地本申16号コーナー

「新潟支社における運輸車両部門の組織再編について」に対する第三次申し入れ(車両職場再編・検修業務関係)

最終更新日 2023年 5月 7日


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  ■ 申16号 「新潟支社における運輸車両部門の組織再編について」に対する第三次申し入れ(車両職場再編・検修業務関係)

2023年 3月 9日申し入れ

 標題について、新潟地本は提案施策の全体像を解明すべく、申第13号「新潟支社における運輸車両部門の組織再編について」に対する第二次申し入れ(交渉2023年2月16日)にて新潟支社と団体交渉を行いました。団体交渉以降も関係職場では施策実施後の業務執行体制や働き方が見えず、疑問や不安の声が寄せられています。

 東日本ユニオン新潟地本は組合員・社員の働き方や生活設計に大きな影響があると認識しており、寄せられた組合員・社員の声を踏まえ下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 安全安定輸送及び円滑な業務遂行のため、現長岡車両センターに検修社員の在勤者を配置すること。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2023年 3月30日  9時00分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2023年 3月30日  9時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 安全安定輸送及び円滑な業務遂行のため、現長岡車両センターに検修社員の在勤者を配置すること。

    回答:検修社員を常時配置していない箇所については、必要により派遣修繕等を行っていく考えである。

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  ■ 団体交渉のポイント

  • 派遣修繕の体制について
    • 必要により派遣修繕等を行っていくと
    • 派遣する社員は新潟車両センターだけでなく、営業統括センターや、冬期に屋根上の除雪などで車両課の社員が初動対応として現地に向かうという事はある
    • 派遣の判断は指令や新潟車両センターのほか、支社の社員が判断して行く場合もある
    • 車両故障発生を受けた指令が新潟車両センターと打合せ、派遣の必要があるのか、長岡車両センターのJR新潟鉄道サービス(NTS)社員で対応出来る範囲であれば発注かけて対応するか等の対応を決める形になる
    • 組織再編に伴う契約の変更は無いため、NTSに初動の調査判断業務は出来無い
    • NTSが現地の確認を行う事はあり得る。確認と調査の違いは一概に線引き出来るものではないため難しく、JRとNTSでその都度取決めていく中身となる

  • NTSに対する作業指示について
    • NTSへの作業指示は、新潟車両センターの検修当直から、具体的な作業指示を行なう
    • 長岡駅輸送室PRCは、NTSに指示や発注を行わず指令に連絡するのが基本だが、同じ構内にいる中で情報を共有する事を制限するものでは無い
      組合
      乗務員から無線で申告を受けた長岡駅輸送室がNTSの作業責任者に伝え、仕業検査に行くようにお願いした事例がある
      支社
      連絡を受けたNTSが気を利かせて行った可能性もあるが必ずしも行くものではない。新潟車両センターが状況を把握してNTSへ必要な発注、指示を行うのが基本
      組合
      指令経由で連絡を受けた新潟車両センターが判断し指示を出すルートが正当であり、現場で直接指示、発注ができないことによる遅れは仕方ない事という事で良いのか
      支社
      派遣を含めて時間が掛かることで遅れが発生するという事は、施策実施にあたり会社として承知している

  • 長岡在勤社員の配置について
    • 新津派出に社員を4名程配置し臨時的な修繕対応を行なっているのは、臨時車両やSLもあり様々勘案した結果
    • 長岡にもPRCを含めて検修社員を残すか否かの議論はあったが、機関車の仕業検査、業務量などを含めて経営判断した
      組合
      施策実施後も構内には車両が留置されている。車両故障が発生した際にスムーズにロス無く対応するためにも、派遣ではなく在勤という形で一定程度の社員を配置を求める
      支社
      支社側は、組合側の主張は理解できる。冬期を踏まえれば降雪予報に応じて常駐させるという判断も出てくるとは思う
    • 今後、特に冬期においては、どのような在り方になるかを現場と連携しながら考えていく

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