地本申2号コーナー

2016年度冬期の取り組みに対する申し入れ

最終更新日 2016年12月 7日


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  ■ 申2号 2016年度冬期の取り組みに対する申し入れ

2016年11月 4日申し入れ

 標題について10月11日に提案を受けました。

 今冬期は「大雪時の平野部除雪パターンを事前に共有」や、その効果について労使で認識一致を図ってきた「Webカメラを用いた積雪状況の把握」など、昨冬期の検証から導き出した教訓に基づいた取り組みや対策が打たれる中で迎える冬期であると認識しています。 

 他方、上越線にE129系が導入されてから初めて迎えた昨冬は、小雪であったがゆえに立ち現れなかった「隠れたリスク」に対する備えも万全としなければなりません。昨年度申15号で明らかになった、ワンマン列車の安全運行に欠かせない設備の不備という実態は、お客さまへのご迷惑や、それを回避しようと応対する現場第一線で働く社員の苦労を倍増させることが容易に想定できます。

 これらの課題を今冬期前までに解決し、万全に備えた中で、雪に強い鉄道の追求と、安全で安定した冬期輸送を提供するために下記の通り申し入れますので新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 飯山線で運用する投排雪保守用車の作業員数は、JR1名、パートナー会社2名とした基本通りの体制とすること。
  2. 冬期間、始発列車確保のため、石打に検修係員を配置すること。
  3. 冬期間、上越国際スキー場前駅に駅係員を配置し、ワンマン列車を有人駅扱いとすること。
  4. ガーラ湯沢駅の営業時間帯はホームに駅係員を配置し、回送列車発車の際の安全を確保すること。
  5. 羽越本線踏切癸隠沓澗萋鸞臘踏切に障害物検知装置を設置すること。
  6. 村上駅下り1番から坂町方本線の除雪体制を終日にわたり万全とすること。
  7. 新津駅8番線指定通路の除雪を確実に行うこと。
  8. 冬期準備にあたり、設備部内の主管間で調整を図ること。また、現場と連携を密にして混乱が無いよう準備を万全とすること。
  9. E129系及びE653系の勾配起動ブレーキを走行中に使えるようにすること。
  10. 各駅におけるホーム除雪は停車する列車の最大両数分を行うこと。また、間に合わない場合は、その旨を乗務員に連絡すること。
  11. ホームに雪壁が発生した際は、車掌が状態監視を出来るように速やかに除雪すること。
  12. E129系運転台の隙間風に対する対策の進捗状況と効果を明らかにすること。 
  13. E129系の積雪時の走行性能を明らかにすること。
  14. 上越線の除雪計画について明らかにすること。
  15. 「2016年度冬期の取り組み」に「大雪時の平野部除雪のパターンを事前に共有」とあるが、このパターンの内容を明らかにすること。
  16. 冬期体制前に「冬期の取り組み」に関する説明を要する現場を系統別に明らかにすること。また、説明が必要な現場に対し、社員説明の周知徹底を図ること。
  17. 柏崎駅構内に照明を設置すること。また冬期は終夜点灯すること。
  18. 冬期間、えちごトキめき鉄道直江津運転センター乗務員休養室に暖房を入れておくこと。出来ないのであれば乗務員への防寒対策を明らかにすること。

<ワンマン列車関係>

  1. ワンマン列車が雪を抱えて停車したときは、お客さま対応の為に社員を当該列車に派遣すること。
  2. 「ワンマン列車が運行されていること」「ワンマン列車の乗り方、降り方(無人駅で降車される際は運賃箱に切符・運賃を入れる。定期券は運転士に見せる)」「現状では高額紙幣は利用できないこと」をマスメディア等を用いて幅広く周知し、世の中の常識へと近づけること。
  3. 急遽の番線変更に備え、直江津駅黒井方5・6番線ホームのワンマンミラーを運転席から確認できるように早急に移設すること。
  4. 長岡駅4・5番線のワンマンミラー及び停目の移設を早急に行うこと。
  5. ワンマン運転を行う列車は駅営業時間内とすること。
  6. 冬期遅延に伴いワンマン列車の混雑が著しい場合には、自車扱い駅であっても運転士の判断で全車扱いとできるようにすること。
  7. 始発駅もしくは途中駅において長時間抑止を行った後の運転再開時にはツーマン運転とすること。
  8. 申15号の団体交渉時に検討・確認を行うと回答した結果を全て明らかにすること。

以上

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      ■ 団体交渉の日程が決定!

      ★ 2016年11月24日 10時30分より団体交渉を行います

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      ■ 団体交渉を終了!

      ★ 2016年11月24日 10時30分より団体交渉を行いました

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      ■ 支社側の回答及び見解

    1. 飯山線で運用する投排雪保守用車の作業員数は、JR1名、パートナー会社2名とした基本通りの体制とすること。

      回答:投排雪保守用車の乗り込みにつては、パートナー会社に移管することを前提に進めてきたところである。なお、飯山線の投排雪保守用車の乗り込みについてはパートナー会社と調整がついたことから実施することで考えている。

    2. 冬期間、始発列車確保のため、石打に検修係員を配置すること。

      回答:石打駅のディスクブレーキ凍結対策については、留置3番線の誘導信号機化により、留置2・3番への留置変更を行うことで考えている。なお、凍結により車両が起動不能となった場合は、状況により検修社員の派遣等を行う考えである。

    3. 冬期間、上越国際スキー場前駅に駅係員を配置し、ワンマン列車を有人駅扱いとすること。

      回答:現時点において、上越国際スキー場前駅に案内係員を配置する考えはない。なお、ワンマン列車の旅客乗降方については現行どおりとする。

    4. ガーラ湯沢駅の営業時間帯はホームに駅係員を配置し、回送列車発車の際の安全を確保すること。

      回答:ガーラ湯沢駅については、ホームの係員を省略できる駅であることから、現行どおりの取扱いで考えている。

    5. 羽越本線踏切癸隠沓澗萋鸞臘踏切に障害物検知装置を設置すること。

      回答:障害物検知装置の設置については、支社内の設備投資の優先順位を勘案しながら検討を行うこととなる。

    6. 村上駅下り1番から坂町方本線の除雪体制を終日にわたり万全とすること。

      回答:降積雪時の除雪については、外部気象情報や関係社員からの情報に基づき、計画的に実施しているところである。

    7. 新津駅8番線指定通路の除雪を確実に行うこと。

      回答:指定通路の除雪については、パートナー会社との契約等により可能な限り実施していく考えである。

    8. 冬期準備にあたり、設備部内の主管間で調整を図ること。また、現場と連携を密にして混乱が無いよう準備を万全とすること。

      回答:冬期に関わる設備については、冬期体制前までに整備する計画であり、関係個所で連携を図り実施しているところである。

    9. E129系及びE653系の勾配起動ブレーキを走行中に使えるようにすること。

      回答:現時点において、E129系及びE653系の勾配起動ブレーキを6km/h以上で使用可能とすることは考えていない。

    10. 各駅におけるホーム除雪は停車する列車の最大両数分を行うこと。また、間に合わない場合は、その旨を乗務員に連絡すること。

      回答:ホーム除雪の基本的な考え方については、ホーム上家の整備されていない駅及びホーム上家が2両分に満たない場合において、始発列車到着までに指定された2両分のホーム除雪を行い、その後、各駅の通勤時間帯を目途に、可能な限り編成両数分のホーム除雪を行うこととしている。

    11. ホームに雪壁が発生した際は、車掌が状態監視を出来るように速やかに除雪すること。

      回答:ホームの雪壁により車掌の状態注視がしづらい場合については、乗務員からの情報に基づき対応することで考えている。

    12. E129系運転台の隙間風に対する対策の進捗状況と効果を明らかにすること。 

      回答:戸当たり調整による海舟を行い試運転列車に行い検証したところ、隙間風の吹込みが認められなかったため、同改修を順次行っていく考えである。

    13. E129系の積雪時の走行性能を明らかにすること。

      回答:昨冬期のE129系の降積雪時の走行については、問題は見受けられなかったと認識しているが、今冬期も走行性能の確認を行っていく考えである。

    14. 上越線の除雪計画について明らかにすること。

      回答:除雪計画については、外部気象情報や関係社員からの情報に基づき計画的に実施していく考えである。

    15. 「2016年度冬期の取り組み」に「大雪時の平野部除雪のパターンを事前に共有」とあるが、このパターンの内容を明らかにすること。

      回答:外部気象情報の降積雪情報に基づき、平野部に大雪が想定される場合の機械除雪エリアを「通常除雪」「新潟30Km圏除雪」「新潟15Km圏除雪」とパターン化して事前に共有することで考えている。

    16. 冬期体制前に「冬期の取り組み」に関する説明を要する現場を系統別に明らかにすること。また、説明が必要な現場に対し、社員説明の周知徹底を図ること。

      回答:冬期間における必要な説明は行っていく考えである。

    17. 柏崎駅構内に照明を設置すること。また冬期は終夜点灯すること。

      回答:冬期間における早朝の柏崎駅について、必要により照明を点灯することで考えている。

    18. 冬期間、えちごトキめき鉄道直江津運転センター乗務員休養室に暖房を入れておくこと。出来ないのであれば乗務員への防寒対策を明らかにすること。

      回答:えちごトキめき鉄道蠅竜挈楷浜室の整備については、同社において決定することとなる。

    <ワンマン列車関係>

    1. ワンマン列車が雪を抱えて停車したときは、お客さま対応の為に社員を当該列車に派遣すること。

      回答:ワンマン列車については、運転士が旅客対応を行うことが基本となるが、異常時においては、状況により関係個所への出動要請を行うことで考えている。

    2. 「ワンマン列車が運行されていること」「ワンマン列車の乗り方、降り方(無人駅で降車される際は運賃箱に切符・運賃を入れる。定期券は運転士に見せる)」「現状では高額紙幣は利用できないこと」をマスメディア等を用いて幅広く周知し、世の中の常識へと近づけること。

      回答:ワンマン列車の利用方については、引き続き、駅頭掲示やサービスアップキャンペーン等において周知を行っていく考えである。

    3. 急遽の番線変更に備え、直江津駅黒井方5・6番線ホームのワンマンミラーを運転席から確認できるように早急に移設すること。

      回答:直江津駅5・6番線下り列車用のワンマンミラーの改修については、えちごトキめき鉄道蠅僕彑舛鮃圓辰討い考えである。

    4. 長岡駅4・5番線のワンマンミラー及び停目の移設を早急に行うこと。

      回答:ワンマン停目及びワンマンミラーの移設については、支社内の設備投資の優先順位を勘案しながら検討することとなる。

    5. ワンマン運転を行う列車は駅営業時間内とすること。

      回答:ワンマン列車の運転については、線区の特情、お客さまのご利用状況及び使用車両を考慮して実施しているところである。

    6. 冬期遅延に伴いワンマン列車の混雑が著しい場合には、自車扱い駅であっても運転士の判断で全車扱いとできるようにすること。

      回答:現時点において、ワンマン列車の旅客の乗降方を変更することは考えていない。

    7. 始発駅もしくは途中駅において長時間抑止を行った後の運転再開時にはツーマン運転とすること。

      回答:ワンマン列車の長時間抑止後の運転再開時の車掌乗務については、状況により判断することとなる。

    8. 申15号の団体交渉時に検討・確認を行うと回答した結果を全て明らかにすること。

      回答:「労使間の取扱いに関する協約(平成27年10月1日締結)」に則り取扱う。

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