地本申19号コーナー

D-TACの本運用に関する申し入れ

最終更新日 2023年 1月 5日


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  ■ 申19号 D-TACの本運用に関する申し入れ

2022年 7月12日申し入れ

 2022年6月1日より、乗務員が使用する「運転時刻表」についてD-TACの本運用が始まりました。

 乗務員が使用する運転時刻表は業務指示書としての性格を持つことから、列車の安全安定輸送の確保に重要な役割を果たしています。D-TACの本運用により、タブレット端末の不具合や通信障害、運転時刻表への速度超過対策の変更など、紙に印刷された運転時刻表では想定されなかった新たな事態に対応する必要があります。

 D-TACの本運用に関して組合員のみならず、東日本ユニオンに多くの声が寄せられていることから、安全安定運行の視点から下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 新潟支社において把握しているD-TACの問題点と課題を明らかにすること。
  2. 乗務中におけるタブレット端末の不具合発生に対する考え方を明らかにすること。
  3. 乗務中におけるD-TAC通信障害発生に対する考え方を明らかにすること。
  4. 異常時等での車外・屋外での使用時における雨や雪等によるタブレット端末破損及び汚損等のリスクに対する考え方を明らかにすること。
  5. 電源コンセント等の設備がない車両の乗務中において、異常時等に起こり得るタブレット端末の電池切れに対する考え方を明らかにすること。
  6. 2022年4月28日付新潟支社運輸部企画課運用Gからの「乗務中にD-TAC不具合が発生した場合の取扱い」において走行中にD-TAC不具合が発生した場合の取扱いが運転士と車掌で相違があることに対する考え方を明らかにすること。
  7. D-TACの不具合に起因して列車遅延や運休等が発生することに対して、安定輸送とお客さまサービスの視点から考え方を明らかにすること。
  8. これまで速度超過防止対策として実施してきた赤ペン記入の評価、及びD-TACのマーカー機能に対する認識と課題を明らかにすること。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2022年11月30日  9時30分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉の開催を延期

  ★ 2022年11月30日  9時30分より予定していた団体交渉は、支社側交渉員の都合により延期となりました

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2022年12月 8日  9時00分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2022年12月 8日  9時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 新潟支社において把握しているD-TACの問題点と課題を明らかにすること。

    回答:想定通り順調に運用されていると考えている。

  2. 乗務中におけるタブレット端末の不具合発生に対する考え方を明らかにすること。

    回答:乗務中にタブレット端末の不具合が発生した場合は、「乗務中にDTAC不具合が発生した場合の取扱いについて」等に基づき対応しているところである。

  3. 乗務中におけるD-TAC通信障害発生に対する考え方を明らかにすること。

    回答:乗務中にタブレット端末の不具合が発生した場合は、「乗務中にDTAC不具合が発生した場合の取扱いについて」等に基づき対応しているところである。

  4. 異常時等での車外・屋外での使用時における雨や雪等によるタブレット端末破損及び汚損等のリスクに対する考え方を明らかにすること。

    回答:乗務中にタブレット端末の不具合が発生した場合は、「タブレット端末(Joi-Tab)の取扱いについて(平成28年5月31日新支運企第105号連絡)」等に基づき対応しているところである。

  5. 電源コンセント等の設備がない車両の乗務中において、異常時等に起こり得るタブレット端末の電池切れに対する考え方を明らかにすること。

    回答:乗務中にタブレット端末の不具合が発生した場合は、「タブレット端末(Joi-Tab)の取扱いについて(平成28年5月31日新支運企第105号連絡)」等に基づき対応しているところである。

  6. 2022年4月28日付新潟支社運輸部企画課運用Gからの「乗務中にD-TAC不具合が発生した場合の取扱い」において走行中にD-TAC不具合が発生した場合の取扱いが運転士と車掌で相違があることに対する考え方を明らかにすること。

    回答:乗務員の作業内容に応じて定めたものである。

  7. D-TACの不具合に起因して列車遅延や運休等が発生することに対して、安定輸送とお客さまサービスの視点から考え方を明らかにすること。

    回答:不具合発生時には必要な対応を速やかに行う考えである。

  8. これまで速度超過防止対策として実施してきた赤ペン記入の評価、及びD-TACのマーカー機能に対する認識と課題を明らかにすること。

    回答:いずれの速度超過防止対策についても、効果的な注意喚起であると考えている。

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