提案団体交渉コーナー

新潟支社の現業機関における柔軟な働き方の実現について

最終更新日 2022年 5月 2日


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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2022年 4月 4日  9時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 提案内容(概要)

  1. 実施内容
    長岡営業統括センター」及び「新潟営業統括センター」を現業機関として新設する。
  2. 実施箇所
    各営業統括センターは、以下の現業機関を統合して新設する。
    (1)長岡営業統括センター
       長岡駅(地区センターを含む)・越後湯沢駅(ガーラ湯沢駅を含む)・浦佐駅・柏崎駅・上越妙高駅・十日町駅・燕三条駅(吉田駅を含む)
    (2)新潟営業統括センター
       新潟駅(地区センターを含む)・小国駅・新発田駅・村上駅・新津駅・上沼垂信号場
  3. 実施期日
    長岡営業統括センター 2022年10月
    新潟営業統括センター 2023年 3月
  4. その他
    (1)各営業統括センターの発足に向け、検討を推進する体制を整備するとともに、関係社員に対し、必要な教育等を実施する。
    (2)各営業統括センターの具体的な発足日や体制については、別途示す。
    (3)各営業統括センターでは、企画部門からの業務移管や運輸区等との業務融合を実施する。

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  ■ 団体交渉のポイント

  • 施策の目的などについて
    • 1人の社員が複数の業務を担い、新たな価値観の創造やキャリアアップ、より生産性の高い業務執行体制を実現することを念頭においている
    • 新たな取り組みを通じて収益が上がることも期待するが、効率的な運用や収入・収益のアップが目的ではない
    • 特定の箇所や担務に縛られずエリア内で交流することで目に見えない効果が期待でき、社員の視野が広がったり、キャリアプランが描きやすくなったりする
  • 営業統括センター設置の概要について
    • 庄内統括センターは駅と運輸区の融合だったが、今回は営業統括センターとしての提案であり、いわゆるエリア内の特性に応じた活躍フィールドの拡大をめざす
    • 運輸区、車両センター、技術センター、企画部門、グループ会社については、業務連携し、兼務発令を含めた業務の連携を検討している
    • 長岡営業統括センターは冬期前に体制を整えるため今年10月に発足とする
    • 新潟営業統括センターは6月の新潟駅全面高架化への対応、設備系の8技術センターや2運輸区との調整などがあるため来年3月発足とする
    • 営業統括センターの規模感としてはどちらも約150名。新潟の方が少し多いが200名は超えない。
    • 検討にあたりエリアの広さについての意見もあったが、企画業務について一定の移管を行うことを踏まえるとある程度の規模が必要であり、まずは営業で固まるという判断に至った
    • 運輸区が入らなかったのは営業の中で駅の相互運用を確実に行うためで、安全に対する考えに変わりはない
    • 今回の提案はエリア、時期、職場を示して立ち上げの機運を盛り上げるものであり、完成形は固まっていない。走りながらマイナーチェンジをし、ブラッシュアップを行う
  • 安全・サービスに対する考え方について
    • 1つの仕事を専属で担うことが安全という考えもあるが、複数の業務を行うことで新たな気付きや新たな考えが生まれる。会社として安全レベルが下がるとは考えておらず、向上していきたい
    • 学生輸送、観光・イベント対応や帰省ラッシュ、季節営業の箇所など駅で特状が異なる。特定の箇所であれば経験できないことも駅同士の融合を進めてレベルアップを図りたい
    • 出札であっても駅により対応の仕方や取り組みが違う。エリア内で水平展開することで取り入れたり改善をしたりしてサービスアップしていく
    • 複数業務を担うことで見習い教育を含めて、やるべき事が増える事は事実。事故や事象を起こさないように教育の上で、業務に当たってもらう
    • 人によってスピードが違うからこそ教育を行うものであり、スケジュールありきではない
  • 業務の融合について
    • 発足時に1人が全駅対応は現実的ではなく、現時点の駅を基点にプラス1駅、2駅の融合となる
    • 吉田駅と上越妙高駅のような遠距離間の融合は現実的ではない。長岡駅と吉田駅、柏崎駅と上越妙高駅の様な形で、各駅が社員の運用によりつながることで単独の駅は作らない様にする
    • スタート時点では助勤の経験が無い社員が別の駅で出改札、信号担当が他の駅の信号などのイメージ。既に新潟、長岡では営業担当が新幹線の列車扱いをしていたりする。範囲は駅によって異りあらゆるパターンがある
    • 庄内統括センターは乗務員と駅の融合なので担務は月単位としたが、現状でも行っていることから営業統括センターでは日毎の指定も可能
  • 業務の連携について
    • 運輸区との連携としては、新津での「ばんえつ物語」のセレモニーなど、企画業務を通じて乗務員側のイベントに関わるなどする
    • グループ会社との連携として、NEW DAYSの実務を担うことも含め、直接だけではなく連携という意味でこれからも行っていく
    • 車両製造部門のJ-TRECとの連携は今のところは考えていない
    • 新幹線統括本部の新幹線運輸区、新幹線車両センターとの連携として、イベントや車内での特別改札などの可能性はある
    • 他支社との連携として、首都圏ではライン管理という考えもあり、何らかの連携の可能性はある
    • 運輸区側からの連携としては、フジロックや長岡花火など地区で対応していたものは乗務員も対応する。支社からの企画業務移管もあり、兼務とするのか、作業ダイヤに入るかは検討中
  • 具体的な運用などについて
    • どの駅とどの駅を融合するかは具体的には決まっていない
    • 出勤箇所は作業ダイヤに入る社員は基本的に現地出退勤が現実的。企画業務や内勤、事務は集約することになると思うが、具体的には決まっていない
    • 全てが拠点の新潟、長岡というのは現実的ではなく、サブ的な事務所を作るなどの可能性もある
    • ロッカーの配置についても固まっていない
    • 地区センターの役割は残すが、地区センターの名称は無くす方向。担っている役割は営業統括センターが吸収する
    • 企画業務については、基本は新潟駅と長岡駅に設定する。一律に拠点に集めるか、サブオフィスで仕事をするかなど運用の仕方はこれから進める
    • 庄内統括センターでは「安全・輸送品質向上」「営業・地域活性化」「企画総務」の3つの室を作った。長岡、新潟でも同じ規模か広げるかはこれからの検討であり、長岡、新潟で違う可能性はある
    • 通勤手当の経過措置は庄内統括センター設置時と同じ考え方
    • 新入社員の配置は長岡、新潟、庄内の3箇所になる。首都圏での運用は変わらない。来年4月以降に営業統括センターに配属した中で、どこの駅のどの担務を担うかはまた別の話となる
  • 発足に向けて検討を推進する体制の整備について
    • 営業部と人事課で検討しているが、現場長や現場管理者を入れて、検討が進めば一般の社員も入れる場を創っていきたい
      組合
      庄内統括センターの設置を振り返ると、発足まで1カ月を切っても社員が何処に出勤するのかさえ説明がない状況だった。実施するということは前広だったが中身は前広では無かった。社員に不安を抱かせないために推進の整備は重要だ
      支社
      特に長岡営業統括センターについては半年もないことから、社員に不安を抱かせないためにも、発足に向けて検討を推進する体制の整備を行っていく

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