地本申18号コーナー

2022年度冬期に発生した営業列車を使用した氷柱落とし作業に関する申し入れ

最終更新日 2023年 9月11日


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  ■ 申18号 2022年度冬期に発生した営業列車を使用した氷柱落とし作業に関する申し入れ

2023年 6月23日申し入れ

 標題について、2023年1月26日早朝、羽越本線村上〜羽前水沢間の複数のトンネル内で氷柱が発生しているとの情報があったため、急遽当該区間で初列車となる6Mに電力係員を添乗させ、氷柱落とし作業をしながら営業運行を行うという事象が発生しました。

 営業列車に電力係員を添乗させながら氷柱落とし作業を実施したことは過去に例がない事に加え、多くの課題や問題があると認識しています。

 従いまして、下記の通り申し入れますので新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 営業列車を使用して氷柱落とし作業を行った経緯、及び理由を明らかにすること。
  2. 安全確認列車に電力社員が添乗しなかった理由を明らかにすること。
  3. 営業列車を使用した氷柱落とし作業において、列車の安全が確保できると判断した根拠を明らかにすること。
  4. 今事象における作業員の安全確保、及び連絡・保安体制を明らかにすること。
  5. 氷柱の張り出しを確認する方法、及び氷柱落とし作業を行う方法を明らかにすること。
  6. 営業列車を使用しての氷柱落とし作業は行わないこと。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2023年 8月29日 13時00分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2023年 8月29日 13時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 営業列車を使用して氷柱落とし作業を行った経緯、及び理由を明らかにすること。

    回答:臨時回送電車列車運転士からの氷柱情報をもとに、現地確認のため電力係員の添乗を行った。氷柱の状況確認後、関係箇所と打ち合わせ、その場で氷柱落としを行ったものである。

  2. 安全確認列車に電力社員が添乗しなかった理由を明らかにすること。

    回答:前日に氷柱落としを行っており、不短絡防止のために臨時回送列車を運転したものである。

  3. 営業列車を使用した氷柱落とし作業において、列車の安全が確保できると判断した根拠を明らかにすること。

    回答:臨時回送電車列車運転士からの氷柱情報をもとに、雪害対策本部にて総合的に運転可能と判断したものである。

  4. 今事象における作業員の安全確保、及び連絡・保安体制を明らかにすること。

    回答:関係者間で打合せを行い、作業員の安全確保を行ったうえで実施したものである。

  5. 氷柱の張り出しを確認する方法、及び氷柱落とし作業を行う方法を明らかにすること。

    回答:定期的な列車巡視や乗務員からの申告などにより確認し、作業を行っているところである。

  6. 営業列車を使用しての氷柱落とし作業は行わないこと。

    回答:状況に応じて氷柱落としを行っていく考えである。

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