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■ 申2号 E129系導入に伴うワンマン運転の拡大(信越本線・上越線)に関する第2次申し入れ 2015年10月16日申し入れ |
今年度の新潟支社実行計画である「ワンマン運転の拡大」について、新潟地方本部は2014年度申第12号として第一次申し入れを行いましたが、施策実施の概要すら不透明のまま半年が経過しました。 また、現場では施策を担う主役である社員の事を考え、実施を前提とした対応が迫られています。しかし、長岡運輸区においてワンマン教育計画(予定)の説明やITVの視認性の確認を一部の乗務員のみで行うなど、全体のものとはなっていないのが現状です。現場実態を置き去りにし、施策だけを一人歩きさせることは安全問題へ直結する事は言うまでもありません。「命を守る運動」を実施している意味からして、実際に施策を担う現場社員の声をもとに設備の設置や運用行路の作成、教育・訓練が十分に出来る要員体制の確立等、必要最低限のことを保証する責任が経営側にはあります。 車両に対する知識の習得においても、長岡運輸区、長岡車両センター、新潟鉄道サービス㈱長岡営業所で働く社員はE129系に触れる機会が少なく、この間の車種転換と同様な教育がないまま業務を強いられています。また、現場管理者及び乗務員指導を業務として担う社員でさえ同様な知識しか持ち合わせ得ない中での教育を強いられているのが現状です。 豪雪線区である上越線、信越本線の長岡以南においてE129系の営業運転を行う初めての年度となります。万全な体制で運行を確保するためにE129系に関する課題を早急に改善することがワンマン運転実施を検討するための大前提です。 雪害だけでなく、複線区間の長距離・長時間のワンマン運転は新潟支社にとっても初の試みであることなどを踏まえれば、社員の不安解消と負担の軽減が必要であり、施策実施の可否の判断も含めて慎重に協議を進めなければなりません。 従って、設備・車両・人が万全な状態で迎えられる3月期のダイヤ改正を目指して、現在寄せられている組合員の声に基づき下記の通り申し入れます。 新潟支社の誠意ある対応及び回答を要請します。 記 <E129系導入に伴う教育に対しての要求について>
<E129系の設備的要求>
<設備投資>
<現行の越後川口~長岡間の問題点に対する要求>
<不正乗車に対して>
<ワンマン運転拡大に伴う教育に対して>
<列車防護係員である車掌の存在意義>
以上 |