地本申13号コーナー

ダイヤ改正の検証及び諸設備に関する申し入れ

最終更新日 2016年10月 4日


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  ■ 申13号 ダイヤ改正の検証及び諸設備に関する申し入れ

2016年5月13日申し入れ

 3月26日に施行されたダイヤ改正は、上越妙高駅における幹在乗り継ぎ時間の改善や、羽越本線における着発線の見直しなどお客さまと接する現場目線からの提言が反映された中で施行されたと認識しています。一方ダイヤ改正から2ヶ月が経過して見えてきた新たな課題も存在しており、労使で検証しながらよりご利用しやすい鉄道と、担い手である社員の労働条件向上の両立を目指さなければなりません。

 また、先般示された新潟支社経営計画2016における諸課題を目標達成に向けて担い、新潟駅連続立体交差化事業の進捗など施策による変化に的確に対応するために必要な諸設備について、現場第一線が感覚しているリスク、課題を労使で共通の認識へと高めながら克服していく必要性があります。

 従いまして下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を書面にて要請します。


 【ダイヤ改正検証】

  1. 高崎支社、新潟支社相互乗り入れの臨時列車における乗務員運用は水上乗り継ぎとする団体交渉確認を徹底すること。
  2. 上越妙高駅での特急「しらゆき」から新幹線の接続時間を全列車10分以上確保すること。
  3. 新潟支社における乗務員に占める女性の割合を明らかにするとともに、当面の推移計画及び必要な女性設備の整備計画を明らかにすること。
  4. 以下の発生している乗務員運用の実態に対する認識を明らかにすること。 

      性別の違いを理由とした乗務割交番の作成 

      女性用休管の不足を理由とした勤務指定及び勤務変更

  5. 基本行路へ臨時列車を組み込む変行路設定は行わないこと。
  6. 2521D新潟駅到着後、電留線への引き上げを直ちに行うこと。

【諸設備】

  1. 車両の置き換え計画を明らかにするとともに、485系の定期運用を廃止しE653系に置き換えること。
  2. 誘導信号機に対するATS−P、ATS−Psパターンを25/hに対応出来るように改修すること。 
  3. ATS−Psの最高速度パターンは線区の最高速度に対応できるよう改修すること。
  4. Shu*kuraの運転室に冷房を整備すること。
  5. 湯沢Shu*kuraにおける越後湯沢進入時のパターンを改修すること。
  6. 現行落石徐行を実施している箇所の落石防止対策を明らかにすること。
  7. 新発田駅及び新津運輸区に女性用休養管理室を新設すること。
  8. えちごトキめき鉄道直江津運転センターの女性用休養管理室を増設すること。
  9. 越後湯沢1番線(運転室休憩室)を乗務員乗り継ぎ詰所に指定し、休憩室として設備を整えること。
  10. 石打駅留置3番線の誘導信号機化工事を冬期前に完了させること。
  11. 石打駅男性用浴室を2階に設置すること。
  12. NTS社員の熱中症対策の為、夏季期間における直江津駅留置線車両は自動防止とすること。
  13. 柏崎駅構内に照明を設置し傷害事故を防止すること。

以上

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      ■ 団体交渉の日程が決定!

      ★ 2016年 8月19日 10時00分より団体交渉を行います

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      ■ 団体交渉を終了!

      ★ 2016年 8月19日 10時00分より団体交渉を行いました

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      ■ 支社側の回答及び見解

     【ダイヤ改正検証】

    1. 高崎支社、新潟支社相互乗り入れの臨時列車における乗務員運用は水上乗り継ぎとする団体交渉確認を徹底すること。

      回答:高崎支社と新潟支社の相互乗入の臨時列車における乗務員運用については、水上駅での乗継等を検討しているところである。

    2. 上越妙高駅での特急「しらゆき」から新幹線の接続時間を全列車10分以上確保すること。

      回答:列車間の接続時分については、お客さまニーズや関係線区全体の利便性を考慮していく考えである。

    3. 新潟支社における乗務員に占める女性の割合を明らかにするとともに、当面の推移計画及び必要な女性設備の整備計画を明らかにすること。

      回答:新潟支社の乗務員区における女性乗務員の割合は1割程度となっている。

      女性乗務員の設備については、今後も必要に応じ整備していく考えである。

    4. 以下の発生している乗務員運用の実態に対する認識を明らかにすること。 

        性別の違いを理由とした乗務割交番の作成 

      回答: 乗務割交番については、労働時間の平準化等を目的とし作成しているところである。

        女性用休管の不足を理由とした勤務指定及び勤務変更

      回答:休養管理室の状況により、勤務操配が発生することはあり得るものと考えている。

    5. 基本行路へ臨時列車を組み込む変行路設定は行わないこと。

      回答:今後も効率的な乗務行路の作成を行っていくことで考えている。

    6. 2521D新潟駅到着後、電留線への引き上げを直ちに行うこと。

      回答:2521Dの新潟駅における引上げ時刻については、沿線の騒音対策のため設定しているものであり、現行どおりとする。

    【諸設備】

    1. 車両の置き換え計画を明らかにするとともに、485系の定期運用を廃止しE653系に置き換えること。

      回答:車両置換計画については、「今後の車両取替計画」で示しているところである。

    2. 誘導信号機に対するATS−P、ATS−Psパターンを25/hに対応出来るように改修すること。 

      回答:誘導信号機に対するATS−P及びATS−Psのパターンについては、地上装置及び車上装置の全社的な改修が必要なことから、現時点では対応は困難である。

    3. ATS−Psの最高速度パターンは線区の最高速度に対応できるよう改修すること。

      回答:ATS−Psの速度制限は、分岐器・曲線等に対応したものとなっており、線区別最高速度に対応させることは考えていない。

    4. Shu*kuraの運転室に冷房を整備すること。

      回答:「越乃Shu*Kura」の運転室の助士側に扇風機を設置することで考えている。

    5. 湯沢Shu*kuraにおける越後湯沢進入時のパターンを改修すること。

      回答:石打方上り線に越後湯沢駅下り本線進入用の地上子を新設することにより、パターンを改修する計画である。

    6. 現行落石徐行を実施している箇所の落石防止対策を明らかにすること。

      回答:落石防止対策については、支社内の設備投資の優先順位を勘案して検討することとなる。

    7. 新発田駅及び新津運輸区に女性用休養管理室を新設すること。

      回答:女性用休養管理室については、これまでも計画的に整備を行ってきたところである。
      なお、新発田駅の女性用休養管理室については、年度末までに整備することで考えている。

    8. えちごトキめき鉄道直江津運転センターの女性用休養管理室を増設すること。

      回答:直江津運転センターの女性用休養管理室の増設については、えちごトキめき鉄道蠅之萃蠅垢襪海箸箸覆襦

    9. 越後湯沢1番線(運転室休憩室)を乗務員乗り継ぎ詰所に指定し、休憩室として設備を整えること。

      回答:越後湯沢駅の旧運転室脇のスペースは、列車遅延の際に一時的な待機場所として便宜的に使用している場所であり、乗継詰所として整備する考えはない。

    10. 石打駅留置3番線の誘導信号機化工事を冬期前に完了させること。

      回答:石打駅留置3番線の誘導信号機化については、冬期前までに実施することで考えている。

    11. 石打駅男性用浴室を2階に設置すること。

      回答:石打駅の男性用浴室の移設については、支社内の設備投資の優先順位を勘案しながら検討することとなる。

    12. NTS社員の熱中症対策の為、夏季期間における直江津駅留置線車両は自動防止とすること。

      回答:直江津駅における1326M入区後の停止手配については、8月1日より9月25日までの間、自動防止としたところである。

    13. 柏崎駅構内に照明を設置し傷害事故を防止すること。

      回答:柏崎駅構内の照明については、現行どおりで考えている。

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      ■ 団体交渉のポイント

    • 高崎支社、新潟支社相互乗り入れの臨時列車における乗務員運用は水上乗り継ぎとする団体交渉確認を徹底すること
      • 次期ダイヤ改正で完全に分離するよう調整している

    • 上越妙高駅での特急「しらゆき」から新幹線の接続時間を全列車10分以上確保すること
      • ダイヤ改正で10分を確保した乗り継ぎもあるが、標準は8分。新駅での不慣れなどを考慮しての事である
      • 現場社員の努力は認識している

    • 新潟支社における乗務員に占める女性の割合を明らかにするとともに、当面の推移計画及び必要な女性設備の整備計画を明らかにすること
      支社
      全社的には3割を目指すこととしているが、乗務員として何割というものはない。現状は1割が女性(新津を除いた比率で)
      女性乗泊の部屋数の設置基準はないが、行路数や社員数は見ている
      組合
      女性用の部屋が足りない実態がある。男女を分けることで部屋の総数がかえって多くなっている
      支社
      首都圏ではホテルタイプ(男女の別なくビジネスホテルのような感じで日々利用するタイプ)の実績があるが新潟支社での検討はない

    • 性別の違いを理由とした乗務割交番の作成、女性用休管の不足を理由とした勤務指定及び勤務変更が発生している乗務員運用の実態に対する認識を明らかにすること
      支社
      新潟と酒田で乗れない組があるが、会社としては乗れない行路という認識である
      管理者の勤務指定、勤務変更の苦労も認識している。解消していく認識にあるが現実的には現在の対応が続く
      組合
      行路の偏りがひどく男性差別だという声もある、予備組の運用も限界がきている
      1684Mのホロ掛け、定期訓練でもやっているものをなぜ実際の作業でやらせないのか?
      支社
      現在現場で検討してもらっている

    • 基本行路へ臨時列車を組み込む変行路設定は行わないこと
      支社
      基本行路へ臨時列車を組み込んではいけない理由は無い。規定はクリアしている
      組合
      行路一循環平均7時間10分とする決まりで作った行路を崩せるなら規定の意味が無くなる。臨時列車は臨時行路が基本で良いか
      支社
      基本行路に臨時列車を組み込むものと、単独の臨行路とするのと、考え方はどちらもあり得る
      組合
      現場は安全と休養確保の視点から支社からの案を何とか分離しようとした。このことに対する見解は?
      支社
      現場とのキャッチボールをしっかりと行う
      組合
      赤川花火は現場が耐えられない波動である。止むに止まれず基本行路に臨時をくっつけた
      支社
      現場の負担軽減のために案を早めに提示していく
      組合
      波動1の職場に臨を7本落とす。波がきつすぎ、結果として2本を取り込み変2本、臨5本にせざるを得なかった。波動輸送を担い切る要員をよこせという要求になる
      支社
      赤川花火は現場に苦労を掛けたと認識している。行路分散などできることをやっていく
      組合
      出勤してから臨時のコブ付き変行路であることを知って困惑する事象が散見される。全く周知されていないのだから勤務当日の勤務変更だ
      支社
      勤務発表時に変行路であることを表示する指導・周知を徹底する

    • 2521D新潟駅到着後、電留線への引き上げを直ちに行うこと
      支社
      騒音苦情対策によるものである
      組合
      執務態度が厳しく指導されている中、通勤ラッシュ時の新潟駅で50分もホームで列車監視する乗務員の緊張感は計り知れない
      組合側は電車化して、直ちに引き上げることを提案する。会社も解消する努力をすべきである
      支社
      やりますとは言い切れないが、意見として承る

    • 誘導信号機に対するATS−P、ATS−Psパターンを25/hに対応出来るように改修すること 
      • 対応できていない実態は把握しているが、全社統一の設備であり困難。

    • ATS−Psの最高速度パターンは線区の最高速度に対応できるよう改修すること     
      • 車両形式別にしか対応できず、ハードルはかなり高いと認識している

    • Syu*kuraの運転室に冷房を整備すること
      組合
      扇風機や車内の匂いだけを取り込む換気扇では意味がない。貫通下部に通気口を作り車内の冷気を取り込むなどの工夫を含め、実態を把握しに来てもらいたい
      支社
      実態は把握する

    • 湯沢Syu*kuraにおける越後湯沢進入時のパターンを改修すること
      支社
      今年中に改修する
      組合
      要求にはないが、越後川口駅の飯山本線に下り方から3停目までの進入も同様のパターンで難渋している。水上駅上り線〜中線据え付け時も5km/h以下の運転を余儀なくされている
      支社
      実態を把握する

    • 現行落石徐行を実施している箇所の落石防止対策を明らかにすること
      支社
      中長期計画で2013年度〜2022年度まで計画されており、当該の落石徐行の箇所も計画に入っている。優先順位はリスクが高い箇所からであり、当該の箇所はリスクが低い。万が一の落石でもトンネル壁に衝突しない措置である。計画通り推移すれば2022年度までに対策が実施され徐行は解除される
      組合
      新津運輸区と長岡運輸区で乗務員に違う取り扱いが指導されている。速度オーバー時に長岡は止まって連絡、新津は止まらず連絡しなくて良い。長岡は点呼で照合するが、新津は照合しない
      支社
      速度オーバーは速度指示違反にはなるかもしれないが速度超過ではない。支社は止まれとは言っていない

    • 新発田駅及び新津運輸区に女性用休養管理室を新設すること
      支社
      新発田駅には今年度中に3部屋を設ける。休管までの足取りは確認して回答するが、外を歩く場合でもセキュリティは万全とする
      支社
      新津運輸区は何も示せるものがない
      支社
      酒田の女性運転士のDC転換は、宿泊場所の課題は認識しているが現段階何も決定していない
      組合
      性別の違いによる運用が転換にも波及することがないように今からの議論を要請する
      支社
      新発田駅の完成以降の設置計画はない

    • えちごトキめき鉄道直江津運転センターの女性用休養管理室を増設すること
      組合
      JRが増設費用を出してでも作るべきでだ
      組合
      各区所が自由に勤務指定をすることで当直の負担を減らし、泊まりきれなければホテル対応を基本とすべきである
      組合
      性別運用を解消できないなら努力をすべきだ
      支社
      ホテル対応も検討はあったが乗り込み数を調整することで対応することとしている、意見として承る

    • 越後湯沢1番線(運転室休憩室)を乗務員乗り継ぎ詰所に指定し、休憩室として設備を整えること
      支社
      基本は指定された場所で理解願いたい
      組合
      湯沢の指定された休養室は泊まりの車掌しか行かない。ワンマン化に伴う湯沢乗り継ぎで1番線を使う頻度が高いが汚く食事も出来ない。実態に合わせた休憩室整備を要請する

    • 石打駅留置3番線の誘導信号機化工事を冬期前に完了させること。
      • 冬期前までに完了する

    • 石打駅男性用浴室を2階に設置すること。
      • 今年度は実現しなかった。位置が悪いという認識があり、引き続き検討していく

    • NTS社員の熱中症対策の為、夏季期間における直江津駅留置線車両は自動防止とすること。
      支社
      1326Mは自動防止とした
      組合
      1332Mと1334Mも同じ状況であり、掃除中にバッテリーを切る
      支社
      会社間の要請があれば対応できるものは対応する、NTSに確認してみる

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