地本申15号コーナー

上越線・信越本線へのワンマン運転の拡大に対する第4次申し入れ

最終更新日 2016年11月17日


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  ■ 申15号 上越線・信越本線へのワンマン運転の拡大に対する第4次申し入れ

2016年5月27日申し入れ

 2016年3月26日に施行されたダイヤ改正は、北海道新幹線の開業により2年連続での新幹線網拡大となる当社にとって極めて大きな施策でありました。一方新潟支社においてはE129系増投入に伴う上越線・信越本線へのワンマン運転の拡大を柱としたダイヤ改正が提案され、私たちは万全の準備と体制でダイヤ改正を迎えるべく申第7号で設備の不備や関係社員の教育を含め細部にわたる議論を行ってきました。

 混雑率の高い列車を減車した上でワンマン化するなど現場感覚からは到底納得できない施策であることから、具体的なワンマン列車選定の根拠やデータの開示を求めましたが、申7号の団体交渉では提示されることはありませんでした。交渉で明確になった課題について新潟支社は「ダイヤ改正前までに解決する」と回答したものの、現実的には数多くの問題点が解決されないまま施行され、私たちが危惧したホーム設備の不備による視認性の問題や、旅客対応による列車遅延が頻発するなど現場に混乱が発生しました。

 ダイヤ改正の施行に前後して発生し現在も存在している問題は安全・安定輸送及びサービス品質に関わる事柄であり、早急に解決することが求められています。また新潟支社経営計画2016に示されているように今後ワンマン化が拡大されていく場合、申7号で認識一致が図れなかった事柄について継続して議論を深めていくことが、再び現場に混乱を発生させないためにも重要であると考えます。

 従いまして下記の通り申し入れますので新潟支社の誠意ある回答を書面にて要請します。


 【ワンマン運転について】

  1. ワンマン運転を行う経営上及び安全上のメリット、デメリットを明らかにすること。
  2. ワンマン列車に起因する『お客さまの声』の件数及び内容を明らかにすること。
  3. 新潟支社における顧客満足度向上に対する考え方及び具体的な取り組みについて明らかにすること。
  4. ワンマン運転に起因した列車遅延(釣り銭対応、各種証明書発行等)がお客さまに与える影響について見解を明らかにすること。
  5. 乗車指導を行った効果及び達成度を明らかにすること。

【ワンマン運転の拡大について】

  1. ワンマン運転拡大実施に伴う上越線、信越本線の乗車率の推移を列車別に明らかにすること。
  2. 1324M、1741M、1743M,1745Mは4両とし、ツーマンとすること。
  3. 1721M,1727M減車に伴う混雑に対する対策を明らかにすること。
  4. 上越線及び信越本線長岡〜直江津間のワンマン運転時の停車時間を各駅45秒以上とすること。
  5. ツーマン運転をワンマン運転とする運用がなされたが、何に基づいて行ったのか根拠を明らかにすること。また、今後は二度と行わないこと。
  6. 運転台常備の運賃表は以下の範囲の相互間に対応したものを配備すること。

    上越線 高崎・長岡

    只見線 只見・小出

    飯山線 十日町・越後川口

    信越本線 新津・直江津

    北越急行線 犀潟・六日町

  7. 両替機は全ての紙幣に対応できるものへ改修すること、それまでの間1,000円札以外は車内では使えない旨の案内を徹底すること。
  8. ワンマン導入区間に対する旅客案内要員は現場に負担が無いよう派遣社員等による契約を行うこと。
  9. FG対策のため全駅に簡易券売機を設置すること。また高額紙幣が使用できるようにすること。
  10. 無人駅における集札を運転士に行わせないこと。
  11. 五日町駅・塚山駅・茨目駅を有人駅とし、全車駅扱いとすること。
  12. 車内混雑及び乗降客の状況により全車・自車の選択を運転士の判断により選択できるようにすること。
  13. ワンマン列車運転時間帯の有人駅(業務委託駅含む)の営業時間を見直すとともに、営業時間外はワンマン運転を行わないこと。
  14. 列車遅延情報システムで「次の列車はワンマン運転である」旨の案内をできるように改修すること。
  15. E129系ワンマン運転時の案内設定を時間帯にみあったROMに改修すること。
  16. 直江津駅黒井方5、6番線ホームのワンマンミラーを運転席から確認できるよう移設すること。
  17. 六日町駅上りワンマンミラー及び停目を20m五日町方に移設し、地上子を新設すること。
  18. 長岡駅4、5番線のワンマンミラー及び停目の移設計画を明らかにすること。
  19. ホームミラー清掃は日々清掃に付帯し、毎日行うとの団体交渉確認事項が実施されていない原因を明らかにし、直ちに対応を実施すること。
  20. 長鳥駅ホーム照明の恒久対策計画を明らかにすること。
  21. 越後広田駅上りホーム照明を明るくすること。
  22. 浦佐駅、下りホームの照明を明るくすること。
  23. 越後川口駅ワンマン用ITVを乗降確認できるよう見やすくすること。また故障時  はホームに安全を確認する係員を配置すること。
  24. ワンマンミラーで乗降が確認できない場合の取扱いとして「車掌スイッチにて閉扉する事とし、その後の触車事故等の責任は運転士に一切負わせない」との団体交渉確認事項を各運輸区に徹底すること。
  25. E129系の車内ミラーに運転室後部のアクリル板が反射するため視認性の改善を行うこと。
  26. 多客期におけるワンマン解除の考え方を明らかにすること。また長岡、柏崎、片貝の花火大会は時間に関係なくワンマン解除を行い増結で対応すること。その際の車掌運用は団体交渉確認事項である波動(臨行路)対応とすること。
  27. 繁忙期におけるワンマン列車には乗車指導担当を乗車させること。
  28. ワンマン運転時の後部運転台鎖錠は両脇入り口と貫通路のみとすること。
  29. E129系運転席背面への「運転中話しかけないこと」のシールについて、ダイヤ改正までに実施するとの団体交渉確認事項が履行されない理由を明らかにするとともに、直ちに実施すること。
  30. 現在も発生している車両の不具合(運賃箱、ホーム方向確認のモニター表示等)を早急に改善すること。
  31. ワンマン支援システム故障時の対応が現在も不明であり、教育、訓練もなされていないため、故障時はワンマン解除を行うこと。

以上

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      ■ 団体交渉の日程が決定!

      ★ 2016年10月24日 10時00分より団体交渉を行います

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      ■ 団体交渉を終了!

      ★ 2016年10月24日 10時00分より団体交渉を行いました

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      ■ 支社側の回答及び見解

     【ワンマン運転について】

    1. ワンマン運転を行う経営上及び安全上のメリット、デメリットを明らかにすること。

      回答:ワンマン運転については、線区の経営改善を図る観点からの運行コストの低減や、地域における輸送サービスの維持向上を図る施策として導入してきたところである。今後も設備投資の優先順位を勘案しながら設備の整備・改良等を実施していく考えである。

    2. ワンマン列車に起因する『お客さまの声』の件数及び内容を明らかにすること。

      回答:ワンマン運転に伴うお客さまの声については、主に乗降方法や乗車位置に関する問い合わせが寄せられているところである。

    3. 新潟支社における顧客満足度向上に対する考え方及び具体的な取り組みについて明らかにすること。

      回答:当社を取り巻く環境の変化に柔軟に対応するため、2015年度から3ヶ年計画で「サービス品質改革中期ビジョン2017」を策定し、顧客満足度向上に向けた取り組みを実施しているところである。

    4. ワンマン運転に起因した列車遅延(釣り銭対応、各種証明書発行等)がお客さまに与える影響について見解を明らかにすること。

      回答:ワンマン運転時のお客さまへのご案内に時間を要することはあり得ると考えている。

    5. 乗車指導を行った効果及び達成度を明らかにすること。

      回答:ワンマン運転が拡大された信越本線及び上越線において旅客案内添乗を実施したところであり、乗降方法等の周知が図られたものと考えている。

    【ワンマン運転の拡大について】

    1. ワンマン運転拡大実施に伴う上越線、信越本線の乗車率の推移を列車別に明らかにすること。

      回答:ワンマン運転拡大区間の車両運用については、現行で対応できていると考えている。

    2. 1324M、1741M、1743M,1745Mは4両とし、ツーマンとすること。

      回答:運用行路については、ダイヤ改正等で検討を行っていく考えである。

    3. 1721M,1727M減車に伴う混雑に対する対策を明らかにすること。

      回答:上越線の車両運用については、現行で対応できていると考えている。

    4. 上越線及び信越本線長岡〜直江津間のワンマン運転時の停車時間を各駅45秒以上とすること。

      回答:運用行路については、ダイヤ改正等で検討を行っていく考えである。

    5. ツーマン運転をワンマン運転とする運用がなされたが、何に基づいて行ったのか根拠を明らかにすること。また、今後は二度と行わないこと。

      回答:輸送障害時等におけるワンマン列車への運用変更については、輸送指令と関係個所で打合せのうえ、決定することとなる。

    6. 運転台常備の運賃表は以下の範囲の相互間に対応したものを配備すること。

      上越線 高崎・長岡

      只見線 只見・小出

      飯山線 十日町・越後川口

      信越本線 新津・直江津

      北越急行線 犀潟・六日町

      回答:現行の車両搭載用運賃早見表において対応できない乗り越し精算等が発生した場合は、指令に運賃を問い合わせるほか、乗務員用タブレット端末にて当社ホームページからの運賃検索により対応することとなる。

    7. 両替機は全ての紙幣に対応できるものへ改修すること、それまでの間1,000円札以外は車内では使えない旨の案内を徹底すること。

      回答:運賃箱の両替機能を高額紙幣に対応させるためには、新たな開発が必要なことから困難である。なお、お客さまへのご案内については、必要により検討を行っていくことで考えている。

    8. ワンマン導入区間に対する旅客案内要員は現場に負担が無いよう派遣社員等による契約を行うこと。

      回答:ワンマン運転拡大に伴い旅客案内が必要な場合は、今後も必要により支社総体で対応していくことで考えている。

    9. FG対策のため全駅に簡易券売機を設置すること。また高額紙幣が使用できるようにすること。

      回答:簡易型券売機の設置については、お客様さまのご利用状況等を勘案しながら検討していくこととなる。なお、高額紙幣に対応させるためには、新たな開発が必要なことから困難である。

    10. 無人駅における集札を運転士に行わせないこと。

      回答:ワンマン列車の旅客取り扱いについては、「ワンマン運転の取扱い」による対応が基本となる。

    11. 五日町駅・塚山駅・茨目駅を有人駅とし、全車駅扱いとすること。

      回答:友人駅の無人駅化については、お客さまのご利用業況を総合的に勘案し実施しているところである。

    12. 車内混雑及び乗降客の状況により全車・自車の選択を運転士の判断により選択できるようにすること。

      回答:現時点で、ワンマン列車の旅客の乗降方を変更することは考えていない。

    13. ワンマン列車運転時間帯の有人駅(業務委託駅含む)の営業時間を見直すとともに、営業時間外はワンマン運転を行わないこと。

      回答:駅の窓口営業時間については、お客さまのご利用状況を総合的に勘案し決定しているところである。

    14. 列車遅延情報システムで「次の列車はワンマン運転である」旨の案内をできるように改修すること。

      回答:ワンマンで運転する列車の案内については、可能な限り有人駅や駅の掲出時刻表で案内を行っているところである。

    15. E129系ワンマン運転時の案内設定を時間帯にみあったROMに改修すること。

      回答:現時点で、案内放送を改修することは考えていない。

    16. 直江津駅黒井方5、6番線ホームのワンマンミラーを運転席から確認できるよう移設すること。

      回答:直江津駅5・6番線のワンマンミラーの設備整備については、えちごトキめき鉄道蠅之萃蠅垢襪海箸箸覆襦

    17. 六日町駅上りワンマンミラー及び停目を20m五日町方に移設し、地上子を新設すること。

      回答:ワンマン停目及びワンマンミラーについては、お客さまの流動や地上設備を勘案して設置しているため、現時点での移設は困難である。

    18. 長岡駅4、5番線のワンマンミラー及び停目の移設計画を明らかにすること。

      回答:ワンマン停目及びワンマンミラーの移設については、支社内の設備投資の優先順位を勘案しながら検討することとなる。

    19. ホームミラー清掃は日々清掃に付帯し、毎日行うとの団体交渉確認事項が実施されていない原因を明らかにし、直ちに対応を実施すること。

      回答:信越本線黒井〜鯨波駅間におけるワンマンミラー清掃については、定期的に実施しているところである。

    20. 長鳥駅ホーム照明の恒久対策計画を明らかにすること。

      回答:長鳥駅ホーム照明については、新たに整備することで考えている。

    21. 越後広田駅上りホーム照明を明るくすること。

      回答:越後広田駅ホーム照明については、視認性は確保されていると考えていることから、現行どおりで考えている。

    22. 浦佐駅、下りホームの照明を明るくすること。

      回答:浦佐駅ホーム照明については、視認性は確保されていると考えていることから、現行どおりで考えている。

    23. 越後川口駅ワンマン用ITVを乗降確認できるよう見やすくすること。また故障時  はホームに安全を確認する係員を配置すること。

      回答:越後川口駅のITVについては、現行どおりで考えている。ITV故障時については、運転士がホーム上の安全を確認し発車することとなる。

    24. ワンマンミラーで乗降が確認できない場合の取扱いとして「車掌スイッチにて閉扉する事とし、その後の触車事故等の責任は運転士に一切負わせない」との団体交渉確認事項を各運輸区に徹底すること。

      回答:ワンマンミラーでの乗降確認が困難な場合については、ホーム上の安全を確認し発車することとなる。

    25. E129系の車内ミラーに運転室後部のアクリル板が反射するため視認性の改善を行うこと。

      回答:E129系の回転式仕切り戸については、運転士の安全確保や作業性を考慮した仕様としているところであり、現行どおりで考えている。

    26. 多客期におけるワンマン解除の考え方を明らかにすること。また長岡、柏崎、片貝の花火大会は時間に関係なくワンマン解除を行い増結で対応すること。その際の車掌運用は団体交渉確認事項である波動(臨行路)対応とすること。

      回答:多客期の運用行路については、お客さまニーズや関係線区全体の利便性を考慮していく考えである。

    27. 繁忙期におけるワンマン列車には乗車指導担当を乗車させること。

      回答:ワンマン列車の旅客案内については、必要により実施を検討することとなる。なお、今後もサービスアップキャンペーンにおいてワンマン列車の乗車指導を実施していく考えである。

    28. ワンマン運転時の後部運転台鎖錠は両脇入り口と貫通路のみとすること。

      回答:ワンマン運転時の後部運転台の鎖状方については、旅客の安全性を考慮し現行どおりで考えている。

    29. E129系運転席背面への「運転中話しかけないこと」のシールについて、ダイヤ改正までに実施するとの団体交渉確認事項が履行されない理由を明らかにするとともに、直ちに実施すること。

      回答:E129系運転席背面のシール貼付けについては、2016年6月に完了しているところである。

    30. 現在も発生している車両の不具合(運賃箱、ホーム方向確認のモニター表示等)を早急に改善すること。

      回答:車両の不具合については、順次、対応を行っているところである。

    31. ワンマン支援システム故障時の対応が現在も不明であり、教育、訓練もなされていないため、故障時はワンマン解除を行うこと。

      回答: 車両不具合時については、輸送指令に状況を連絡し対応することとなる。

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