地本申7号コーナー

「駅における販売体制の見直しについて」に関する申し入れ

最終更新日 2021年 2月24日


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  ■ 申7号 「駅における販売体制の見直しについて」に関する申し入れ

2022年 1月28日申し入れ

 東日本ユニオン新潟地本は、2021年12月15日に標題について提案を受けました。

 酒田駅及び越後湯沢駅において「話せる指定席券売機」を導入し、出札専属の社員の配置を見直すことでより柔軟な働き方を実現するとしています。

 出札窓口での対応を常時行わなくなることで、社員の労働環境や出札業務における「知識・技能維持」のあり方、そして「お客さまへのサービス」に大きく影響を与える内容です。

 また、2020年12月に浦佐駅に「話せる指定席券売機」が導入されて以降の検証も今後の導入拡大前に必要であるとの認識から下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 話せる指定席券売機導入の基準を明らかにすること。
  2. 話せる指定席券売機導入に伴う、これまでの成果と課題を明らかにすること。
  3. 2022年3月ダイヤ改正時点でのJR東日本全体での話せる指定席券売機導入台数について明らかにすること。また、それに伴うオペレータ増員の有無について明らかにすること。
  4. 話せる指定席券売機では発券できないためにマルス端末での対応となる事例を明らかにすること。またその対応策、機能改修のスケジュールを明らかにすること。
  5. 業務委託駅を含む今後のマルス端末設置、撤去について考え方を明らかにすること。
  6. 窓口を廃止することによる、お客さまへのサービスの低下について考え方を明らかにすること。
  7. 今後のお客さま増加に伴う常時窓口再開の是非についての考えを明らかにすること。
  8. 酒田駅・浦佐駅・越後湯沢駅における出札業務における「知識・技能維持」等の教育について考え方を明らかにすること。
  9. 新入社員のマルス操作技術教育について考え方を明らかにすること。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2022年 2月 8日 14時30分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2022年 2月 8日 14時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 話せる指定席券売機導入の基準を明らかにすること。

    回答:お客さまのご利用状況等を総合的に勘案して導入している。

  2. 話せる指定席券売機導入に伴う、これまでの成果と課題を明らかにすること。

    回答:効率的な業務運営体制と高品質なお客さまサービスの両立を図りながら、スムーズなご利用環境を引き続き提供していく考えである。

  3. 2022年3月ダイヤ改正時点でのJR東日本全体での話せる指定席券売機導入台数について明らかにすること。また、それに伴うオペレータ増員の有無について明らかにすること。

    回答:2021年12月1日現在9支社24駅で稼働中であり、お客さまの応対件数と、ご利用状況を勘案してオペレーターを配置していく。

  4. 話せる指定席券売機では発券できないためにマルス端末での対応となる事例を明らかにすること。またその対応策、機能改修のスケジュールを明らかにすること。

    回答:話せる指定席券売機では対応できない取扱いについて、お客さま及び社員に必要な周知を行っているところである。

  5. 業務委託駅を含む今後のマルス端末設置、撤去について考え方を明らかにすること。

    回答:各駅のご利用状況や配置バランスを勘案して決定している。

  6. 窓口を廃止することによる、お客さまへのサービスの低下について考え方を明らかにすること。

    回答:乗車券類の購入方法の多様化や販売機器の機能向上等により引き続きお客さまサービスの向上を図っていく考えである。

  7. 今後のお客さま増加に伴う常時窓口再開の是非についての考えを明らかにすること。

    回答:乗車券類の購入方法の多様化や販売機器の機能向上等により、窓口によらないスムーズなご利用環境を引き続き提供していく考えである。

  8. 酒田駅・浦佐駅・越後湯沢駅における出札業務における「知識・技能維持」等の教育について考え方を明らかにすること。

    回答:必要な教育は行っていく考えである。

  9. 新入社員のマルス操作技術教育について考え方を明らかにすること。

    回答:必要な教育は行っていく考えである。

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