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2016年度冬期は全体としては小雪であったと言えるものの、私たちが警鐘を鳴らした寒冷地におけるE129系の車両性能による輸送障害をはじめとし、慣例化された上越線、只見線の除雪体制に端を発した運休などお客さまに多大なご迷惑をおかけする事態を招きました。これらはこの間労使で継続して議論を行なってきた課題であり、設備投資の優先順位及び冬期体制の見直しを実態に併せて大胆に行うべきであると認識しています。
また、冬にこそご利用頂ける鉄道を実現させていくためには申第6号「お客さま・社員の命を守る運行体制の確立を求める緊急申し入れ」の団体交渉における設備系統の現場社員の要員を含めた作業実態の改善や、申第3号「E129系運用に伴う輸送障害の解消に向けた緊急申し入れ」における各項目及び今冬期に立ち現れた課題を一つひとつ解決していかなければなりません。
従いまして2017年度冬期に同事象を繰り返させない為に下記の通り申し入れます。新潟支社の誠意ある回答を要請します。
記
【要員・取扱い関係】
- 冬期体制を12月1日からとすること。
- 越後湯沢駅の冬期要員の見直しをすること。
- 雪を抱えて停車した際、乗務員が除雪を行うことに対する考え方を明らかにすること。
- 降積雪時の軌間内除雪を徹底すること。
- 降雪時の西新発田駅裏1番線、黒山駅裏1番線の除雪を万全とし雪を抱えて停車することが無いようにすること。
- 1月15日〜18日158Mにおいて寺泊駅下1番線で後3両締切扱いをした根拠を明らかにすること。
- 1月16日及び1月25日の輸送障害に踏まえ、上越線六日町〜越後湯沢駅間における除雪体制を見直すこと。
【事象関係】
- 3月29日に発生した只見線大白川〜只見間2422D雪の塊と衝突した事象の根本的な原因を明らかにすること。
- 只見線における投排雪保守用車導入以降、雪を抱えて停車する事象が多数発生していることについて検証結果を明らかにすると共に、除雪体制及び除雪方法を見直すこと。
- 1月14日に発生した長岡車両センター構内における423M、425M、427M、1722M、1724M及び1326Mが出区できなかった原因と対策を明らかにすること。
- 1月17日に発生した1121D越後川口発車後雪を抱えて停車した事象を踏まえて、上越線越後川口駅飯山本線から上越線への渡り線の除雪方法を見直すこと。
- 1月14日、越後線吉田〜柏崎間の雪害による輸送障害についての課題・教訓を明らかにすると共に、乗務員による前途運行不能の判断を超えて運行継続指示を行った理由を明らかにすること。
【車両関係】
- E129系A−26編成の雪用ワイパーの検証方法と検証結果を明らかにすること。
- E129系信越本線下り鯨波〜柏崎駅間のセクションで発生するVVVF重故障やОVD点灯の原因を明らかにするとともに対策を講じること。
- E129系ディスクブレーキ凍結対策を講じること。
- ブレーキ効果確認の為E129系運転台前面に電気ブレーキNFBを設置すること。また、勾配起動スイッチを走行中に使用できるようにすること。
- 1月23日小針駅構内で発生したE129系のブレーキ不緩解の原因と対策を明らかにすること。
- E129系のパンタグラフを大量積雪状態でもパンタグラフが降下できるよう対策を施すこと。
- E129系車両の前面ガラスを強化、もしくは鉄格子を設置すること。
- 羽越本線で行ったE653系窓ガラス破損対策の成果を明らかにすると共に、2017年度冬期に向けた課題を明らかにすること。
【設備関係】
- 白新線早通〜豊栄駅間下り第1閉そく信号機の着雪対策を万全とすること。
- 1月14日の越後川口駅構内における投排雪保守用車の入換えにおいて、装置の故障により絶縁から短絡に切り替わった原因と対策を明らかにすること。
- 降雪が予想される場合、消雪設備が稼働するよう作業停電による作業を中止すること。
- トロリ線塗油、ビーム除雪を競合作業の扱いで投排雪保守用車と同じ間合いで作業できるようにすること。
- 浦佐駅下り場内信号機付近新幹線高架橋から水が垂れて在来線架線に付着し、架線凍結している状況を改善すること。
- 冬期間、えちごトキめき鉄道直江津運転センター乗務員休養管理室に暖房を入れておくこと。また乗務員への防寒対策を明らかにすること。
以上
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