提案団体交渉コーナー

乗務員職場における乗務可能エリアの一部拡大について

最終更新日 2020年10月21日


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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2020年10月 9日 16時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 提案内容(概要)

 新潟支社では、輸送安定性向上に向けた取り組みとして、運輸区の常務可能エリアを一部拡大する予定である。

  1. 実施内容
    酒田運輸区
    酒田~秋田駅間 ワンマン運転
    新津運輸区
    新潟~新津駅間 ワンマン運転
    新潟運輸区
    村上~酒田駅間(各駅停車・ワンマン運転区間含む)運転
    馬下~津川駅間運転(車掌)
  2. 実施時期

    2021年3月予定

    ※ 具体的実施日については、決定次第お知らせする。

  3. その他

    11月以降、順次必要な教育を開始する。

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  ■ 団体交渉のポイント

  • 施策の目的について
    • 既存の乗務担当エリアを拡大することにより、運輸区相互でカバーするエリアが拡大し、乗務員運用の都合による運休や遅れをできるだけ解消し、輸送の安定性向上を図ることが出来る
    • 目的については酒田運輸区が乗り入れる秋田支社とも共有している
      組合
      乗務エリア拡大だけで実現できるのか。運輸区として輸送障害時でも自区が担当する列車を変えようとはしない。結果、他区との列車の持ち替えなどほとんどできていない
      支社
      支社、乗務員指導室と運輸区の当直・指導間で連携強化を図ることが必要

  • 実施時期について
    • 実施日がダイヤ改正日ということではない。現場と習熟度を見極めながら判断していく
      支社
      現段階において所定行路に組み入れるかは答えられない
      組合
      ダイヤ改正の提案前に言うことができないのは理解するが、ダイヤ改正で行路が変わる。そこで変更するので、それまでに教育をしたいと何故示さないのか
      支社
      ダイヤ改正の提案については別途提案する

  • 教育、要員、設備の体制について
    • ハンドル訓練は必要。そのほか必要な教育は各箇所で判断する。具体的に何が必要かは現場の声を聞いた上で考えていく
      組合
      新潟運輸区の村上~酒田間はGVになることから差分教育も必要になるのではないか
      支社
      必要となる
      組合
      車掌であれば馬下~津川間の現地教育を行うのか
      支社
      過去に乗務経験者もいるので全員ではない
    • 社員教育のための要員増や異動は発生しない
      組合
      教育については各運輸区の指導担当が行うのか。例えば村上~酒田間の各駅停車の指導も新潟運輸区指導担当が行うのか
      支社
      協力してもらうことはあるかもしれないが各区での教育が基本。直接他区乗務員に教育したり、そのために異動したりすることはない
      組合
      指導担当の体制に変更はないのか。現場の指導担当は新規養成、転換教育、異動者対応など手一杯である
      支社
      現場の声を聞きながら判断していく
    • 施策実施にあたり設備の新設等はなく、既存の設備で対応していく

  • 施策実施の課題について
    • 冬季を迎えることで輸送障害が予想されるが、計画通り教育できるかが課題
      組合
      教育スケジュールはあるのか
      支社
      各現場の状況もあり、個々の能力に差違もあるので一律に示せるものではない。指導担当の教育も必要と考えている
      組合
      指導担当の教育も11月から行うのか。かなりスケジュールがタイトではないか。このような状況で何故できると判断できるのか
      支社
      できるかどうかを含めて現場とのヒアリングはこれから行う

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