地本申13号コーナー

「新潟支社における運輸車両部門の組織再編について」に対する第二次申し入れ(車両職場再編・検修業務関係)

最終更新日 2023年 3月 5日


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  ■ 申13号 「新潟支社における運輸車両部門の組織再編について」に対する第二次申し入れ(車両職場再編・検修業務関係)

2023年 1月27日申し入れ

 標題について、新潟地本は提案施策の全体像を解明すべく、申第8号「新潟支社における運輸車両部門の組織再編について」に対する第一次申し入れ(交渉2022年11月25日)にて新潟支社と団体交渉を行いました。

 団体交渉以降も関係職場では施策実施後の業務執行体制や働き方が見えず、疑問や不安の声が寄せられています。

 東日本ユニオン新潟地本は組合員・社員の働き方や生活設計に大きな影響があると認識しており、寄せられた組合員・社員の声を踏まえ下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 新潟車両センターにおいて車両職の全てを学ぶことが可能な方法を具体的に明らかにすること。
  2. 車両職の新入社員や転入者教育、車種転換教育はどこで行うのか明らかにすること。
  3. 各職場の安全作業要領等の教育をどのようなスケジュールで進めるのか明らかにすること。
  4. 各職場で発行されている作業指示書・業務連絡はどのようなスケジュールで周知を行うのか明らかにすること。
  5. 各社員の安全靴、手袋、デスコン棒の管理、保護具の耐圧試験は誰がどのように行うのか明らかにすること。
  6. 施策実施以降マザーベースはどの総合車両センターになるか明らかにすること。

【新潟車両センター関係】

  1. 新潟車両センターにおける総務G、設備G、技術G、計画G、新車G、輸送G、検修Gの各要員及び具体的業務内容について明らにすること。
  2. 機関車、気動車、及び新動力車GVについて以下の項目を明らかにすること

    (1)留置箇所

    (2)運用管理担当者

    (3)品質保証管理担当者

    (4)契約担当

    (5)タイヤ管理

    (6)入出場管理担当

    (7)仕業発注箇所

    (8)ATS 管理担当

    (9)圧力計管理担当

    (10)故障発生時の速報発行

    (11)月保全及び年保全の施工場所

    (12)搭載品管理担当

    (13)予備品、消耗品等資材管理担当

    (14)周期管理及び運用時の燃料管理担当

    (15)仕様変更など文書に関わる担当

    (16)列車キロ等車両管理システムへの入力担当者

【新津運輸区関係】

  1. 新津派出における輸送G、検修Gの要員及び具体的業務内容について明らかにすること。
  2. DC のA行路が夜間乱れた場合誰が運用変更に伴う対応を行うのか明らかにすること。
  3. SLの社員養成について施策実施以降の考えを明らかにすること。

【長岡車両センター関係】

  1. 長岡車両センターにおいて残存する車両検修設備の管理は施策実施以降どのように行っていくのか明らかにすること。
  2. 石打車庫や十日町車庫は施策実施以降どのように管理していくのか明らかにすること。
  3. 長岡車両センターで車両故障が発生した場合の対応を明らかにすること。
  4. Shu*Kuraの保全・臨時修繕はどこで、誰が行うのか明らかにすること。
  5. EL・DL の仕業検査をどのように行うのか明らかにすること。
  6. 長岡車両センターでの分割作業は誰が行うのか明らかにすること。
  7. 長岡車両センター当直が行っていた業務は施策実施後どのように行うのか以下の項目を明らかにすること

    (1)点呼時における出区番線伝達

    (2)乗務員の起床装置管理及び設定

    (3)起床装置の不具合対応

    (4)乗務員体調不良等対応

    (5)出場遅延となった場合の対応

    (6)輸送障害時の乗務員タクシー便乗手配・管理

    (7)急遽の運用変更による留置番線の変更、入出区時刻の伝達

    (8)運用変更による入出区時刻の設定及び相互チェック

    (9)貨物会社の点呼

    (10)運転報抜粋

    (11)運転統計の入力

    (12)四半期達の抜粋及び相互チェック

    (13)入出区時刻の把握

    (14)機関車入出区使用計画

    (15)機関車使用計画作成

    (16)機関車仕業検査の発注及び施行確認

    (17)機関車のハンドルと鍵の管理方法

    (18)保守作業事前打ち合わせ

    (19)保守作業に関わる照合及びチェック

    (20)き電停止に関わる対応

    (21)部外業者構内立ち入り管理

    (22)遺失物の取り扱い

  8. 長岡車両センター構内において積雪状況等の把握は誰が行うのか明らかにすること。
  9. 長岡車両センター内の駐車場及び庁舎周辺の除雪はどのよう対応するのか明らかにすること。
  10. 長岡車両センター構内の除雪はどのよう対応するのか明らかにすること。
  11. 長岡車両センターが廃止になる事でこれまで冬期要員が行っていた業務について施策実施以降どの様に対応を行っていくのか明らかにすること。
  12. 冬期、除雪機の給油は誰がするのか明らかにすること。
  13. 冬期のパン上げ、予熱など NTSの発注を誰がどのように行うのか明らかにすること。

【資材事務関係】

  1. 事務用品や車両部品など誰がどこで手配をするのか明らかにすること。
  2. 長岡の車両部品を誰が管理するのか明らかにすること。
  3. 新津派出及び長岡における危険物保安監督者及び実務者は誰が行うのか明らかにすること。
  4. 産業廃棄物の管理責任者及び実務者は誰が行うのか明らかにすること。

【グループ会社関係】

  1. 施策実施に伴うグループ会社に対する説明会を開催するのか明らかにすること。
  2. 施策実施以降、長岡車両センターNTSで仕業検査時に不具合があった場合の誰が対応するのか明らかにすること。
  3. 施策実施以降、長岡車両センターNTSとどのように作業発注を行うのか明らかにすること。
  4. 長岡車両センター廃止後に長岡で臨時作業が発生する際、長岡のNTSへ誰が作業の発注を行うのか明らかにすること。 

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2023年 2月16日  9時00分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2023年 2月16日 9時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 新潟車両センターにおいて車両職の全てを学ぶことが可能な方法を具体的に明らかにすること。

    回答:必要な教育は実施していく考えである。

  2. 車両職の新入社員や転入者教育、車種転換教育はどこで行うのか明らかにすること。

    回答:関係箇所で必要な教育は実施していく考えである。

  3. 各職場の安全作業要領等の教育をどのようなスケジュールで進めるのか明らかにすること。

    回答:必要な教育は実施していく考えである。

  4. 各職場で発行されている作業指示書・業務連絡はどのようなスケジュールで周知を行うのか明らかにすること。

    回答:引き続き、必要な周知は行っていく考えである。

  5. 各社員の安全靴、手袋、デスコン棒の管理、保護具の耐圧試験は誰がどのように行うのか明らかにすること。

    回答:保護具等の管理及び耐圧試験については、関係箇所で対応していく考えである。

  6. 施策実施以降マザーベースはどの総合車両センターになるか明らかにすること。

    回答:マザーベースは現行どおりで考えている。

【新潟車両センター関係】

  1. 新潟車両センターにおける総務G、設備G、技術G、計画G、新車G、輸送G、検修Gの各要員及び具体的業務内容について明らにすること。

    回答:新潟車両センターにおける各グループの業務等については、提案資料等に記載したとおりである。

  2. 機関車、気動車、及び新動力車GVについて以下の項目を明らかにすること

    (1)留置箇所

    (2)運用管理担当者

    (3)品質保証管理担当者

    (4)契約担当

    (5)タイヤ管理

    (6)入出場管理担当

    (7)仕業発注箇所

    (8)ATS 管理担当

    (9)圧力計管理担当

    (10)故障発生時の速報発行

    (11)月保全及び年保全の施工場所

    (12)搭載品管理担当

    (13)予備品、消耗品等資材管理担当

    (14)周期管理及び運用時の燃料管理担当

    (15)仕様変更など文書に関わる担当

    (16)列車キロ等車両管理システムへの入力担当者

    回答:車両留置箇所については、車両運用行路表で示しているところである。また、各業務については、関係箇所で対応していく考えである。

【新津運輸区関係】

  1. 新津派出における輸送G、検修Gの要員及び具体的業務内容について明らかにすること。

    回答:新潟車両センターにおける各グループの業務等については、提案資料等に記載したとおりである。

  2. DC のA行路が夜間乱れた場合誰が運用変更に伴う対応を行うのか明らかにすること。

    回答:関係箇所にて対応することとなる。

  3. SLの社員養成について施策実施以降の考えを明らかにすること。

    回答:必要な社員養成は行っていく考えである。

【長岡車両センター関係】

  1. 長岡車両センターにおいて残存する車両検修設備の管理は施策実施以降どのように行っていくのか明らかにすること。

    回答:長岡車両センターが担っている車両検修設備の管理については、新潟車両センターで行うこととなる。

  2. 石打車庫や十日町車庫は施策実施以降どのように管理していくのか明らかにすること。

    回答:長岡車両センターが担っている石打駅構内及び十日町駅構内の車両検修設備の管理については、新潟車両センターが行うこととなる。

  3. 長岡車両センターで車両故障が発生した場合の対応を明らかにすること。

    回答:長岡車両センター構内で車両故障が発生した場合は、引き続き関係箇所で対応することとなる。

  4. Shu*Kuraの保全・臨時修繕はどこで、誰が行うのか明らかにすること。

    回答:Shu*Kuraの保全・臨時修繕は、関係箇所で対応することとなる。

  5. EL・DL の仕業検査をどのように行うのか明らかにすること。

    回答:仕業検査は関係箇所で実施することとなる。

  6. 長岡車両センターでの分割作業は誰が行うのか明らかにすること。

    回答:パートナー会社と情報共有を行いながら実施しているところである。

  7. 長岡車両センター当直が行っていた業務は施策実施後どのように行うのか以下の項目を明らかにすること

    (1)点呼時における出区番線伝達

    (2)乗務員の起床装置管理及び設定

    (3)起床装置の不具合対応

    (4)乗務員体調不良等対応

    (5)出場遅延となった場合の対応

    (6)輸送障害時の乗務員タクシー便乗手配・管理

    (7)急遽の運用変更による留置番線の変更、入出区時刻の伝達

    (8)運用変更による入出区時刻の設定及び相互チェック

    (9)貨物会社の点呼

    (10)運転報抜粋

    (11)運転統計の入力

    (12)四半期達の抜粋及び相互チェック

    (13)入出区時刻の把握

    (14)機関車入出区使用計画

    (15)機関車使用計画作成

    (16)機関車仕業検査の発注及び施行確認

    (17)機関車のハンドルと鍵の管理方法

    (18)保守作業事前打ち合わせ

    (19)保守作業に関わる照合及びチェック

    (20)き電停止に関わる対応

    (21)部外業者構内立ち入り管理

    (22)遺失物の取り扱い

    回答:長岡車両センター当直で行っている業務は、関係箇所で対応することとなる。

  8. 長岡車両センター構内において積雪状況等の把握は誰が行うのか明らかにすること。

    回答:長岡車両センター構内における積雪状況等の把握は、引き続き関係箇所で対応していく考えである。

  9. 長岡車両センター内の駐車場及び庁舎周辺の除雪はどのよう対応するのか明らかにすること。

    回答:長岡車両センター構内の駐車場及び庁舎周辺の除雪は、関係箇所で対応していく考えである。

  10. 長岡車両センター構内の除雪はどのよう対応するのか明らかにすること。

    回答:長岡車両センター構内の除雪は、引き続き関係箇所で対応していく考えである。

  11. 長岡車両センターが廃止になる事でこれまで冬期要員が行っていた業務について施策実施以降どの様に対応を行っていくのか明らかにすること。

    回答:状況に応じて柔軟に対応していく考えである。

  12. 冬期、除雪機の給油は誰がするのか明らかにすること。

    回答:除雪機の給油については、関係箇所で行うこととなる。

  13. 冬期のパン上げ、予熱など NTSの発注を誰がどのように行うのか明らかにすること。

    回答:JR新潟鉄道サービス(株)への作業発注については、関係箇所が行うこととなる。

【資材事務関係】

  1. 事務用品や車両部品など誰がどこで手配をするのか明らかにすること。

    回答:事務用品や車両部品等は、関係箇所で手配することとなる。

  2. 長岡の車両部品を誰が管理するのか明らかにすること。

    回答:長岡車両センターで担っている車両部品の管理については、新潟車両センターで行うこととなる。

  3. 新津派出及び長岡における危険物保安監督者及び実務者は誰が行うのか明らかにすること。

    回答:危険物の管理等については、関係箇所で対応していくこととなる。

  4. 産業廃棄物の管理責任者及び実務者は誰が行うのか明らかにすること。

    回答:長岡車両センターで担っている産業廃棄物の管理等については、新潟車両センターで行うこととなる。

【グループ会社関係】

  1. 施策実施に伴うグループ会社に対する説明会を開催するのか明らかにすること。

    回答:グループ会社に必要な情報は提供しているところである。

  2. 施策実施以降、長岡車両センターNTSで仕業検査時に不具合があった場合の誰が対応するのか明らかにすること。

    回答:仕業検査時に車両不具合が発生した場合は、関係箇所で対応することとなる。

  3. 施策実施以降、長岡車両センターNTSとどのように作業発注を行うのか明らかにすること。

    回答:JR新潟鉄道サービス(株)への作業発注については、関係箇所が行うこととなる。

  4. 長岡車両センター廃止後に長岡で臨時作業が発生する際、長岡のNTSへ誰が作業の発注を行うのか明らかにすること。 

    回答:JR新潟鉄道サービス(株)への作業発注については、関係箇所が行うこととなる。

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