- 今冬期、上越線で列車の終日運休が続いた原因と対策を明らかにすること。
回答:今冬は、山間部中心の大雪で2月後半まで雪が強く降り続く天候だった。引き続き、様々な情報を収集しながら、除雪計画優先で無理のない最適な運転計画の策定に努めていく考えである。
- 運転再開見込みのプレス発表について今冬期の課題を明らかにすること。
回答:プレス発表については、可能な限り速やかに行っているところである。
- 当日、始発から通常運行を行っている中で、急遽列車を運休させる場合は、帰宅する旅客の救済を計画的に行うこと。
回答:急遽、列車が運休になる場合等には、可能な限り、お客さま救済を実施しているところである。
- タクシーによる乗務員の送り込みを解消する運用を隣接区及び隣接支社間で確立すること。
回答:乗務員運用における列車の持ち替えは、関係箇所間での調整により実施しているところである。
- 輸送障害時における気動車の燃料管理の考え方について明らかにすること。
回答:気動車の残油量管理は適切に行っているところである。
- 羽越本線鶴岡~酒田間における吹き溜まり防止対策を明らかにするとともに、吹き溜まり発生時にはMRにより側雪を除去すること。また、冬期前までに線路に近接するススキ、葦等の雑草を除去すること。
回答:吹き溜まり防止対策は、優先順位を勘案しながら検討することとなる。また、除雪は状況を勘案し実施しているところである。なお、除草については、計画的に行っているところである。
- 2021年12月27日、羽越本線 羽前大山~羽前水沢間・下興屋踏切に起因した輸送障害の原因を明らかにするとともに、対策を講じること。
回答:雪が原因で自動車が踏切内に立ち往生したと思われる。なお、踏切設備の改良は優先順位を勘案しながら検討することとなる。
- 2021年12月26日、2022年1月1日に上沼垂信号場構内北部方ポイント96号及び97号で繰り返し発生したポイント不転換の原因を明らかにするとともに、対策を講じること。
回答:雪の介在等によりポイント不転換が発生したものと思われる。なお、設備改良等については、支社内の優先順位を勘案しながら検討していくこととなる。
- 上越線において積雪による信号機等鉄道設備の埋没が発生し、列車運行が困難な状況が数日間続いたことから、計画的な一斉除雪を行うこと。
回答:計画的な一斉除雪については、必要に応じて実施しているところである。
- GV-E400系の乗降ドアに連続して雪が介在した原因を明らかにするとともに、雪が介在しない対策を講じること。
回答:雪の介在により発生したものと思われる。なお、GV-E400系のドア下部にはレールヒーターが搭載されている。
- 今冬期のホーム除雪に対する課題を明らかにすること。
回答:ホーム上家が整備されていない駅及びホーム上家が2両分に満たない駅のホーム除雪については、始発列車到着までに指定された2両分のホーム除雪を行い、日中時間帯に掛けて編成両数分の除雪を可能な限り行うように取り組んでいるところである。
- 上越線ガーラ湯沢駅ホームの除雪をテンポラリースタッフにより行うこと。
回答:必要なホーム除雪は行っていく考えである。
- 越後線越後曽根駅本線上りレピーターを着雪防止用のビニールで覆うこと。
回答:越後線越後曽根駅本線上りレピーターを着雪防止用のビニールで覆う計画は今のところない。
- 上越線越後川口駅上り本線に施工した停目移設の検証を明らかにすること。
回答:上越線越後川口駅上り本線に施行した停目移設は一定の効果があったと考えている。
- 横取り装置におけるポイント融雪の課題を解消し、出動までの機動性を向上させること。
回答:必要に応じて除雪していく考えである。
- 浦佐寮(社宅側含む)に消雪パイプを設置すること。
回答:寮及び社宅の除雪については、現行通り居住者が行うこととなる。
- 暖房予熱の見直しを行ったことによる成果と課題を明らかにすること。
回答:暖房予熱の見直しについては、一定の効果があったと考えている。