地本申10号コーナー

北陸新幹線金沢延伸に伴う経営分離及びダイヤ改正施策の施行に対する申し入れ

最終更新日 2015年11月24日


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  ■ 申10号 北陸新幹線金沢延伸に伴う経営分離及びダイヤ改正施策の施行に対する申し入れ

2015年4月20日申し入れ

 3月14日に施行された北陸新幹線金沢延伸に伴う経営分離施策についてはこれまで3次にわたる団体交渉において、輸送障害発生時の対応や車両故障への対応など現場社員が抱える不安、懸念に基づいて解明を求めつつ、直江津への乗務員職場の存置や車両センター機能の配置、設備社員の足ロス解消など信越線の安全安定輸送及びサービス品質の向上のための具体的な問題提起を行ってきました。申5号において会社側は全ての項目で「提案通りとする」という回答を行い、私たちの問題提起に対しては「会社の責任において施策を実施する」と回答しました。しかし、施策が実施されたと同時に多くの問題が発生し、現場の社員が対応に苦労するばかりか、お客さまへご迷惑をおかけする事態となっています。

 また、経営分離されたえちごトキめき鉄道管内では列車遅延が続発している旨の報道がなされました。私たちは繰り返し「E127系の運用を可能と判断した根拠」について解明を求めてきた中での報道の現実は残念でなりません。また「車両はJR東日本から譲渡されたもの」という報道はJR東日本の責任は免れないという社会からの要請を示していると認識しています。

 現在JR東日本、えちごトキめき鉄道(株)双方で発生している問題に即座に対応し、教訓点を明確にすることを通して今後の会社施策において同種事象を未然に防止していくことが、お客さま及び現場第一線で苦労を余儀なくされている社員から求められているとの認識のもと下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


【JR関係共通】

  1. 北陸新幹線金沢延伸に伴う経営分離施策の実施に伴い発生した以下の取り扱いについて見解を明らかにすること。

    3月14日にアケとなる直江津運輸区の車掌に対する「POSの締め切りができないため切符を売るな」という取り扱い。

    3月14日にアケとなる直江津運輸区の車掌に対する「改札スタンパーを使用するな」という取り扱い。

  2. えちごトキめき鉄道(株)へ譲渡したE127系が遅延を発生させている不具合の原因を明らかにするとともに、今後のJR東日本の対応を明らかにすること。
  3. えちごトキめき鉄道へ乗り入れる切符の販売制限を解消すること。
  4. ダイヤ改正のために必要な教育・車種転換等に求められる習熟度を明らかにすること。
  5. 越後線における利便性向上社会実験終了の周知を徹底すること。
  6. 壁紙時刻表の配布に対する考え方を明らかにするとともに、支社として監修から配布まで責任を持つこと。
  7. 「しらゆき」及び「E129系」運用範囲の停止位置目標を偶数に統一すること。
  8. えちごトキめき鉄道直江津構内に関係する点呼のあり方、運用の把握について確実な連絡体制を構築し必要な設備を設置すること。
  9. 落石徐行に関する以下の項目を明らかにすること。 

    いわゆる落石徐行標なる看板は何に基づき設置がされているのか明らかにするとともに、設置基準を明らかにすること。 

    いわゆる落石徐行始端標における制限速度を超過した場合の取り扱いを明らかにすること。 

    いわゆる落石徐行終端標の設置目的を明らかにすること。 

    磐越西線、上越線、只見線に設置している落石徐行区間の工事計画を明らかにすること。

【JR関係区所別】

  1. 上越妙高駅の改札室にTID及び一斉放送装置を設置すること。(上越妙高駅)
  2. 上越妙高駅の車椅子対応について考え方を明らかにすること。(上越妙高駅)
  3. 上越妙高駅の出札担当の作業ダイヤを見直し、長時間の連続着座を解消すること。(上越妙高駅)
  4. 上越妙高駅にサービスマネージャーを配置すること。(上越妙高駅)
  5. 上越妙高駅の在幹乗り換え時分を10分以上確保すること。(上越妙高駅)
  6. 上越妙高駅の新幹線から在来線の乗換案内表示を増設し明瞭化すること。(上越妙高駅)
  7. ときめき鉄道線の切符の払戻しのPOS対応を可能とすること。(上越妙高駅)
  8. 長岡運輸区に新幹線のTIDを設置すること。(長岡運輸区)
  9. 上越線の停留所における停車時分は30秒とすること。(長岡運輸区)
  10. 上越線石打〜大沢間の運転時分について基準運転時分と乖離している理由を明らかにすること。
  11. Shu*Kuraの運行開始に向け「DC免許所持者全員が運転できるようにする」と回答したが、現段階でも限定されている理由を明らかにすること。(長岡運輸区)
  12. 水上駅での留置はパン上昇のままの取り扱いとすること。(長岡運輸区)
  13. 越後湯沢駅の旧運転室脇のスペースを乗継詰所として整備すること。(長岡運輸区)
  14. 新潟新幹線車両センターの構内設備における検査・点検、各種工事等の依頼に対して作業時間を確保できるようにすること。(新潟新幹線車両センター)

【えちごトキめき鉄道(株)出向者関係】

  1. 架線氷結対策を万全とすること。
  2. E127系電車での空転する事象に早急に対策を実施すること。
  3. 二本木駅上り列車のホーム視認性向上対策を早急に実施すること。
  4. 直江津駅〜妙高高原駅間全駅のホーム照明を増設すること。
  5. エアーセクションのゾーン表示板の2両編成のクリア場所を明確にすること。
  6. 直江津駅各ホームのワンマンミラーが屋根雨どい・停目が映り乗降確認が難渋するので見直すこと。
  7. 更衣時間(出勤・退勤)を設けること。
  8. 起床後の覚醒時間を設けること。
  9. 就業規則を早急に示すこと。

    以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2015年11月11日 10時00分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2015年 11月11日10時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

【JR関係共通】

  1. 北陸新幹線金沢延伸に伴う経営分離施策の実施に伴い発生した以下の取り扱いについて見解を明らかにすること。

    3月14日にアケとなる直江津運輸区の車掌に対する「POSの締め切りができないため切符を売るな」という取り扱い。

    回答:並行在来線の経営分離に伴い、直江津運輸区は3月13日で廃止となるため指示したものである。

    3月14日にアケとなる直江津運輸区の車掌に対する「改札スタンパーを使用するな」という取り扱い。

    回答:並行在来線の経営分離に伴い、直江津運輸区は3月13日で廃止となるため指示したものである。

  2. えちごトキめき鉄道(株)へ譲渡したE127系が遅延を発生させている不具合の原因を明らかにするとともに、今後のJR東日本の対応を明らかにすること。

    回答:えちごトキめき鉄道蠅砲瞳萃蠅垢襪海箸箸覆襦

  3. えちごトキめき鉄道へ乗り入れる切符の販売制限を解消すること。

    回答:連絡運輸については、お客さまのご利用状況等を勘案し、旅客会社各社及び関係各社との協議において決定したものである。

  4. ダイヤ改正のために必要な教育・車種転換等に求められる習熟度を明らかにすること。

    回答:運転士・車掌とも、各区所において必要な教育を行っている。

  5. 越後線における利便性向上社会実験終了の周知を徹底すること。

    回答:必要な周知は行っているところである。

  6. 壁紙時刻表の配布 に対する考え方を明らかにするとともに、支社として監修から配布まで責任を持つこと。

    回答:壁貼り時刻表の配布枚数については、駅からの希望数量を考慮して決定し、管理駅および営業部にて相互チェックを実施しているところである。

  7. 「しらゆき」及び「E129系」運用範囲の停止位置目標を偶数に統一すること。

    回答:停止位置目標の建植位置については、運用車両やお客さまの動線、地上設備などを考慮したうえで決定することとなる。

  8. えちごトキめき鉄道直江津構内に関係する点呼のあり方、運用の把握について確実な連絡体制を構築し必要な設備を設置すること。

    回答:乗務員への連絡については、タブレット端末等で行うこととなる。

  9. 落石徐行に関する以下の項目を明らかにすること。 

    いわゆる落石徐行標なる看板は何に基づき設置がされているのか明らかにするとともに、設置基準を明らかにすること。 

    回答:列車が落石と衝撃した際に、脱線する可能性を低くすること、また万一列車脱線事故が発生した場合でも、お客さま・社員への被害を軽減することを目的に設置するものである。

    いわゆる落石徐行始端標における制限速度を超過した場合の取り扱いを明らかにすること。 

    回答:個別に判断することとなる。

    いわゆる落石徐行終端標の設置目的を明らかにすること。 

    回答:列車が落石と衝撃した際に、脱線する可能性を低くすること、また万一列車脱線事故が発生した場合でも、お客さま・社員への被害を軽減することを目的に設置するものである。

    磐越西線、上越線、只見線に設置している落石徐行区間の工事計画を明らかにすること。

    回答:落石対策については、支社内の設備投資の優先順位を勘案しながら検討することとなる。

  

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