地本申11号コーナー

『電気部門の変革2022』に対する申し入れ

最終更新日 2019年 6月 8日


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  ■ 申11号 『電気部門の変革2022』に対する申し入れ

2019年 3月 7日申し入れ

 『電気部門の変革2022』について提案を受けて以降、申10号の団体交渉において施策実施にあたり、想定される問題点について議論を行ってきました。

 その中で4月1日施行の設備管理システムや定常状態監視システム等、運用面で間に合わない現状も会社より示されています。このまま施策が実施されれば、切り替わり時の混乱や安全が脅かされるような事態になりかねないことが懸念されます。

 また施策の実施に伴い、今まで以上に『安全・健康・ゆとり』が担保される体制を構築することが重要であると考えます。

 よって下記の通り申し入れますので新潟支社の真摯な回答をお願いします。


  1. 列車巡視をTEMSに行わせること。
  2. 多客輸送期における宿直体制を1名とすること。
  3. 平成13年に実施された『新体制業務マニュアル』を廃止し、新たな業務マニュアルを社員周知すること。
  4. 業務区分を各系統に周知すること。
  5. デポ等必要な箇所に情報を得られる装置及び長時間常駐する事が可能な設備を設置すること。
  6. TEMSに緊急自動車を配備すること。
  7. 新潟電力メンテナンスセンターに配備されているレスキュー車を廃止すること。
  8. 新潟電力メンテナンスセンターにクレーン付きトラックを追加配備すること。
  9. 新潟信号通信技術センター、新潟・長岡各メンテナンスセンターにパワーゲート付きトラックを追加配備すること。

以上

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      ■ 団体交渉の日程が決定!

      ★ 2019年 3月14日 10時00分より団体交渉を行います

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      ■ 団体交渉を終了!

      ★ 2019年 3月14日 10時00分より団体交渉を行いました

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      ■ 支社側の回答及び見解

    1. 列車巡視をTEMSに行わせること。

      回答:列車巡視については、設備全般や周囲環境まで含めて全体を確認し、その場で適否の判断を要する業務であることから、これまでどおりJR社員が実施し、それ以外はパートナー会社で行うことも可能である。

    2. 多客輸送期における宿直体制を1名とすること。

      回答:多客輸送期の体制については、それぞれの地域特性等を勘案し、必要な体制を構築する考えである。    
      なお、異常時においては、JR・パートナー会社間で連携して対応していく考えである。

    3. 平成13年に実施された『新体制業務マニュアル』を廃止し、新たな業務マニュアルを社員周知すること。

      回答:現在、電気部門移管エリアにおける保守業務の手引き(仮称)を作成中であり、必要な教育は実施していく考えである。

    4. 業務区分を各系統に周知すること。

      回答:メンテナンスセンターの統廃合については、規程類の改正等により周知する考えである。

    5. デポ等必要な箇所に情報を得られる装置及び長時間常駐する事が可能な設備を設置すること。

      回答:統廃合したメンテナンスセンターのデポについては、異常時拠点として必要な整備をしていく考えである。

    6. TEMSに緊急自動車を配備すること。

      回答:パートナー会社への緊急自動車の配備については、要請しているところである。

    7. 新潟電力メンテナンスセンターに配備されているレスキュー車を廃止すること。

      回答:電気レスキュー車については、応急復旧機材や梯子・工具等を常備しており、電力事故時のダウンタイム縮小および異常時の即応体制強化のため、引き続き配備していく考えである。

    8. 新潟電力メンテナンスセンターにクレーン付きトラックを追加配備すること。

      回答:業務用自動車については、業務の必要性を勘案して検討していく考えである。

    9. 新潟信号通信技術センター、新潟・長岡各メンテナンスセンターにパワーゲート付きトラックを追加配備すること。

      回答:業務用自動車については、業務の必要性を勘案して検討していく考えである。

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      ■ 団体交渉のポイント

    • 10条教育について
      支社
      電力の10条教育は長岡、新潟は新幹線も在来線も両方行う
      組合
      越後湯沢は?
      支社
      考えていない
      組合
      新幹線は新幹線、在来線はTEMSだと
      支社
      その通り。割り切りは必要だ
      組合
      ガーラ湯沢は?
      支社
      ガーラ湯沢は柵内なので新幹線の10条教育を受けていれば問題はない。登録上は在来線だがルール上は柵内という考えだ
      組合
      新潟周辺の在来線でトラブルが発生した場合に、信通は現場には出られないがそれで良いと?
      支社
      その通り
      組合
      切り離すという事で良いか
      支社
      割り切って。運搬などは出来るが

    • TEMSによる列車巡視について
      • 法令周期に基づく列車巡視はJR社員が実施するが、それ以外はパートナー会社で行うことも可能
      • 巡視にあたりJRとTEMSで手続きは変わらない

    • デポ等に整備する設備について
      組合
      異常時拠点として必要な整備というのは決まっているのか?
      支社
      Joi-Net端末
      組合
      ポットや水回りは?
      支社
      頻度が分からない。いつ使われたか判らないというのもどうかと
      組合
      汚れた手を洗う、湯沸かしなど必要だ
      支社
      基本的に今メセがあるところがデポになるので、そのままで。多少狭くなってもそもそも部屋、事務所としている所なので、無くすとはならないかと思う
      組合
      TVは?
      支社
      考えていない

    • TEMSへの緊急自動車配備について
      • 移管されるTEMSについては要請している

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