- 冬期体制を12月1日からとし、全系統で統一すること。
回答:「冬期における社員運用計画」については、提案どおりで考えている。
- 大雪警報発令時は早めに運休手配を行い現場に周知すること。
回答:運休等の計画を行う際は引き続き早めの現場への周知を心掛けるが、運休等計画の判断は気象庁、気象予報会社からの情報、現地の降積雪状況や、除雪計画から総合的に判断することになる。
- 「とらん丸」の運用の考え方、位置づけを明らかにすること。
回答:簡易型乗用除雪機械は、列車が駅間に停車した際の救援等除雪作業、構内除雪等で投排雪保守用車及びモータカーロータリー等の運用ができない場合、その他必要と認められる除雪作業に活用する。
- 「とらん丸」の取り扱いを行う全社員に冬期体制前に教育を行うこと。
回答:必要な教育は実施して行く考えである。
- 「とらん丸」故障時の救援方法を定め社員教育をおこなうこと。
回答:簡易型乗用除雪機械の油圧式転車台不具合を想定し手動ポンプの操作訓練を実施したほか、機械故障時の緊急連絡体制表を整備し車載したところである。
- 新潟保線技術センター管内の「とらん丸」の載線箇所を全て明らかにすること。
回答:関係保線技術センターにおいて現在調査しているところである。
- 長岡保線技術センター管内の「とらん丸」の載線箇所を全て明らかにすること。
回答:関係保線技術センターにおいて現在調査しているところである。
- 柏崎保線技術センター管内の「とらん丸」の載線箇所を全て明らかにすること。
回答:関係保線技術センターにおいて現在調査しているところである。
- 見附構内に配備するMR基地の消雪設備を整備すること。
回答:設備投資計画については、支社内の優先順位を勘案しながら検討することとなる。
- 信越線長岡~柏崎の架線凍結対策を講じると共に、初列車の前にカッター代行を運行すること。
回答:信越本線長岡~柏崎の架線凍結対策は、新潟支社保全標準に則り年2回のトロリ線塗油を実施する考えである。
なお、同区間でカッター代行を運転することは困難である。
- E129系のディスクブレーキ凍結対策を車両面、設備面で講じること。
回答:E129系の制輪子凍結対策については、滞泊駅における留置位置変更や状況に応じた限流値増による取扱い、気象条件を考慮した検修社員の派遣、入換合図による起動確認等により対応していくことで考えている。
- E129系の車掌の誘導による起動確認について今冬期の考え方を明らかにすること。
回答:今冬期は気象条件を考慮し、車掌の誘導による起動確認を行うことで考えている。
- E129系電気ブレーキNFB及び耐雪ブレーキNFBを運転台前面に移設すること。
回答:現時点において、E129系の電気ブレーキNFBおよび耐雪ブレーキNFBを移設する計画はない。
- E653系いなほ車両の窓ガラス割れ対策として恒久的な対策を立て実施すること
回答:羽越線におけるE653系「いなほ」号の窓ガラス破損については、車両床下からの雪氷落下によるバラスト巻き上げに起因するものと推定される。
なお、対策としてE653系の床下に保護フィルムの貼付を行ったほか、トンネル内徐行を実施する。
- 冬期間、只見線2428D~回2429Dを大白川駅本線折り返しとすること。
回答:関係線区全体の利便性と、停止位置及び軌道回路注意の対象であることを考慮しているものである。
- 新潟新幹線車両センター構内の着発線から庫内までの指定通路の除雪を行うこと。
回答:新潟新幹線車両センター構内における除雪については、新幹線統括本部において決定することとなる。
- 新潟新幹線運輸区のカッター車要員として、冬期間は運転士1予備(5時から12時)勤務の社員をおくこと。
回答:新潟新幹線運輸区の要員については、新幹線統括本部において決定することとなる。
- ガーラ湯沢駅における回送列車発車の際、ホーム上の安全確認を行う対策をとること。
回答:ガーラ湯沢駅においては、ホームの係員を省略できる駅であることから、現行どおりの取扱いで考えている。
- 拠点箇所に線路上の積雪を観測する機器を設置すること。
回答:建築限界外からの線路上の積雪深計測は、現時点では技術的に困難である。
なお、冬期間における降積雪状況の把握については、外部気象情報や関係社員からの情報等に基づき実施していく考えである。
- 長鳥駅下り本線に軌間内消雪シートを設置すること。
回答:設備投資計画については、支社内の優先順位を勘案しながら検討することとなる。
- 磐越西線・津川駅、五十島駅の軌間内融雪装置(線間プール)を新しい物に取り替えること。
回答:設備投資計画については、支社内の優先順位を勘案しながら検討することとなる。
- 十日町駅31号ポイント、32号ポイントに融雪装置を設置すること。
回答:多額の設備投資を要することから現行どおりで考えている。