本線妙高高原〜直江津駅間の経営分離に伴い、直江津運輸区を廃止するものである。

    2. 直江津運輸区の各種転換教育をいつまでに終了するのか明らかにすること。

      回答:E127系の教育については、平成27年1月下旬以降、当社とえちごトキめき鉄道(株)が協力して実施する考えである。

    3. 直江津運輸区廃止に伴い、乗務員休憩室等の備品等の管理はどうするのか明らかにすること。

      回答:現在、えちごトキめき鉄道(株)を調整しているところである。

    4. 直江津運輸区廃止に伴い、デスコン棒の配置及び管理を担当する区所を明らかにすること。

      回答:現在、関係箇所と調整をしているところである。

    5. 各運輸区の要員を明らかにすること。

      回答:ダイヤ改正については別途提案することとなる。

    6. 各運輸区の指導担当の標準数の根拠を明らかにすること。

      回答:指導担当については、各運輸区の状況を総合的に勘案しながら配置しているため、画一的な基準はない。

    7. 乗務員の直江津乗り入れでの点呼、休養管理室、休憩室(駅休憩室含む)について明らかにすること。

      回答:現在、えちごトキめき鉄道(株)を調整しているところである。

    8. 異常時、故障対応における検修社員の出動に対する「足ロス」について考え方を明らかにすること。

      回答:車両故障時の対応については、投茶のエリア内で発生したものについては当社で対応することとなるが、要請により相互に協力し対応する場合もあると考えている。

    9. 直江津運輸区構内変更の概要を明らかにすること。

      回答:直江津運輸区では、えちごトキめき鉄道(株)からの受託工事として、同社車両基地を整備しているところである。

    10. 直江津運輸区廃止に伴い、異常時における乗務員救済の考え方を明らかにすること。

      回答:乗務員の救済については、関係運輸区より行うことで考えている。

    <営業関係>

    1. 管理駅の役割を明らかにすること。

      回答:管理駅については、管理駅内の担当する駅の計画の取りまとめや指導調整、操配等に関する業務が主な役割となる。

    2. 管理駅が管理する適正と考える駅数を明らかにすること。

      回答: 管理駅の範囲等については、各エリア内のお客さま流動や線区の状況等を総合的に勘案しながら決定しているため、画一的な駅数等は設定していない。

    3. 直江津駅の営業時間を明らかにすること。

      回答: 経営分離後の直江津駅における業務体制については、えちごトキめき鉄道(株)にて決定する事となる。

    4. 駅事務職の役割を明らかにすること。

      回答: 庶務、経理、資材及び契約に関する業務のほか、その他上長の指示する業務である。

    5. 直江津駅での入換業務(誘導等)は誰が行うのか明らかにすること。

      回答: 経営分離後の直江津駅における業務体制については、えちごトキめき鉄道(株)にて決定する事となる。

    <出向者関係>

    1. トキめき鉄道への出向者数を系統別に明らかにすること。

      回答:えちごトキめき鉄道(株)へは現在も当社社員が出向し、同社の開業準備等に関する業務を行っているところである。並行在来線の経営分離を見据え、今後も、同社への出向を行っていくことで考えている。

    2. 運転士・車掌が出向後職種替え配置があるのか明らかにすること。

      回答:出向社員の出向先における職種の変更については、出向先会社と当社で打合せ等を行うこととなる。

    3. 新潟支社からの出向者が現在の西日本管内に乗り入れるのか明らかにすること。

      回答: えちごトキめき鉄道(株)における乗務員運用については、同社にて決定することとなる。

    4. NTS(出向)からトキめき鉄道(出向)への出向替えを行うのか明らかにすること。

      回答: 社員の運用等に関しては、任用の基準に基づいて取り扱うこととなる。

    5. JNB(出向)からトキめき鉄道(出向)への出向替えを行うのか明らかにすること。

      回答:社員の運用等に関しては、任用の基準に基づいて取り扱うこととなる。

    6. 乗務員及び指導担当が3月14日以前に出向発令があるのか明らかにすること。

      回答:社員の運用等に関しては、任用の基準に基づいて取り扱うこととなる。

    以上

           

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