- 長岡車両センターに専用MRを配備すること。
回答:除雪機械については、関係線区全体の除雪体制などを考慮しながら配備しているところである。
- 簡易型乗用除雪機「とらん丸」の教育体制について明らかにすること。また、運用基準・計画を配備箇所ごとに明らかにすること。
回答:簡易型乗用除雪機械の教育については、保守用車構造等基準(規程)における軌陸車に準じて取り扱う考えである。
運用については、管理箇所である保線技術センターと配備箇所が打合せのうえ決定することとなる。
- 車両に搭載するデスコン棒を取り扱う箇所へ教育を行うこと。
回答:必要な教育については、実施していくことで考えている。
- E129系ブレーキディスク凍結対策を行うこと。
回答:E129系の制輪子固渋については、滞泊駅における留置位置変更や状況に応じた限流値増による取扱い、気象条件を考慮した検修社員の派遣等により対応していくことで考えている。
- E129系ブレーキディスク凍結対応及びパンタグラフ上昇対応の為、村上駅・新発田駅・吉田駅・柏崎駅に検修社員を配置すること。
回答:気象条件を考慮した検修社員の派遣等は、必要により行っていく考えである。
- 制輪子凍結対応の検修社員派遣の際、その取扱いと実施日を関係個所に周知徹底すること。
回答:外部気象情報を基に、翌朝の予想気温や風速・降雪状況等を考慮し、関係個所へ社員派遣を要請しているところである。
- 冬期における信越B卓と常時連絡が取れる体制を構築すること。
回答:乗務員と輸送指令の連絡については、無線機や各指令卓の携帯電話等で対応しているところである。
- 雪害時における運転規制標準の内容を明らかにすること。
回答:「異常時における輸送対策標準」に記載しているところである。
- ビームからの落雪が予想される場合の注意運転速度の根拠を明らかにすること。
回答:ビームからの落雪が車両に接触する恐れがある場合は、注意運転を実施したうえで、設備社員による状協確認を行うとともに、必要により列車の運行を取り止めたうえで除雪を行うことで考えている。
- 雪況カメラ映像を基にした運転可否の判断は、誰が何を基準に行うのか明らかにすること。
回答:雪況カメラについては、降積雪情報を収集するためのツールの一つとして使用していく考えである。
- 除雪間合いで列車を運転させないこと。
回答:降積雪時の除雪については、外部気象情報や現場からの情報等に基づき、計画的な除雪及び早めの運転計画の決定に努めていく考えである。
- ホームの無い線路に着発線変更で旅客列車を進入させないこと。
回答:異常時の輸送手配については、関係個所と打合せを行い、計画的に行っていく考えである。
- ポイント不転時、乗務員に除雪させないこと。
回答:降積雪時については、状況に応じ対応していく考えである。
- 冬期間における新潟支社の踏切故障の取り扱いについて明らかにすること。
回答:踏切故障通告受領時については、踏切内の安全を確認のうえ運転することとなる。
- E653系トイレ故障対策を明らかにすること。
回答:E653系トイレ水凍結対策については、留置の際に水配管の水が抜けるよう、水抜き逆止弁を設置することで考えている。
- 越後湯沢駅の冬期要員(営業)を3月末日までとすること。
回答:越後湯沢駅における冬期体制については、多客対応等を総合的に勘案し、設定しているところである。
- 越後湯沢・ガーラ湯沢駅の公募制に何名の応募があったか明らかにするとともに、 公募制により応募のあった社員は冬期要員とせず、冬期要員とは別に配属させること。
回答:公募制による異動者については、異動先の業務に従事することとなる。
なお、社員の運用については、任用の基準に基づいて取り扱うこととなる。
- 各駅前ロータリーの除雪体制を明らかにすること。
回答:当社敷地内における駅前ロータリーについては、可能な限り除雪を行っていくことで考えている。
- 上沼垂信号場構内の95号、96号、41号のポイントヒーターの効果を改善すること。
回答:上沼垂信号場95号ポイントヒーターについては、昨冬期不具合が発生したため修繕を行ったところである。
なお、設備改良については、支社内の優先順位を勘案しながら検討することとなる。
- 上沼垂信号場構内、紫竹踏切の3D障害物検知装置を雪に反応しない構造とすること。
回答:3次元レーザレーダー障害物検知装置は、確実な車の検知と、完全に雪に反応させない構造を両立させることは、現時点で困難である。
なお、雪による影響を最小限に留めるべく、研究開発センター・メーカーの協力を得ながら、検討を継続しているところである。
- 上沼垂信号場の冬期間泊り勤務を2名体制とすること(当務助役除く)
回答:社員の運用については、任用の基準に則り、本人の適性等を総合的に勘案し決定することとなる。
- バスによる代行輸送を実施する基準を明らかにすること。
回答:新潟支社事故・災害等応急処理手続(規程)に基づき対応することとなる。
- 新潟駅高架部分及び新潟駅高架電留線の除雪体制を明らかにすること。
回答:新潟駅高架部分は、貯雪式高架橋を採用しているため、積雪による影響は低減されると考えている。
- 消雪設備のメンテナンスは、定期的にメンテナンスできる仕組みとすること。
回答:消雪設備のメンテナンスについては、実施基準等に基づき実施しているところである。
- 長鳥駅下り本線に軌間内消雪シートを設置すること。
回答:設備投資計画については、支社内の優先順位を勘案しながら検討することとなる。
- 長岡駅構内のスプリンクラー水が出るように改善すること。
回答:長岡駅構内の散水消雪設備については、井戸の掘り替えや配管改良を行ったところである。
- 旧越後湯沢保線技術センターで行っていた冬期間整備業務について今冬期はどこがおこなうのか明らかにすること。また、その業務フローを明らかにすること。
回答:越後湯沢保線技術センターで行っていた消雪設備の冬期前点検については、長岡保線技術センター及びパートナー会社で行うこととなる。
- 投排雪・MRの教育内容・計画を明らかにすること。
回答:除雪機械の教育については、実施基準等に基づき実施しているところである。
- 長岡駅構内の流雪溝の使用の可否をあきらかにすること。また、流雪溝の使用用途を明らかにすること
回答:流雪溝は、流水の運搬作用により雪塊を流して排雪する設備であり、長岡駅構内の流雪溝については、冬期前までに点検を行う考えである。
- 信越北(長岡~羽生田間)の投排雪保守用車の運用基準を明らかにすること
回答:降積雪時の除雪については、外部気象情報や現場からの情報等に基づき、計画的な除雪及び早めの運転計画の決定に努めていく考えである。
- 除雪優先順位で、運輸区・車両センターの車両基地の優先ランクが見直されたが、具体的な除雪体制の考えかたを明らかにすること。
回答:除雪優先順位を念頭に置いた輸送確保を行うとともに、運輸区・車両センター構内の除雪間合い確保を行い、柔軟な体制による除雪を実施していく考えである。
- 越後湯沢エリアセンター管内の除雪体制を明らかにすること。また、従来と直外区分の変更がある業務内容を明らかにすること。
回答:上越線・只見線の除雪については、長岡保線技術センター及びパートナー会社で行うこととなる。