地本申3号コーナー

2015年度冬期の取り組みに対する申し入れ

最終更新日 2015年12月 9日


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  ■ 申3号 2015年度冬期の取り組みに対する申し入れ

2015年11月9日申し入れ

 標題について10月6日に提案を受けました。今冬期は北陸新幹線延伸に伴うえちごトキめき鉄道(株)への経営分離を実施して以降初めて迎える冬期であり、輸送体系が大きく変化した中で慎重かつ丁寧な準備と万全な体制のもとで迎えるべき冬期であると認識しています。加えて、この間実施してきた様々な効率化施策により系統間、会社間の情報共有や連携は重要性を増す一方となっています。

 経営側は私たちの求めに応じて、昨年度冬期に立ち現れた長時間の列車抑止や線閉区間への列車進入の事象を繰り返さない対策を実施してきたように、冬こそお客さまに選択される新潟支社の鉄道を実現するために取り組んでいる最中であると認識しています。

 私たちJR東日本労働組合は未だ内在する新潟支社の課題を克服するため、第一線で働く社員の声を下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


【共通】

  1. 冬期体制をすべての系統で12月1日〜3月31日とすること。
  2. 倒木対策についてどのような体制が確立されているのか、各系統別に明らかにすること。
  3. 新潟車両センター所属全車種のパンタグラフすり板をカーボン化にすること。
  4. E129系パンタグラフの取り扱いに現行ディスコン棒では制限があることについて会社の認識を明らかにすること。
  5. E129系霜取りパンタグラフの取り扱いについて会社の認識を明らかにすること。
  6. E129系の本線上の転動防止手配は非常ブレーキのみとすること。
  7. E653系の窓ガラス破損対策を万全とすること。
  8. カッター代行を廃止し、すべての初列車を2パン編成又は2ユニット編成とすること。
  9. 新潟駅4番、8番及び9番線ホームに電熱マットを敷設すること。
  10. 豊栄駅裏3番線から新発田方の軌間内除雪を確実に行うと共に、ポイント不転対策を講ずること。
  11. 新潟車両センター構内21番〜7番線指定通路のコンクリート化及びロードヒーティング化とすること。
  12. 石打駅、留置3番線に誘導信号機を設置して、全編成庫内に留置すること。
  13. 無線の強化を行い難聴区間の解消を行うこと。
  14. 冬期における車両搭載品をスコップ、竹ぼうき及びスノーブラシとすること。
  15. バス代行手配は支社間の壁を無くし柔軟に対応すること。
  16. 無人駅に大型液晶モニターを設置し、お客さまへの情報提供を強化すること。
  17. 各線区のテレスピの対応を、どの駅がどのエリアを担当するのか明確に区分すること。
  18. 長岡運輸区、長岡車両センター及び直江津運転センターの休養管理室の布団、寝具等を暖かいものへ交換すること。

【区所別】

<長岡電力MC>

  1. 新幹線8491C検電に対して、電力と検修を同時に出動させること。

<東鉄工業越後湯沢>

  1. 投排雪保守用車を絶縁走行する場合、係員に教育を必ず行うこと。

<越後ときめき鉄道>

  1. はねうまラインにおける架線凍結について上り始発列車を必ず2パン編成又は2ユニット編成以上とすること。
  2. はねうまラインにおける各駅の冬期要員を明らかにすること。
  3. はねうまライン各駅のワンマンミラーを吹雪等の降雪時においても見えやすいように確実に整備すること。
  4. 妙高高原駅で長時間停車時、屋根下にパンタグラフが入るように停目移設を行うこと。
  5. 南高田、北新井、関山駅のホーム上が暗いため、外灯を増設すること。
  6. 直江津運転センターの駐車場や指定通路等の構内除雪を万全とすること。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2015年11月25日 10時00分より団体交渉を行います

  

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2015年 11月25日 10時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

【共通】

  1. 冬期体制をすべての系統で12月1日〜3月31日とすること。

    回答:冬期要員の運用期限については、提案のとおりとなるが、降雪状況等により変更する場合もあり得る。

  2. 倒木対策についてどのような体制が確立されているのか、各系統別に明らかにすること。

    回答:沿線の危険木は、沿線危険木対策会議等により情報を共有し、計画的に伐採しているところである。

  3. 新潟車両センター所属全車種のパンタグラフすり板をカーボン化にすること。

    回答:新潟車両センター所属車両のパンタグラフに関しては、現在カーボン化を検討しているところである。

  4. E129系パンタグラフの取り扱いに現行ディスコン棒では制限があることについて会社の認識を明らかにすること。

    回答:E129系でディスコン棒を使用する際は、斜めに使用し対応することで考えている。

  5. E129系霜取りパンタグラフの取り扱いについて会社の認識を明らかにすること。

    回答:E129系霜取りパンタグラフの取扱いについては、冬期架線着氷によるパンタグラフ破損防止のために使用する考えである。

  6. E129系の本線上の転動防止手配は非常ブレーキのみとすること。

    回答:E129系の本線上の転動防止手配につては、原則的に手歯止めを使用することとなる。

  7. E653系の窓ガラス破損対策を万全とすること。

    回答:E653系客室窓ガラスは合わせガラスであり、現行のとおりで考えている。

  8. カッター代行を廃止し、すべての初列車を2パン編成又は2ユニット編成とすること。

    回答:車両運用については、現行どおりの取扱いで考えている。

  9. 新潟駅4番、8番及び9番線ホームに電熱マットを敷設すること。

    回答:新潟駅ホームについては、必要により融雪剤の散布を行い対応しているところである。

  10. 豊栄駅裏3番線から新発田方の軌間内除雪を確実に行うと共に、ポイント不転対策を講ずること。

    回答:豊栄駅裏3番線から新発田方へのルートに設置のポイントについては、全てのポイントに温水噴射式融雪装置を整備しているところである。

  11. 新潟車両センター構内21番〜7番線指定通路のコンクリート化及びロードヒーティング化とすること。

    回答:支社内の設備投資については、優先順位を勘案し検討することとなる。

  12. 石打駅、留置3番線に誘導信号機を設置して、全編成庫内に留置すること。

    回答:支社内の設備投資については、優先順位を勘案し検討することとなる。

  13. 無線の強化を行い難聴区間の解消を行うこと。

    回答:列車無線については、無線基地局の増設、LCX設置などの整備を順次実施してきたところである。

  14. 冬期における車両搭載品をスコップ、竹ぼうき及びスノーブラシとすること。

    回答:冬期における車両搭載品については、現行どおりとする。

  15. バス代行手配は支社間の壁を無くし柔軟に対応すること。

    回答:バス代行手配については、必要により連携して対応する考えである。

  16. 無人駅に大型液晶モニターを設置し、お客さまへの情報提供を強化すること。

    回答:無人駅への情報提供については、列車遅延情報システムによるほか、可能な場合は駅頭掲示による列車運休の周知を行っていく考えである。

  17. 各線区のテレスピの対応を、どの駅がどのエリアを担当するのか明確に区分すること。

    回答:テレスピについては担当駅を区分し、駅毎に設置のテレスピに呼出し駅を記載してお客さまに利用方法をご案内しているところである。

  18. 長岡運輸区、長岡車両センター及び直江津運転センターの休養管理室の布団、寝具等を暖かいものへ交換すること。

    回答:寝具類の交換については、箇所の要求に基づき検討することとなる。

【区所別】

<長岡電力MC>

  1. 新幹線8491C検電に対して、電力と検修を同時に出動させること。

    回答:悪天候が予想される場合に初列車添乗を行っているが、今年度も継続して実施する計画である。

<東鉄工業越後湯沢>

  1. 投排雪保守用車を絶縁走行する場合、係員に教育を必ず行うこと。

    回答:パートナー会社の教育については、パートナー会社で実施することとなる。

<越後ときめき鉄道>

  1. はねうまラインにおける架線凍結について上り始発列車を必ず2パン編成又は2ユニット編成以上とすること。

    回答:えちごトキめき鉄道蠅砲瞳萃蠅垢襪海箸箸覆襦

  2. はねうまラインにおける各駅の冬期要員を明らかにすること。

    回答:えちごトキめき鉄道蠅砲瞳萃蠅垢襪海箸箸覆襦

  3. はねうまライン各駅のワンマンミラーを吹雪等の降雪時においても見えやすいように確実に整備すること。

    回答:えちごトキめき鉄道蠅砲瞳萃蠅垢襪海箸箸覆襦

  4. 妙高高原駅で長時間停車時、屋根下にパンタグラフが入るように停目移設を行うこと。

    回答:えちごトキめき鉄道蠅砲瞳萃蠅垢襪海箸箸覆襦

  5. 南高田、北新井、関山駅のホーム上が暗いため、外灯を増設すること。

    回答:えちごトキめき鉄道蠅砲瞳萃蠅垢襪海箸箸覆襦

  6. 直江津運転センターの駐車場や指定通路等の構内除雪を万全とすること。

    回答:えちごトキめき鉄道蠅砲瞳萃蠅垢襪海箸箸覆襦

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  ■ 団体交渉のポイント

  

◆ 要求項目:冬期体制をすべての系統で12月1日〜3月31日とすること。

  • 提案交渉で提案した期間はあくまで社員運用の期間であって、設備的な使用開始は「12月1日から」で点検を進めている。
  • 取水の許可は12月1日だが、取水量の測定はその後に行わなければならない。
  • 12月1日以降は、輸送指令の卓の携帯電話は2台体制となるので、除雪等で指令と連絡が取れない事はない。
  • 冬期前のホーム除雪は昨年は駅総体で対応したが、今年は昨年の降雪に踏まえ今月中に教育を終える。雇用契約は12月20日からだが、その前の降雪は日々雇用で対応できるようにした。

◆ 要求項目:倒木対策についてどのような体制が確立されているのか、各系統別に明らかにすること。

  • 倒木を発生させないために、危険木の把握、早期伐採を今年度2000本行った
  • 万が一倒木があっても衝突させないために磐越西線では気象条件により倒木徐行の取り扱いもある。
  • 倒木があった際もすぐに対応するため、米坂と磐越西線に伐採業者を昨年から常駐させている。
  • 「気象条件による迅速な警戒体制」とはそのような取り扱いフローがある。

◆ 要求項目:新潟車両センター所属全車種のパンタグラフすり板をカーボン化にすること。

  • アームの仕様変更の手続きがまだである。
  • E653系のほうが早くカーボン化できる見込みであり、現在値段を詰めるところまできた。

◆ 要求項目:E129系パンタグラフの取り扱いに現行ディスコン棒では制限があることについて会社の認識を明らかにすること。

  • 耐圧試験が終了しだい改良デスコン棒を試行的に車両センターへ配備する。
  • 石打や吉田など車セ以外の場所では地上から上げられない場合もあることを支社として想定している、その場合検修派遣となる。

◆ 要求項目:E129系霜取りパンタグラフの取り扱いについて会社の認識を明らかにすること。

  • 今冬期から使用を開始する。時期は115系の2PAN運用と同時期
  • 両方通電するが主PANが故障した場合は副PANだけでは走れない。検修サイドの取り扱いでは副PANから主回路へ回すことができる取り扱いがあるが、乗務員の取り扱いではない。
  • E129系の2PANの仕組みは指導グループを介して現場へ周知する

◆ 要求項目:E129系の本線上の転動防止手配は非常ブレーキのみとすること。

  • 原則は手歯止め。しかし、ホームでのデスコン棒扱いなど非常ブレーキのみでも良いのではないかという議論が指導グループにはある、成案になるようであれば文書で現場指導を行う旨は了解した。

◆ 要求項目:E653系の窓ガラス破損対策を万全とすること。

  • 前回の交渉で回答したように、ガラスとガラスの間にフィルムは入っていなかった、お詫びして回答を訂正する。
  • 従って粒状のガラスが外部に飛散する可能性は無いとは言えない。処置可能な箇所でテープ等で処置する。そこまでの運転方法の指示は指令が行う。
  • 支社としては窓ガラスは割れる前提の対策を考えている。セーフティパネルの導入を検討している。
  • 乗務員の取り扱いを画一的には定められないが、車掌がまず判断し、緊急性があれば車掌弁+防護無線、運転士に連絡し、危険かどうかもわからなければまず止まる、が基本。車内からわからなければ抑止降車して外から確認、などを指令とやりとりすることとなる。
  • 移乗範囲の定めはないが、車掌と指令相互間での打ち合わせとなる。
  • 乗務員が危険かどうかをどう判断するのか、混雑時に移乗できない場合どうするのか、などの不安を持っていることは指導グループと繋ぐ。

◆ 要求項目:カッター代行を廃止し、すべての初列車を2パン編成又は2ユニット編成とすること。

  • 今年は走らせて様子を見る。運用効果はあると思っている。
  • 要員の算出は去年の出動実績から見ている。毎日走らせることを前提としていない。
  • カッター予備の勤務の過酷さ等のご意見については承る

◆ 要求項目:新潟駅4番、8番及び9番線ホームに電熱マットを敷設すること。

  • 現行は、内勤助役が朝に巡回して塩カル散布で対応している。この方法で今後も考えている。駅総体での対応をお願いしたい。

◆ 要求項目:豊栄駅裏3番線から新発田方の軌間内除雪を確実に行うと共に、ポイント不転対策を講ずること。

  • 関係ポイントには温水ジェットを導入済み。軌間内は前広にMR除雪を行う。
  • サビ取りが目的で1937Mを抜けさせているが、貨物列車を入線させるには有効長の問題とダイヤ設定の課題がある。
  • ダイヤ設定含め今冬期を見ながら検討していくことは可能である。

◆ 要求項目:新潟車両センター構内21番〜7番線指定通路のコンクリート化及びロードヒーティング化とすること。

  • コンクリート化はコストの問題だけであり、ロードヒーティングは現実的には予算上不可能である。

◆ 要求項目:石打駅、留置3番線に誘導信号機を設置して、全編成庫内に留置すること。

  • 春には廃車の115系を一時的に入れるため留置できない。
  • 誘導信号機化は指令のシステム改修も含め億単位の金がかかる。
  • 貴組合の提案の車掌の誘導による方法は検討の余地がある。

◆ 要求項目:無線の強化を行い難聴区間の解消を行うこと。

  • 平成24年に信越本線の笠島〜柏崎間、平成25年〜26年に上越線にLCXを入れた。トンネルに整備する装置であり電波を放射状に出す装置である。
  • 難聴区間と言われるが、信通的には「不感」と呼んでいる。
  • 無線が入り辛い箇所は現場から上がってきている。
  • 年度毎の予算要求で少しづつでも入れていく。

◆ 要求項目:冬期における車両搭載品をスコップ、竹ぼうき及びスノーブラシとすること。

  • 搭載品は本社規定で決まっている、従って搭載品の変更は難しい。E129系はコスキと竹ぼうきが搭載される。
  • スノーブラシを搭載する考えはない。車両前面窓の雪払いはコスキ、竹ぼうきを使って欲しい

◆ 要求項目:バス代行手配は支社間の壁を無くし柔軟に対応すること。

  • 地元のバス会社のほうが長年の付き合いからのスキル、土地勘があり、むしろ早いという認識。
  • 他支社は旅行中止で全額返済、又は行ける所まで行って自分でホテル手配が基本。新潟支社だけ昔からバスを出してきた。
  • 遅くても夕方ぐらいまでには翌日のバス確保の要請が駅に行っている。バス会社との連絡で駅員が大変という認識にはない。内勤や駅長もいる。
  • 大変な場合は営業部へ一報を頂ければ営業部で対応することも可能である。

◆ 要求項目:無人駅に大型液晶モニターを設置し、お客さまへの情報提供を強化すること。

  • 大型モニターの検討もあるが防犯面に課題がある。
  • 大型パネルで時刻表の掲出や情報提供を一元管理する方法は現段階では研究段階だが、夢の中の話しではなくなってきている。

◆ 要求項目:各線区のテレスピの対応を、どの駅がどのエリアを担当するのか明確に区分すること。

  • エリアは決まっており、委託前の取り扱いのままテレスピの取り扱いも委託している。テレスピは委託駅の業務であり委託前と変わらない。認識が違うようなら委託会社を通して連絡する。

◆ 要求項目:長岡運輸区、長岡車両センター及び直江津運転センターの休養管理室の布団、寝具等を暖かいものへ交換すること。

  • リースで2年契約、経理課とリース会社との契約である。
  • 回答が労働組合に対する回答として不適切であるとの指摘だが、現場で申し出て現場で検討する中身だと言うことだ。
  • 同じ会社とのリース契約でなぜバラツキがあるのかはわからないので調査する。
  

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