提案団体交渉コーナー

2021年度 冬期の取組みについて

最終更新日 2021年10月26日


→地本団体交渉コーナーへもどる

  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2021年10月11日  9時30分より団体交渉を行いました

→地本団体交渉コーナーへもどる

  ■ 提案内容(概要)

  1. 運転計画・運転整理について
    1. 最新の気象予報、駅構内や線路の積雪状況等に基づき、除雪優先の運転計画を策定し除雪間合いを確保する。
    2. 悪天候が予想される場合は、新潟駅を中心とした車両運用パターンダイヤを活用した線区分離運転を実施して、他線区への影響軽減や列車ダイヤの早期平常化に努める。

  2. 機械除雪について
    1. パターン除雪線区を拡大して機械除雪の作業効率を高める。
    2. 磐越西線・米坂線の支社境界付近での仙台支社と協力した機械除雪や越後川口駅構内での日中時間帯の機械除雪を行う。

  3. 構内除雪について
    1. 構内除雪は機械除雪を中心に実施するが、必要により、支社等からの要員派遣も含めて人力除雪も活用する。
    2. 乗務員によるポイント不転対応を試行する。

  4. 駅間停車防止対策について
    1. 2018年1月に策定した長時間の駅間停車防止対策に継続して取り組む。
    2. 局地的に短時間で急激に降る雪に備え、様々な情報を収集し、必要な場合は迷わず運転中止を判断する。必要により、日中時間帯の列車を運休して計画的な除雪も実施する。
    3. 駅間停車のリスクに備え、必要により、救済バスの事前待機や業務用自動車・MRによる救済等も行う。

  5. 社内の情報共有・系統間の連携強化について
    • メールやTeams、異常時情報共有システム等のツールを活用し、社内の情報共有や系統間の連携強化を図る。

  6. お客さま情報提供について
    1. 雪害に伴う計画的な運休は、基本的に前日の午前中の対策会議で決定する。
    2. 計画的な運休に関する情報はあらゆるツールを活用して早めかつ前広にお客さまに情報提供する。

  7. その他取り組みについて
    1. 列車の集電機会を高めるため、営業列車に2Pan編成を充当する。
    2. 越後川口駅起動不能事象の対策として、今年度は列車の停止位置変更及び機械除雪のフランジャー降下対応を行う。

  8. 要員体制について
    1. 駅多客対応

      箇所名:越後湯沢駅

      概要:改札(変7H-1)×1を(変9-2)へ変更

         出改札(変7H-1)×1を措置 ※土休日のみ

      期間:12/11~3/13

      箇所名:ガーラ湯沢駅

      概要:当務(変9-2)×1を措置

         出改札(変7H-1)×1を措置

         出改札(変7H-1)×1を措置 ※土休日のみ

      期間:12/11~ (未定)

    2. 駅輸送対応

      箇所名:越後湯沢駅

      概要:業務(変7H-1)×2を措置

      期間:12/11~2/28

      箇所名:小国駅

      概要:出改札(変10-3)×1を(交代2)へ変更

      期間:12/15~2/28

      箇所名:十日町駅

      概要:出改札(変7H-1)×1を(交代L3)へ変更
      信号(交代L3)×1を措置

      期間:12/15~3/15

    3. 運輸関係

      箇所名:長岡車両センター

      概要:検修(変7H-1)×1を(交代L3)へ変更

      期間:12/15~2/28

      箇所名:輸送課指令室

      概要:指令員(交代L2)×3を措置

      期間:12/15~2/28

→地本団体交渉コーナーへもどる

  ■ 団体交渉のポイント

  • 運転計画・運転整理について
    • 午前のパターンしかなかったが、午後・全日のパターンを追加する。
    • 判断は前日の対策会議か、ウェザーから新たな情報があれば都度対応する

  • 機械除雪について
    • 機械の配置に変わりはない
    • 隣接支社との打ち合わせにより支社境界を超えて除雪を行うことを可能とする。注意箇所等も打ち合わせている
  • 乗務員のポイント不転対応について
    • 乗務員のポイント不転対応の目的はダウンタイムの削減。組合側から効率化の都度ダウンタイムを拡大させたとの指摘であるが、お客さまのためである。
    • 12月15日から指定駅のみで試行する
    • スクレイパー、ほうき、レインコート、防刃手袋、シューズカバーを車両搭載する
    • 乗務員の申告を上回る指示は行わない。写真を撮ってもらうが、乗務員が行けないと言っているものを行けと指示することはない
    • 車掌もポイント不転対応するのかは確認して返答する
  • 駅間停車防止対策について
    • 昨年の冬期の途中からJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の情報提供が始まったので今冬から活用していく
  • その他取り組みについて
    • 越後川口は雪の逃げ場がないため停止位置を2両分移動する。井戸は渇水状態であるため、シートを撤去してフランジャーを下げる
    • 1321Mを2パン編成としA運用を変更する。単行機関車列車は昨年同様場合によっては同時運行はあり得る。要員は発生主義であるため波動とする
  • 要員体制について
    • 人数は昨年と同様だが、勤務種別の表記としてわかりやすくした。勤務種別も昨年と同様である

→地本団体交渉コーナーへもどる