提案団体交渉コーナー

2019年度 冬期の取組みについて

最終更新日 2019年12月 5日


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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2019年10月17日 10時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 提案内容(概要)

◆ 社員運用計画

2019年度の「冬期における社員運用計画」について、下記の通り実施する。

  • 営業関係(1) 多客対応(スキー等)
    • 箇所名:越後湯沢駅   運用数:3   期間:12/14~3/15
    • 箇所名:ガーラ湯沢駅  運用数:5   期間:12/14~(未定)
      <運用数計:8>
  • 営業関係(2) 輸送対応
    • 箇所名:越後湯沢駅   運用数:2   期間:12/15~2/29
    • 箇所名:小国駅      運用数:1   期間:12/15~2/29
    • 箇所名:十日町駅     運用数:5   期間:12/15~3/15
      <運用数計:8>
  • 運輸関係
    • 箇所名:長岡車両センター 車両     運用数:3   期間:12/15~2/29
    • 箇所名:輸送課指令室   輸送指令  運用数:10   期間:12/15~2/29
      <運用数計:長岡車両センター3  輸送課指令室10  合計13>
  • その他
    期間等については、降雪状況などにより変更する場合がある。


◆ 2019年度冬期の取組み (参考)

  • 運転計画・運転整理について
    • 除雪間合い確保
      1. 「雪害時における運転規制標準」に基づいた運転規制の発動や必要な運転手配の実施により除雪間合いを確保する
      2. 気象情報を活用し雪害による輸送障害の発生が想定される場合計画的に列車運転休止等の手配を行い、日中時間帯においての投排雪保守用車・MR除雪・構内除雪の間合いを確保する
    • 線区別の輸送確保
      1. 除雪優先順位を念頭においた輸送確保を行うとともに、運輸区・車両センター構内の除雪間合い確保を行い柔軟な体制により除雪を実施する
      2. 大雪時の運行パターンにより輸送を確保する

          ア.新潟駅高架化に伴う新たなE129系分割休止運用

          イ.直通列車運転休止

  • 機械除雪について
    • 除雪能力、作業効率向上
      1. 予め除雪箇所及びルートを固定化する「パターン除雪」を白新線で実施
      2. 投排雪保守用車、配置箇所の見直しによる1台あたりの除雪作業率向上
      3. 「とらん丸」の現地への輸送等の体制の検討
  • 構内消雪・除雪について
    • 分岐器不転換対応
      1. 新潟車両センターエアジェット式除雪装置新設
      2. 柏崎駅エアジェット式除雪装置新設
    • 構内消雪
      1. 越後広田駅軌間内消雪シート交換
      2. 来迎寺駅軌間内消雪シート交換
    • 踏切消雪・除雪対応
      1. 飯山線 第一貝川踏切 ロードヒーティング整備
      2. 只見線 田中構内踏切 ロードヒーティング整備
    • 旅客上屋等の積雪による輸送障害防止
      1. 石打駅、越後堀之内駅旅客上屋屋根融雪設備の設備及び増設
    • その他
      1. 新津駅・新津運輸区 構内排水設備改良
  • 駅間停車対策について
    • 発生防止策
      1. 雪況監視カメラによる降積雪状況の把握等
      2. 降雪予報、現地からの積雪情報を基に日中時間帯の列車を運休して除雪作業の実施
      3. 除雪計画においてMR作業終了から営業列車の運転までに長時間空くことが見込まれる場合には、回送列車等の臨時列車運転を状況に応じて検討
    • 発生時の対策
      1. 駅間停車発生時、退行運転を含めたお客さま救済策を協議
      2. 除雪作業と並行し、お客さまの同時救済に拘らず、手配できたバス、タクシーを活用したお客さま救済を実施
      3. 長時間の運転見合せが発生した際のお客さま情報提供は、作業の進捗状況だけでなく、今後の作業計画、お客さま救済計画、運転再開見込み等タイムリーに情報を発信
      4. 行政機関に対して早めの情報提供を実施、自治体との連携を図る
  • その他対策について
    • ブレーキディスク凍結対策
      1. 滞泊時の留置番線・留置箇所の変更
      2. E129系車両においてブレーキディスク凍結が発生した場合は、状況に応じて限流値増としたノッチ扱いを行う
    • パンタグラフ降下対策
      1. E129系全編成のパンタグラフフックカバー取り付け及びフックばねとりかえ
    • E653系車両 窓ガラス入疵対策
      1. トンネル内区間徐行の継続実施
    • ビームからの落雪防止対策
      1. ビーム冠雪の高さ、雪庇の形状等を注視する列車巡回の実施
      2. パート会社による各種除雪の定例化
      3. 上越線六日町・五日町間のVトラスビームの鋼管ビーム化
    • 架線着氷雪対策
      1. 計画的なトロリ線塗油の実施
      2. 気象情報を活用し、越後線刈羽~南吉田間のトロリ線加熱の実施
      3. 上越線架線凍結が見込まれる場合に、臨時単行機関車列車の運転を要請
    • 倒木対策
      1. 多量の降雪時には、米坂線小国駅、磐越西線津川・野沢駅へ伐採作業員を配置
  • 雪害時の取り組み
    • 「雪害対策本部」の設置
      1. 雪による大きな輸送障害が広範囲に発生し拡大すると予想された場合には、除雪を主軸とした対応を行うため、「雪害対策本部」を設置する。
      2. 対策本部等での決定事項については「対策本部情報」として関係者への迅速な情報発信を行う。また、異常時共有システムを活用し、会議内容を記録したホワイトボードの画像を迅速に共有する。
    • お客さまへの情報提供
      1. 首都圏から雪害区間へ旅行されるお客さまに、旅行中止の情報提供を他支社輸送指令間などと迅速に行う
      2. 計画運休等のお客さま周知は、プレスニュース活用、(株)JR東日本アイステイションズを通じての情報提供、駅頭掲示及び車内放送等で対処する。必要により現地画像り情報提供を駅頭掲示で行う
      3. 対策本部設置時は、翌日の通勤・通学列車の確保については早めに運転計画を確定し、新潟県防災局を通じて各市町村に情報発信を行うとともに、駅等を通じ、地域の学校等への情報提供をタイムリーに行う
      4. 情報提供ツールの有効活用により、輸送障害時のお客さまへの運転見合わせや運休等の情報発信を速やかに行う。
    • お客様救済
      1. 円滑なお客さま救済と避難場所等の確保や早期救済に向け、事前に自治体との連携強化を行う
      2. 駅間で雪を抱えて停車し、長時間運転再開ができないことが想定された場合は、新潟県防災局のほか、各市町村に迅速に情報発信し、お客さま救済方法について打診を行う
      3. 雪害時のバス・給食手配などお客さま救済については、対策本部の設置状況により旅客班または輸送指令等で連絡体制、運行方法、役割分担を明確にした迅速な対応を行う
      4. お客さま全員の同時救済に拘らず、手配できたバス・タクシーを活用しお客さま救済を行う

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  ■ 団体交渉のポイント

  • 冬期体制の期間、社員運用計画について
    • 冬期における社員運用は12月15日からを基本とする。営業の多客対応についてはガーラ湯沢の営業にあわせ12月14日からとする。冬期開始前における雪害等は支社企画部門からの応援で対応する
    • テンポラリースタッフは12月15日または20日~(大白川は12月1日~)となるがそれ以前の対応は個別契約とする。効率的な運用の観点から常勤から巡回除雪にシフトしている

  • 簡易型乗用除雪機械「とらん丸」について
    • 教育対象は、保線技術センターでは事務職以外の全社員を基本として具体的には箇所で決める。11月から始めて12月にかけて行う予定
    • 載線可能な踏切の調査は現在も継続中。担当する保線技術センターが見ているエリアの半数程度まで終了。
    • 車両センター等から載線箇所までの運搬業者について、新潟以外は現時点で未定
    • 運搬手続きを3保線技術センター間ではなく主管で行うという組合側からの提案については検討中

  • その他今冬期の取組み
    • ディスクブレーキ凍結確認は今年も継続するが、毎日実施を前提としながら気象予報等で行わない日を設定することを検討中
    • ディスクブレーキ凍結防止対策としての防風ネット設置や留置番線変更は今冬も実施する 検修派遣については昨冬と同じ条件で行う
    • 米坂線の除雪はMRが適しているため坂町の投排雪保守用車を吉田駅に配置し、吉田駅のMRを見附駅に配置する計画で調整中
    • 倒木対策として多量の降雪時には、米坂線、磐越西線において伐採作業員の配置を実施
    • E653系窓ガラス割れ対策は原因が特定されないので昨冬までのものを継続する

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