★　２０１９年　６月１８日　１４時００分より団体交渉を行います

　　★　２０１９年　６月１８日　１４時００分より団体交渉を行いました

1. ２０１６年度申５号第４項「新津運輸区Ｂ２１４１行路１２６Ｄ列車において、労働時間外で車内見回り、ドア閉め作業が行われていた期間を明らかにするとともに、遡って賃金不払い分を早急に支払うこと。」

   回答：対象期間は２００９年３月１４日から２０１６年５月１２日までの間である。なお、これ以外に確認を行ったところ、新津運輸区運転士行路Ｂ２０９４、Ｂ２０９５において、２０１６年４月２日から２０１６年５月２９日までの間、付加時分が付与されていないことが判明した。これらを踏まえ、賃金遡及の取扱いに則り、２０２０年４月２４日に賃金を追給する。

2. ２０１６年度申５号第５項「新津運輸区Ｃ７００８行路２２７Ｄ列車新津到着後、ドア締めから誘導開始までの付加時間が付与されていない期間を明らかにするとともに、作業が行われていた期間の賃金不払い分の賃金を早急に支払うこと。」

   回答：当該行路の付加時分は適正に付与されている。なお、これ以外に確認を行ったところ、新津運輸区車掌行路Ｃ７００５において、２０１５年３月１３日から２０１６年３月２４日までの間、付加時分が付与されていないことが判明したことから、賃金遡及の取扱いに則り、２０２０年４月２４日に賃金を追給する。

3. 上記１項及び２項について２０２０年３月３１日までに当該社員に説明の上、支払いを完了させること。

   回答：対象社員には順次説明を行っており、賃金の追給については２０２０年４月２４日に行う。

• 「未払いの賃金を支払う」との回答から支払いまて３年間を要した理由と認識について
  • 賃金未払いの事象が発生して認知した以上は速やかに状況を整理して遡及に必要な手続きをとり、金額を確定させて速やかに支払うのが基本的な考え方
  • 申し入れの対象としたＢ２１４１行路以外にもＢ２０９４、Ｂ２０９５行路でも未払いが発見されたことから、他区所も含めて過去に遡って調査を行ったために時間を要した
  • 賃金の支払いに関しては齟齬があってはならず、実態の解明に時間がかかった
  
  
• 精算の対象、期間などについて
  • Ｂ２１４１行路に関しては２０１３年５月１３日から２０１６年５月１２日まで。この期間とした根拠は賃金遡及の取扱いに則り、支社が未払いを把握した日から遡っての３年間とした
  • 他の行路に関しても同様に、支社が事象を把握した日から遡って３年間とした
  • 支社として把握した翌日からは正当に支給している
  • 追給人数はのべ１２７名、２０５，１１３円。また既に退職した社員にも支払った
  
  
• 賃金未払いの事象が発生したことに対する認識について
  • 深刻に受け止めており、支払いに時間を要したことにも反省の余地がある。
  • 再発防止と共に万一にも同様の事象が発生した時には速やかな支給に向けて対処する