地本申1号コーナー

2016年度申7号「びゅうプラザの販売体制の見直しに対する申し入れ」
団体交渉確認事項の確実な履行を求める申し入れ

最終更新日 2018年 1月 6日


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  ■ 申1号 2016年度申7号「びゅうプラザの販売体制の見直しに対する申し入れ」 団体交渉確認事項の確実な履行を求める申し入れ

2017年10月 3日申し入れ

 2017年4月に実施された「びゅうプラザの販売体制の見直し」により、びゅうプラザ新潟駅が要員7名減とされました。提案に対し2016年度申7号の団体交渉において、要員が減となっても「サービスは低下しない」「後方は後方に専念できる」「一人ひとりの業務量は変わらない」との会社回答をもって労使で一定の整理を図りました。

 しかし施策実施から半年が経過した現在、団体交渉における会社の回答と実態がかけ離れているとの声が現場から寄せられています。

 旅行業で働く社員は今施策における販売環境の変化に的確に対応し、収入の更なる確保はもとより、お客さまに満足いただくためのサービスの提供を必死になって行っており、団体交渉での確認事項が履行されない事態は労働組合として看過できません。

 団体交渉確認事項の確実な履行を求め下記の通り申し入れますので新潟支社の誠意ある回答を求めます。


  1. 「サービスは低下しない」とする確認事項について、施策実施前に比して待ち時間が増加していることに対しての原因を明らかにすること。
  2. 「サービスは低下しない」とする確認事項について、施策実施前に比して窓口が減少していることに対しての原因を明らかにすること。
  3. 施策実施後に一部担務が指定されないまま店舗が運営されている原因を明らかにすること。
  4. 後方担当がフロントの支援を行っていることに対して原因を明らかにすること。
  5. びゅうプラザ新潟駅の2017年9月1日時点での現在員数を明らかにするとともに、適正な要員を配置すること。

以上

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      ■ 団体交渉の日程が決定!

      ★ 2017年11月30日 13時30分より団体交渉を行います

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      ■ 団体交渉を終了!

      ★ 2017年11月30日 13時30分より団体交渉を行いました

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      ■ 支社側の回答及び見解

    1. 「サービスは低下しない」とする確認事項について、施策実施前に比して待ち時間が増加していることに対しての原因を明らかにすること。

      回答:新潟支社の旅行業においては、環境の変化に柔軟に対応した販売体制を実施してきたところである。    
      なお、今後もオンライン販売とダイナミックレールパック等の販売体制の強化に引き続き努めていくことで考えている。

    2. 「サービスは低下しない」とする確認事項について、施策実施前に比して窓口が減少していることに対しての原因を明らかにすること。

      回答:びゅうプラザ新潟駅については、お客さまのご来店が集中した場合については声掛け等、柔軟な対応に努めているところである。

    3. 施策実施後に一部担務が指定されないまま店舗が運営されている原因を明らかにすること。

      回答:びゅうプラザ新潟駅の作業シフトについては、店舗の特情を総合的に勘案し指定しているところである。

    4. 後方担当がフロントの支援を行っていることに対して原因を明らかにすること。

      回答:びゅうプラザ新潟駅においては、お客さまのご利用状況により、店舗総体で対応に努めているところである。

    5. びゅうプラザ新潟駅の2017年9月1日時点での現在員数を明らかにするとともに、適正な要員を配置すること。

      回答:業務に必要な要員については、引き続き確保していくことで考えている。

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      ■ 団体交渉のポイント

    • 4月に実施された「びゅうプラザの販売体制の見直し」における要員の考え方について
      • びゅうプラザ新潟駅の要員を△7とした根拠について、フロントの見直しはしておらず、あくまで後方業務の見直しによるものである

    • 店舗におけるお客さまの待ち時間増加について
      • お客さまの待ち時間については支社側も把握に努めている
      • 昨年同時期と比べ大きく違いはないが、9月以降は時間がかかる切符や大人の休日パスの関係でフロントに来るお客さまが増え、平均10分から15分に延びている
      • 最大で80分から100分の待ち時間となっている実態に対しては、時間を要する場合もあるが、80分が常態化しているのであれば社員で対応している
      • 待ち時間は少ない方が良いが時間をかけてでも対面を求めるお客さまもいる
      • 今後も店頭販売からオンライン販売やダイナミックレールパスにシフトしていく

    • 施策実施前より窓口が減少していることについて
      組合
      施策実施前に比べて窓口が減少していることに対する認識を求める
      支社
      お客さまの混雑具合などにより一日の中で変動はある
      組合
      フロントは勤務指定の段階でシフトが決まるが、当日に混んできた場合に全窓口を開けられるのか?
      支社
      後方も手伝うが日によって違う。職場の判断で対応している
      組合
      申7号の団体交渉で「後方は後方に専念でき量も変わらない」と回答していたにも関わらず、後方に専念できていない
      要員が足りずに窓口を減らしているばかりか、研修などにも影響が出ている
      支社
      基本的な考え方としてびゅうプラザにおいては出面確保をしなくてはいけないわけではないため欠番ではない
      組合
      要員が足りないことで現場では不満が爆発している。△7の弊害であり、社員の声を聞くべきだ

    • 適正な要員配置について
      組合
      びゅうプラザ新潟駅に適正な要員を配置するよう求める
      支社
      業務運営上で必要な要員は確保している
      標準数は所長を入れて34名、現在員は30名であり、育休やグリーンスタッフの採用取り止めなどの影響により標準数を下回っている
      組合
      年休が入りにくい実態にあり、女性職場であり育休などもあることから確実に標準数を確保すること
      支社
      標準数に近づける努力はするが、年休等についても全員が取れないわけではなく、育休や産前休暇を含め、柔軟に対応していく
      組合
      柔軟に対応しているのは会社ではなく店舗社員だ。対応しきれないからこその申し入れだ!

    • 店舗営業時間の見直しについて
      組合
      現状では18時05分以降は3人で回していることがある。人がいないのであれば営業時間を見直す検討はできないのか?
      支社
      決められたルールはないので柔軟に対応する気はある。ハードルはあるが営業時間見直しも参考にはしていく

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