地本申9号コーナー

酒田運輸区における間内改良に関する申し入れ

最終更新日 2021年 6月23日


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  ■ 申9号 酒田運輸区における間内改良に関する申し入れ

2021年 4月20日申し入れ

 標題について、現在酒田運輸区では間内改良工事が進行中です。酒田運輸区の間内改良においては一昨年より職場プロジェクトが立ち上げられ、働きやすさ、働きがいを社員の声で創出すべく取り組みを進めてきました。しかしプロジェクトで検討・集約した社員の声が間内改良に反映されず、あまりに一方的な実施であるとの声が寄せられています。

 従いまして東日本ユニオン新潟地本は下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 酒田運輸区に間内改良を施工した経緯及び目的を明らかにすること。
  2. 酒田運輸区に間内改良PTを立ち上げた目的を明らかにすること。
  3. 酒田運輸区に間内改良を施工している現段階の新潟支社の評価を明らかにすること。
  4. 各運輸職場の間内改良の方向性を明らかにすること。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2021年 5月20日  9時30分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2021年 5月20日  9時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 酒田運輸区に間内改良を施工した経緯及び目的を明らかにすること。

    回答:「変革2027」の実現に向けて輸送サービススタッフのオフィスにふさわしい職場環境を整備することで、「社員の働き甲斐の創出」及び「自らの意欲を伸ばしていくことのできる職場風土」を実現する目的で計画したものである。

  2. 酒田運輸区に間内改良PTを立ち上げた目的を明らかにすること。

    回答:現場第一線の社員が、企画業務や調整業務を経験することにより、自ら考え業務を行う能力を伸ばすと共に、職場風土を情勢することを目的としている。

  3. 酒田運輸区に間内改良を施工している現段階の新潟支社の評価を明らかにすること。

    回答:執務室やロッカー室等が新しく整備され、輸送サービススタッフのオフィスにふさわしい、明るく開放的な職場環境が実現できていると考えている。

  4. 各運輸職場の間内改良の方向性を明らかにすること。

    回答:「変革2027」の実現に向けて輸送サービススタッフのオフィスにふさわしい職場環境を整備することで、「社員の働き甲斐の創出」及び「自らの意欲を伸ばしていくことのできる職場風土」の実現に向けて計画していく考えである。

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  ■ 団体交渉のポイント

  • 酒田運輸区に間内改良を施工した経緯について
    • 間内改良の財源は本社であり、老朽の度合いなど設備投資の優先順位をみて新潟支社が選定した
    • 2020年度予算で予算は付いていて、止める・止めないの議論はあったが、老朽具合や働きがいの向上などで施工することとした
  • 酒田運輸区に間内改良を施工した目的について
    • 工事は途中だがおおむね回答の目的は達成に向かっている
    • 「輸送サービススタッフ」とは、酒田運輸区であれば区の全員をさす
    • 「ふさわしい」とは、全ての社員が生き生きと働くことができる職場のこと
    • 「働き甲斐の創出」とは、ワンフロア化によりコミュニケーションがとりやすくなった、トイレや風呂が綺麗になったなど、プロジェクトメンバーが限られた予算の中でどうすればより働きやすくなるか考え可能な限り取り入れ、レイアウト変更により管理者同士の連携や共有の迅速化が図られた
    • 「自らの意欲を伸ばしていく」内容としては、マイプロや委員会活動など気軽に相談できる環境となった
      組合
      乗務労働に対しての影響はどのように捉えているか
      支社
      指導などフリーアドレスとなり自由度が高まったと認識している。奥にいた区長が真ん中に来たことにより相談しやすくなり、スッキリした中で乗務できるなど様々なプラスがあると認識している
  • 間内改良プロジェクトを立ち上げた目的について
    • 現場第一線の社員が企画業務や調整業務を経験することにより、自ら考え業務を行う能力を伸ばすと共に、職場風土を醸成すること
    • プロジェクトを通じて企画業務や他部門等、キャリアビジョンの拡大につなげること
    • 社員の要望や意見を取りまとめプロジェクトをより円滑に遂行させること
      支社
      社員の要望や意見については必ずしも全て叶うとは限らないが、プロジェクトメンバーが社員とキャッチボールを行い什器選定など自分たちで選んだものが反映されるよう進めてきた
      組合
      目的に対して実態をどのように見ているのか
      支社
      管理者経由でプロジェクトメンバーの声は聞いている。メンバーは成長している
      組合
      間内改良プロジェクトの課題はなにか
      支社
      コロナの影響で現地に赴くことができなかった。WEB等活用しながらやっていければと思う
      組合
      取り組みの目的や得られた成果からすれば現在でも各区でプロジェクトチームを立ち上げたほうが、よりふさわしいオフィスが描けるのではないか?
      支社
      意見としては非常に良いが、計画や予算の見通しが立ってからの立ち上げと考えている
  • 間内改良に対する評価について
    • レイアウトを含めて酒田運輸区の社員の声でもあり、働きがいは向上し、これまでより多くの社員が休みやすくなったと評価している
      組合
      シンクの使い勝手について、あり得ない作りだとの意見が社員から出ている
      支社
      問題はない
      組合
      リクライニングシートと設置場所はどうか
      支社
      音が気になるという声は聞いているが、現場との意見交換では著しく支障があるとは聞いていない
      組合
      靴を脱いで足を伸ばすことが出来なくなったとの評価についてはどうか
      支社
      逆の意見もあり全体の意見を見て休養の取り方を判断した

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