地本申5号コーナー

自己申告書に基づいた個人面談に関する緊急申し入れ

最終更新日 2019年12月10日


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  ■ 申5号 自己申告書に基づいた個人面談に関する緊急申し入れ

2019年11月 1日申し入れ

 標題について、今年度は「変革2027を踏まえた新たなジョブローテーション」の実施を視野に入れた自己申告書に基づく個人面談が開始されています。

 社員が年に一回、希望や家庭状況を管理者へ伝え、相談も出来る公式かつ大事な場であるにも関わらず、職場や社員によって管理者の対応が違うとの疑問や不安の声が寄せられています。

 従いまして下記の通り、緊急に申し入れますので新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 個人面談実施において、現場長と管理者が対応する2対1と、管理者のみの1対1の違いを明らかにすること。
  2. 個人面談の開催場所が、社員の個人情報が漏れる場所で行っていることから、プライバシーを保護できる環境で実施すること。
  3. 回答は11月5日までに行うこと。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2019年11月29日 10時00分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2019年11月29日 10時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 個人面談実施において、現場長と管理者が対応する2対1と、管理者のみの1対1の違いを明らかにすること。

    回答:今まで以上に社員の将来希望について詳細に把握していく考えである。

  2. 個人面談の開催場所が、社員の個人情報が漏れる場所で行っていることから、プライバシーを保護できる環境で実施すること。

    回答:個人情報の管理を徹底していく考えである。

  3. 回答は11月5日までに行うこと。

    回答:「労使間の取扱いに関する協約(平成30年10月1日締結)」に則り、取り扱うこととなる。

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  ■ 団体交渉のポイント

  • 会社の主張及び考え方
    •  本年度の自己申告書について様式の変更等があったが、個人面談については今までと特段変わった面談ではない
    •  面談のやり方で管理者と社員が2対1、1対1で行うようになど、支社として具合的な指示はしていない。現場で意見を把握しやすいようにやり方を考えたという認識
    •  2対1で実施することにより、複数の管理者の経験を語ることができる

  • 組合側の主張
    •  面談のやり方が管理者と社員が2対1、1対1と職場によってやり方が異なり、また同じ職場でも在職年数等によって扱いが異なることなどから社員は不安を抱いている
    •  このように不安を抱かせるようなやり方で面談が実施されていることに対して面談期間中に労使で議論すべき課題として再三団体交渉の開催を求めてきた。
    •  新たなジョブローテーションに関わる、他の施策が検討中等明確でない中で社員にビジョンを持ってと話がされており、各施策が明確になった時点で来年の春に再度面談をすべきだ

  • 確認事項
    •  個人面談は、自己申告書を踏まえ、社員の考えを後押しするものであり、本人の考えを変更させるものではない
    •  会社は、面談のやり方が異なることにより、社員に不安を与えたならば、今後の面談の課題として受け止める
    •  プライバシーが守らない箇所での面談の実施は誤りであり、今回の事象を通じて各箇所長に是正・指導を行い再発防止を行った。当該職場では、育成助役を通じて希望社員について再度把握すると話をしている
    •  今年度の個人面談での問題点を会社も各現場から把握し、トレースをし来年度以降に活かすこと

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