地本申2号コーナー

「長岡営業統括センターにおける柔軟な働き方の実現について」に対する申し入れ

最終更新日 2022年10月27日


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  ■ 申2号 「長岡営業統括センターにおける柔軟な働き方の実現について」に対する申し入れ

2022年 8月31日申し入れ

 標題について、7月19日に提案を受けました。本施策は長岡エリアにおいて越後湯沢駅(ガーラ湯沢駅含む)、浦佐駅、柏崎駅、長岡駅(地区センター含む)、上越妙高駅、十日町駅及び燕三条駅(吉田駅含む)を統合するものであり、広範な業務範囲を発足当初において3ブロック化、長岡運輸区の車掌業務を駅業務と融合するなど整理すべき課題の多い施策であると認識しています。

 東日本ユニオン新潟地本は、本施策による安全・安定輸送への影響を慎重に検討するとともに、長岡営業統括センター及び長岡営業統括センターと連携・融合して働く社員の労働条件・労働環境に関する懸念を払拭すべく下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 長岡営業統括センターを設置する目的を明らかにすること。
  2. 長岡営業統括センターにおいて、お客さまに近い場所で総意を発揮し、自己の成長と新たな価値創造が実現できる組織への具体的なプロセスを明らかにすること。
  3. 長岡営業統括センターにおいて、『安全』や『地域』との関係を維持しながら鉄道オペレーションをサステナブルに運営できる組織への具体的なプロセスを明らかにすること。
  4. 長岡営業統括センターにおいて、成長戦略を強力に推進し、収益力を強化し、変革のスピードアップが実現できる組織への具体的なプロセスを明らかにすること。
  5. 長岡営業統括センターにおいて、時代の変化に柔軟に対応できる組織への具体的なプロセスを明らかにすること。
  6. 施策実施により、安全がどのように向上するのか明らかにすること。
  7. 施策実施により、お客さまサービスがどのように向上するのか明らかにすること。
  8. 長岡営業統括センター発足時点の指揮命令系統を明らかにすること。
  9. 長岡営業総括センターと長岡エリア各現業機関との連携について、具体的な業務内容を明らかにすること。
  10. 長岡営業統括センター発足によりエリア内の販売体制に変更があるのか明らかにすること。
  11. 長岡営業統括センター発足時における企画業務の具体例を明らかにすること。
  12. 長岡営業統括センターの社員に他の現業機関との兼務発令を行う考えがあるのか明らかにすること。
  13. 各担務に精通するプロをどのように養成するのか明らかにすること。
  14. 長岡営業統括センター配属の新入社員の業務内容、教育・育成、及びキャリア加算の考え方について明らかにすること。
  15. 鉄道オペレーションを3ブロックに分ける必要性を明らかにすること。また、ブロック毎の勤務指定、勤務操配の考え方を明らかにすること。
  16. 長岡営業統括センターの業務や担務、及び新たな働き方においてエルダー社員の運用を明らかにすること。
  17. 長岡営業統括センターにおけるフレックスタイム制の適用を明らかにすること。
  18. 長岡営業統括センター内の各勤務地において、いわゆる通勤超勤の『経過措置』における移動時分の考え方をそれぞれ明らかにすること。
  19. 長岡営業統括センター所属社員の寒冷地手当支給区分を明らかにすること。
  20. 長岡営業統括センターにおける労働基準法等に定める過半数で組織する労働組合又は労働者の過半数を代表する者を選定する事業場の単位を明らかにすること。
  21. 長岡営業統括センター所属社員の「新たなジョブローテーション」における「同一担務」の考え方及び「同一担務の従事期間」の捉え方について明らかにすること。
  22. 長岡営業統括センターに兼務となる長岡運輸区の対象者を明らかにすること。
  23. 長岡運輸区から長岡営業統括センターへの兼務者の定期訓練、定例訓練及び駅の勉強会出席対象者を明らかにすること。
  24. 10月1日以降、車掌が駅業務を行うための教育スケジュール及び習熟度の判断基準を明らかにすること。
  25. 長岡営業統括センター社員が長岡運輸区兼務で乗務する場合の見習いに対する考え方を明らかにすること。
  26. 乗務行路以外で駅業務に従事することがあるのか明らかにすること。
  27. 異常時等で駅業務中に乗務への業務指示はあるのか明らかにすること。
  28. 駅業務を乗務開始前に行うこととした理由を明らかにすること。また、行路の途中・乗務終了後に駅業務に従事する考えはあるのか明らかにすること。
  29. 駅業務混み行路の出勤から乗務開始までの足取り及び労働時間の内訳を明らかにすること。また、携行品・公金・私金の取り扱いについて明らかにすること。
  30. 駅業務混み行路におけるアルコール検知器の検査時機、及び数値を検知した際の駅業務継続の可否について明らかにすること。
  31. 不測の事態で駅業務混み行路の社員が出勤できない場合、代替手配の考え方を明らかにすること。
  32. 育児・介護A勤務者のその他時間に駅業務が指示されることがあるのか明らかにすること。
  33. 長岡運輸区における相互運用について以下の考え方を明らかにすること。
    ① 相互運用を行う対象者
    ② エルダー社員の運用
  34. 相互運用における貸与品(カバン、コート、時計)についての考え方を明らかにすること。
  35. 混み行路において、公金やPOSを運転士で乗務する際の保管等について明らかにすること。
  36. 1行路で運転士業務と車掌業務を行う混み行路を運用する考えはあるのか明らかにすること。
  37. 運転士・車掌の混み行路は、運転士行路の一部で車掌業務を行うことなのか、車掌行路の一部で運転士業務を行うことなのか明らかにすること。
  38. 混み行路において準備時間・整理時間の考え方を明らかにすること。
  39. 混み行路において各箇所の折り返し時間のモデル時間の考え方を明らかにすること。
  40. 運転士行路における車掌業務の混み行路の1継続乗務時間の考え方を項目ごとに明らかにすること。(別紙 例1の運用行路表参照)
    ① この場合は乗務可能であるか。
    ② 乗務員都合やダイヤ乱れで、急遽B駅から2Mを運転士として乗務させることはあるか。
    ③ B駅での停車時間(1M~2M)10分間と、A駅での停車時間(2M~3M)10分間、及びC駅での看視時間の10分間は、運転士としての「行先地の時間」と考え、1継続乗務時間としての考えで良いか。
    ④ 1Mから3MのC駅入換までの1継続乗務時間の中で、運転士としての継続乗務時間は累計されるのか。
    ⑤ この行路の1勤務の労働時間Aの限度は、深夜帯の乗務時間を累計して14時間で良いか。
  41. 運転士・車掌の混み行路での行先地の時間は、一部でも運転士として乗務した場合は全て「運転士として乗務する場合」の適用になるのか明らかにすること。
  42. 運転士・車掌の混み行路で15分以内及び16分以上の「折り返し運用」「段落とし運用」に対する乗務員手当「時間額」の考え方を明らかにすること。(別紙 例2の運用行路参照)
    ① 往路を運転士として乗務し、終着駅(B駅)の行先地の時間が15分で、復路を車掌として折り返し乗務する場合の時間額。
    ② 1個列車で途中駅(B駅)まで運転士として乗務し、段落としで終着駅(C駅)まで車掌として乗務する場合の、B駅での停車時間が15分の場合の時間額。
    ③ 1個列車で途中駅(B駅)まで運転士として乗務し、段落としで終着駅(C駅)まで車掌として乗務する場合の、B駅での停車時間が16分の場合の時間額。
    ④ 1個列車で途中駅(B駅)まで車掌として乗務し、段落としで終着駅(C駅)まで運転士として乗務する場合の、B駅での停車時間が16分の場合の時間額。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2022年 9月 7日  9時30分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2022年 9月 7日  9時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 長岡営業統括センターを設置する目的を明らかにすること。

    回答:長岡エリアにおいて、系統や事業分野を越えた柔軟な働き方を実現するために、新たな現業機関として設置するものである。

  2. 長岡営業統括センターにおいて、お客さまに近い場所で総意を発揮し、自己の成長と新たな価値創造が実現できる組織への具体的なプロセスを明らかにすること。

    回答:長岡エリアにおいて、これまでの役割分担にとらわれない柔軟な働き方を進め、成長意欲・チャレンジを具現化できるフレキシブルな組織(職場)で一人ひとりの活躍フィールドを広げていく考えである。

  3. 長岡営業統括センターにおいて、『安全』や『地域』との関係を維持しながら鉄道オペレーションをサステナブルに運営できる組織への具体的なプロセスを明らかにすること。

    回答:エリア内の複数箇所で業務することで、活躍フィールドの拡大を図ると共にサステナブルな鉄道オペレーションを確立していく考えである。

  4. 長岡営業統括センターにおいて、成長戦略を強力に推進し、収益力を強化し、変革のスピードアップが実現できる組織への具体的なプロセスを明らかにすること。

    回答:サステナブルな運営体制と柔軟な働き方を実現することにより、お客さまに安全・安心な輸送サービスを提供するとともに、スケールメリットを活かした新たな価値創造を通じて、成長戦略を推進し、収益力を強化していく考えである。

  5. 長岡営業統括センターにおいて、時代の変化に柔軟に対応できる組織への具体的なプロセスを明らかにすること。

    回答:仕事や組織のあり方をフラットかつシンプルに見直し、時代の変化に柔軟に対応していく考えである。

  6. 施策実施により、安全がどのように向上するのか明らかにすること。

    回答:これまでの役割分担にとらわれない柔軟な働き方の実現により、安全・サービスレベルの向上を図っていく考えである。

  7. 施策実施により、お客さまサービスがどのように向上するのか明らかにすること。

    回答:これまでの役割分担にとらわれない柔軟な働き方の実現により、安全・サービスレベルの向上を図っていく考えである。

  8. 長岡営業統括センター発足時点の指揮命令系統を明らかにすること。

    回答:指揮命令系統は、就業規則等に記載の通りである。

  9. 長岡営業総括センターと長岡エリア各現業機関との連携について、具体的な業務内容を明らかにすること。

    回答:長岡営業統括センターと長岡エリア各現業機関との連携については、提案資料に記載したとおりである。

  10. 長岡営業統括センター発足によりエリア内の販売体制に変更があるのか明らかにすること。

    回答:長岡営業統括センターの体制等については、提案資料に記載したとおりである。なお、長岡営業統括センター発足によらず、販売機器等を更新する場合は必要な周知および教育を実施する考えである。

  11. 長岡営業統括センター発足時における企画業務の具体例を明らかにすること。

    回答:長岡営業統括センターにおける企画業務については、提案資料に記載したとおりである。

  12. 長岡営業統括センターの社員に他の現業機関との兼務発令を行う考えがあるのか明らかにすること。

    回答:社員の運用については、任用の基準に則り取り扱うこととなる。

  13. 各担務に精通するプロをどのように養成するのか明らかにすること。

    回答:必要な教育・訓練を実施していく考えである。

  14. 長岡営業統括センター配属の新入社員の業務内容、教育・育成、及びキャリア加算の考え方について明らかにすること。

    回答:必要な教育・訓練は実施していく考えである。また、キャリア加算については、賃金規程等に則り対応していく。

  15. 鉄道オペレーションを3ブロックに分ける必要性を明らかにすること。また、ブロック毎の勤務指定、勤務操配の考え方を明らかにすること。

    回答:基本的には長岡営業統括センター総体で対応していく。ただし、管轄エリアが広範なため、出面管理が必要な鉄道オペレーションに関わる勤務は、発足時は3つのブロックを設定するものである。

  16. 長岡営業統括センターの業務や担務、及び新たな働き方においてエルダー社員の運用を明らかにすること。

    回答:エルダー社員についても、雇用契約等を踏まえながら、これまでの役割分担にとらわれない柔軟な働き方を実現していく考えである。

  17. 長岡営業統括センターにおけるフレックスタイム制の適用を明らかにすること。

    回答:長岡営業統括センターにおいても、フレックスタイム制を適用していくこととなる。

  18. 長岡営業統括センター内の各勤務地において、いわゆる通勤超勤の『経過措置』における移動時分の考え方をそれぞれ明らかにすること。

    回答:賃金規程等に則り取り扱うこととなる。

  19. 長岡営業統括センター所属社員の寒冷地手当支給区分を明らかにすること。

    回答:賃金規程等に則り取り扱うこととなる。

  20. 長岡営業統括センターにおける労働基準法等に定める過半数で組織する労働組合又は労働者の過半数を代表する者を選定する事業場の単位を明らかにすること。

    回答:長岡営業統括センターを一つの事業場として取り扱う考えである。

  21. 長岡営業統括センター所属社員の「新たなジョブローテーション」における「同一担務」の考え方及び「同一担務の従事期間」の捉え方について明らかにすること。

    回答:社員の運用については、任用の基準に則り取り扱うこととなる。

  22. 長岡営業統括センターに兼務となる長岡運輸区の対象者を明らかにすること。

    回答:社員の運用については、任用の基準に則り取り扱うこととなる。

  23. 長岡運輸区から長岡営業統括センターへの兼務者の定期訓練、定例訓練及び駅の勉強会出席対象者を明らかにすること。

    回答:必要な教育・訓練を実施していく考えである。

  24. 10月1日以降、車掌が駅業務を行うための教育スケジュール及び習熟度の判断基準を明らかにすること。

    回答:必要な教育を実施していく考えである。

  25. 長岡営業統括センター社員が長岡運輸区兼務で乗務する場合の見習いに対する考え方を明らかにすること。

    回答:必要な教育・訓練を実施していく考えである。

  26. 乗務行路以外で駅業務に従事することがあるのか明らかにすること。

    回答:長岡営業統括センターにおける業務については、提案資料に記載したとおりである。

  27. 異常時等で駅業務中に乗務への業務指示はあるのか明らかにすること。

    回答:必要により業務指示を行うことはあると考えている。

  28. 駅業務を乗務開始前に行うこととした理由を明らかにすること。また、行路の途中・乗務終了後に駅業務に従事する考えはあるのか明らかにすること。

    回答:総合的に勘案したものである。なお、乗務前後及び乗務中も必要により業務指示を行うことはあると考えている。

  29. 駅業務混み行路の出勤から乗務開始までの足取り及び労働時間の内訳を明らかにすること。また、携行品・公金・私金の取り扱いについて明らかにすること。

    回答:必要な労働時間は確保する考えである。なお、携行品・公金・私金については、各種規程等に基づき取り扱うこととなる。

  30. 駅業務混み行路におけるアルコール検知器の検査時機、及び数値を検知した際の駅業務継続の可否について明らかにすること。

    回答:アルコール検査の時機は現行どおりである。なお、アルコールを検知した場合は、就業規則等に則り取り扱うこととなる。

  31. 不測の事態で駅業務混み行路の社員が出勤できない場合、代替手配の考え方を明らかにすること。

    回答:管理者等の勤務操配により対応していくこととなる。

  32. 育児・介護A勤務者のその他時間に駅業務が指示されることがあるのか明らかにすること。

    回答:育児・介護A勤務者が、その他時間に長岡営業統括センターの業務に従事することはある。

  33. 長岡運輸区における相互運用について以下の考え方を明らかにすること。
    ① 相互運用を行う対象者
    ② エルダー社員の運用

    回答:相互運用については、本人の適性等を総合的に判断し実施することとなる。

  34. 相互運用における貸与品(カバン、コート、時計)についての考え方を明らかにすること。

    回答:貸与品については、各種規程等に則り対応していく考えである。

  35. 混み行路において、公金やPOSを運転士で乗務する際の保管等について明らかにすること。

    回答:各種規程等に基づき対応することとなる。

  36. 1行路で運転士業務と車掌業務を行う混み行路を運用する考えはあるのか明らかにすること。

    回答:乗務員の相互運用を通じて、柔軟な働き方を実現していく考えである。

  37. 運転士・車掌の混み行路は、運転士行路の一部で車掌業務を行うことなのか、車掌行路の一部で運転士業務を行うことなのか明らかにすること。

    回答:乗務員の相互運用を通じて、柔軟な働き方を実現していく考えである。

  38. 混み行路において準備時間・整理時間の考え方を明らかにすること。

    回答:就業規則等に則り取り扱うこととなる。

  39. 混み行路において各箇所の折り返し時間のモデル時間の考え方を明らかにすること。

    回答:必要な労働時間は確保していく考えである。

  40. 運転士行路における車掌業務の混み行路の1継続乗務時間の考え方を項目ごとに明らかにすること。(別紙 例1の運用行路表参照)
    ① この場合は乗務可能であるか。
    ② 乗務員都合やダイヤ乱れで、急遽B駅から2Mを運転士として乗務させることはあるか。
    ③ B駅での停車時間(1M~2M)10分間と、A駅での停車時間(2M~3M)10分間、及びC駅での看視時間の10分間は、運転士としての「行先地の時間」と考え、1継続乗務時間としての考えで良いか。
    ④ 1Mから3MのC駅入換までの1継続乗務時間の中で、運転士としての継続乗務時間は累計されるのか。
    ⑤ この行路の1勤務の労働時間Aの限度は、深夜帯の乗務時間を累計して14時間で良いか。

    回答:乗務割交番作成規程等に則り取り扱うこととなる。

  41. 運転士・車掌の混み行路での行先地の時間は、一部でも運転士として乗務した場合は全て「運転士として乗務する場合」の適用になるのか明らかにすること。

    回答:就業規則等に則り取り扱うこととなる。

  42. 運転士・車掌の混み行路で15分以内及び16分以上の「折り返し運用」「段落とし運用」に対する乗務員手当「時間額」の考え方を明らかにすること。(別紙 例2の運用行路参照)
    ① 往路を運転士として乗務し、終着駅(B駅)の行先地の時間が15分で、復路を車掌として折り返し乗務する場合の時間額。
    ② 1個列車で途中駅(B駅)まで運転士として乗務し、段落としで終着駅(C駅)まで車掌として乗務する場合の、B駅での停車時間が15分の場合の時間額。
    ③ 1個列車で途中駅(B駅)まで運転士として乗務し、段落としで終着駅(C駅)まで車掌として乗務する場合の、B駅での停車時間が16分の場合の時間額。
    ④ 1個列車で途中駅(B駅)まで車掌として乗務し、段落としで終着駅(C駅)まで運転士として乗務する場合の、B駅での停車時間が16分の場合の時間額。

    回答:就業規則等に則り取り扱うこととなる。

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  ■ 団体交渉のポイント

★長岡営業統括センターに関して

  • 長岡営業統括センターを設置する目的について
    • これまでの単駅の考えから複数駅として考え、スケールメリットを活かし、相互理解を深め、横の連携が大きくなることで駅以外との連携、融合で社員同士の交流を図れる
    • 複数の目で見て、お客さま視点に立つことができ、施策実施に伴いお客さまにご迷惑はおかけしない

  • 安全・サービスの向上に対する考えについて
    • 一つの駅で作業を極めたいのは分かるが、複数経験して様々な角度から見て仕事をしてもらう
    • 各担務に精通するプロの養成について、色々な駅、色々なことを経験することを通じて社員を育てていきたい
    • 土台ができていれば月一見習いで3徹で一本ということもありうるが、不安のある状態で進めない
    • 社員の発想含め地域との関わりが深まると考えていて、地域との接点を考えながら、共有できる仕組みづくりを進めている
    • 対外的な責任者は必要であり、窓口は長岡の予定

  • 鉄道オペレーションを3ブロックに分ける必要性について
    • 既に燕三条駅と吉田駅、越後湯沢駅と浦佐駅では相互運用をしている。幅を広げる為に一つにまとめ、目安としてブロック分けして分かりやすくした
    • ブロックごとの勤務指定については、勤務指定の発表で専ら勤務する箇所が分かり、見習いに入っていないダイヤに入ることはない

  • 長岡営業統括センター発足時における企画業務の具体例について
    • 発足時点では、地区センターの役割と寮長業務は行っていく
    • 予算と権限がなければ企画業務ができないわけではなく、何ができて、何ができないということはない
    • 庄内統括センターのように「◯◯室」を作る、作らないを考えるよりどう進めていくかが重要

  • 長岡営業総括センターと長岡エリア各現業機関との連携について
    • 企画業務を含めた話として、車両センター、設備職場は、管理者を含めると兼務はあり得るが一般は現実的ではない
    • 連携と兼務は異なり、業務の融合だと兼務になる。指揮命令系統に入る場合、兼務になっている必要がある
    • 車両センターの社員が長岡駅の誘導等につくことは考えられない
    • 長岡運輸区社員が長岡駅で打ち合わせを行う場合は同一構内であるので日勤、上越妙高駅で打ち合わせの場合は出張となる
    • 除草等を行うことはあり得るが講習が必要
    • 庄内統括センターで行った駅員による社内補充券の発売は、特改という言い方になるかもしれないが運転業務はしていない。定例業務になるのであれば兼務発令したほうが良い

  • 勤務、社員運用について
    • 新潟・長岡営業統括センターの兼務は考えとしてはありえる
    • エルダー社員の運用は、再契約まではせず現行のままで可能。長岡運輸区のエルダー社員が駅での業務融合を行う際は、契約外の業務については本人が承諾すれば可能
    • フレックスタイム制の適用は現行通り。コアタイムは統一していく
    • 「新たなジョブローテーション」における「同一担務」「同一担務の従事期間」の捉え方について、メインの坦務が変わってなければ在籍年数も継続のまま。統括センターになるだけでは継続、メインで担う勤務が変わったら、在籍年数がゼロになる考え

★長岡運輸区と長岡営業統括センターの兼務に関して

  • 運輸区と営業統括センター兼務の対象者について
    • 10月1日からで発令するかは別にして車掌だけでなく運転士も兼務の対象。9月20日までには発令する考えで発令の方法は検討中
    • 運転士が駅業務の見習することになった場合の教育については、相互運用で車掌もやることになった場合を考えてのことなのでいずれの話
    • 駅社員が長岡運輸区で乗務する可能性もあり得る。運適・医適の問題もあるため、可能性としては少ない。駅社員による特改乗務は今のところ考えていない
    • 乗務行路以外でも駅業務に従事することはある。見習をするのは改札業務であり、出札業務については、今年度内に従事する可能性は少ない

  • 駅業務を兼務する車掌の教育について
    • 車掌は営業知識があるので交番の中で教育が可能と考えている。現行の車掌交番は18日交番と19日交番
    • 交番に入っていれば3月のダイヤ改正までに6~7回の見習いとなるが回数は目安。予備組の社員は別日に変形勤務で見習を行う
    • 習熟度の判断基準は長岡営業統括センターの駅業務の管理者が行う
    • 単独で駅業務が可能と判断されても不安に感じる場合は単独業務させない。別日に変形等で見習をしてもらう
    • 兼務者の「年間の時間数が定められている訓練会」と「駅の勉強会」については、運輸区の定例訓練の時間の中で駅の勉強会を行う、駅の勉強会を訓練会のように一律で時間外で行うなど、やり方を含め検討中

  • 車掌行路中における駅業務について
    • 3月のダイ改後については別に提案するが、乗務後や途中に駅業務を担当することもあり得る。
    • 対象者が多いため、個別に見習を行うと駅と運輸区で管理する上で煩雑になってしまう。駅業務を行路中に入れることで周期的に見習することが可能で不公平感もなくなる
    • 10月1日からの見習い期間を含めて、短時間勤務者もその他時間で駅業務を行うことは可能

  • 駅業務混み行路における出勤からの足取りについて
    • 駅業務混み行路も通常の乗務と同じ準備時間。出勤後に点呼を行い、駅に向かう。運輸区と駅の移動時間は乗務の時と同じ時間
    • 駅業務で制帽が必要になることもあるので制帽は持参。乗務に必要な道具類は胴乱(乗務カバン)に入れ、鍵を掛けて当直の目の前に置いていく駅に胴乱を置く場所はあるが取り扱いについては訓練会等で周知していく
    • 業務用の携帯電話は駅業務では持って行かない
    • 駅業務に向かう際は駅の営業事務室へ行く。到着後に点呼などで出勤の確認はない。駅業務を終了した後も特に確認はなく、戻ることを駅当務などに告げてくれれば良い
    • 駅業務が終わったあと、運輸区まで戻る時間は8分。折り返し時間一覧表にある「終着」の8分に該当する
    • 駅業務は午前と午後に別れて1日2人が見習をする。駅での改札業務している時間は4時間くらい。昼に見習が入れ替わることになるので、運輸区に戻った後の食事時間は考慮してある
    • アルコール検査で数値が出た場合も取り扱いは通常の乗務の時と同じ。時間を空けて再度計測してゼロにならなかったら不参になる。乗務員勤務の中で駅業務を行う考えなので、1勤務が不参となる。

  • 混み行路の社員が出勤できない場合や異常時の取り扱いについて
    • 異常時で乗務員が必要である場合は、運輸区の当直が駅の当務を通して乗務への指示を行う
    • 3月ダイ改までは駅業務は見習であり、本務がいることから改札の代務は立てない
    • 3月ダイ改以降は、乗務員が必要であれば乗務へ向かってもらい、駅の代務は駅・運輸区の手配できる方から探す。乗務列車が全運休となれば駅業務をしてもらうこともある。駅業務と乗務を分けて代務を探す場合もある
    • 乗務行路での駅業務は労働時間Aのうち「その他時間」での業務となる。

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