地本申3号コーナー

エルダー制度の誠意ある運用を求める緊急申し入れ(第4次)

最終更新日 2018年 1月 2日


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  ■ 申3号 エルダー制度の誠意ある運用を求める緊急申し入れ(第4次)

2017年10月11日申し入れ

 標題について、今年度は対象社員に対する希望の聴取開始時期が大幅に遅れました。これは「エルダー社員の会社における業務範囲の拡大と労働条件の一部変更」が影響しているものと考えられますが、今年度の社員にのみスケジュールの圧迫を強いることは認められません。また、会社における業務範囲の拡大と労働条件の一部変更についてその内容の説明が不十分であるがゆえの混乱も職場で多く発生しています。 

 加えて今年度に退職を迎え、グループ会社への再雇用を希望していた社員の中には希望に反してグループ外の企業を提示された社員も少なくなく、来年度及びそれ以降の退職社員の不安は日に日に高まっています。原則としてグループ会社等に出向する制度にあってこれらの事態はエルダー制度が新潟支社において破綻していると指摘せざるを得ず、看過できません。 

 新潟地本は寄せられている組合員の声と、現場社員の声に踏まえ、新潟支社に対し緊急的に以下の通り申し入れますので真摯な回答を要請します。


  1. 「エルダー社員の会社における業務範囲の拡大と労働条件の一部変更」について来年度退職者全員に10月末までに再度説明すると共に、説明に踏まえて会社における再雇用希望の変更を求める社員については応じること。
  2. 来年度退職者に対する雇用先提示までのスケジュールを明らかにすると共に、社員からの不安申告等について現場長が責任を持って対応すること。
  3. 本人が希望している場合を除き、再雇用は本体及びグループ会社で行い、グループ会社以外の提示は行わないこと
  4. 回答は2017年10月31日までに書面にて行うこと。

以上

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      ■ 団体交渉の日程が決定!

      ★ 2017年12月20日 10時00分より団体交渉を行います

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      ■ 団体交渉を終了!

      ★ 2017年12月20日 10時00分より団体交渉を行いました

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      ■ 支社側の回答及び見解

    1. 「エルダー社員の会社における業務範囲の拡大と労働条件の一部変更」について来年度退職者全員に10月末までに再度説明すると共に、説明に踏まえて会社における再雇用希望の変更を求める社員については応じること。

      回答:来年度退職予定社員については、労働条件の変更に関する説明を行ったところである。    
      就労条件の提示については、準備が整い次第速やかに実施していく考えである。

    2. 来年度退職者に対する雇用先提示までのスケジュールを明らかにすると共に、社員からの不安申告等について現場長が責任を持って対応すること。

      回答:エルダー再雇用については、昨年度までと同様に定年退職の前年度末までに、再雇用希望の把握、就労条件の提示、再雇用契約の締結に努めていく考えである。また、エルダー制度に関する社員からの問い合わせ等については、引き続き現場長を窓口として、人事課の雇用推進室と連携し対応していく。

    3. 本人が希望している場合を除き、再雇用は本体及びグループ会社で行い、グループ会社以外の提示は行わないこと。

      回答:エルダー社員は、グループ一体となった業務運営等の観点から、グループ会社等への出向を命ずることを基本とするほか、エルダー社員の持つノウハウ等を会社における業務運営や人材育成、技術継承において更に活かしていく考えである。

    4. 回答は2017年10月31日までに書面にて行うこと。

      回答:「労使間の取扱いに関する協約(平成27年10月1日締結)」に則り取り扱うこととなる。

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      ■ 団体交渉のポイント

    • 来年度退職者に対する「エルダー社員の会社における業務範囲の拡大と労働条件の一部変更」の再説明と希望の変更を求める社員への対応について
      • 10月末までに説明出来なかったことに対しては申し訳ないと思っている。12月8日、10日に現場長を集め、本体エルダーの正案について説明し各現場で対象者に説明していただいた
      • 今回修正があったので、自己申告書で希望した内容に変更があれば対応はする。改めて説明はしない。本人からの申告があれば受け付ける
      • 今回は変更となる制度の説明を行ったため、そのタイミングで希望変更の意思表示があれば受けるが、そもそも制度の変更がなくても、提示前であれば変更の申告があれば話は受ける
    • 来年度退職者に対する雇用先提示までのスケジュールについて
      • 今年の説明会で1月に提示することをお伝えしている。「ライフプランいきいきガイド」はイメージであって、その通りではない
      • 支社としては1月提示のスケジュールなので、現状で遅れている認識はない。退職者が多いのて1月に遅れ込んだのではなく、人数が増えても1月に提示できるように努力してきた
      • 提示については、対象者全員の提示が出来る準備が出来次第する。「1月のいつからか?」については現段階では答えられない
      • 社員の不安に対しては、現場長を窓口にしながら、副区長等でも対応は可能である。現場長等で対応できない事柄は雇用推進室に相談していただければ、お応えしていく
    • グループ会社以外の再雇用先の提示について
      • グループ一体となった業務運営等の観点から、本体エルダーとグループ会社を基本とするが、グループ外の提示もあり得る
      • グループ内外の希望は取っていない。あくまで、業種と勤務地に沿った中で提示していく
      • グループ外の会社に出向してもフォロー体制はある。提示と就労内容が異なるなどの問題があれば、本人の申告があれば話はいつでも聞く

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