提案団体交渉コーナー

モビリティ・サービス系統における体制の見直しについて

最終更新日 2024年 5月25日


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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2023年12月20日  9時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 提案内容(概要)

  1. 実施概要、実施箇所及び実施時期
    実施概要
    将来にわたる環境の変化に対応し、輸送の安定性向上と効率的な業務体制を実現するるため、長岡統括センター発足も踏まえて、営業・乗務体制の見直しを行う。
    実施箇所及び実施時期
    長岡営業統括センター・長岡運輸区 【2024年3月16日】
    実施概要
    将来にわたる環境の変化に対応し、輸送の安定性向上と効率的な業務体制を実現し、営業統括センターとの更なる融合を推進すべく、乗務体制の見直しを行う。
    実施箇所及び実施時期
    新津運輸区・新潟運輸区 【2024年3月16日】
    実施概要
    話せる指定席券売機の導入によりサステナブルな販売体制を実現するため、体制の見直しを行う。
    実施箇所及び実施時期
    新潟営業統括センター 【2024年4月1日】
  2. 体制
      箇所名
      長岡営業統括センター、長岡運輸区(3月1日廃止)
      • 廃止
      箇所名
      長岡統括センター(3月1日発足・3月16日実施)
      • 管理   変形等 改正 18
      •       交代 改正  9
      • 一般   変形等 改正 23
      •       交代 改正 22
      • 乗務    日勤 改正 20
      •        泊 改正 28
      箇所名
      新津運輸区(3月16日実施)
      • 管理   変形等 現行  4  →  改正  4
      •       交代 現行  2  →  改正  2
      • 一般   変形等 現行  3  →  改正  3
      • 乗務    日勤 現行 17  →  改正 15
      •        泊 現行 14  →  改正 15
      箇所名
      新潟運輸区(3月16日実施)
      • 管理   変形等 現行  4  →  改正  4
      •       交代 現行  3  →  改正  3
      • 一般   変形等 現行  8  →  改正  8
      • 乗務    日勤 現行 21  →  改正 19
      •        泊 現行 61  →  改正 59
      箇所名
      新潟営業統括センター(4月1日実施)
      • 管理   変形等 現行  9  →  改正  9
      •       交代 現行  7  →  改正  7
      • 一般   変形等 現行 15  →  改正 14
      •       交代 現行 22  →  改正 22
      • 業務の繁閑等に応じて1日当たりの出面数(作業ダイヤ数)を柔軟に設定する。
      • 上長の指示で管理者が一般社員の業務を行うことや一般社員が管理者の業務を行う場合がある。
  3. その他
    1. 実施に向けて、必要な準備、教育を行っていく。
    2. 庄内統括センターにおいても、更なる融合と連携を推進していく。
       

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  ■ 団体交渉のポイント

  • 施策の概要について
    • 列車本数区間見直しはあるが大きな増減なし。乗務員ダイヤワンマン化と短時間行路見 直しによる行路差し替えは発生する。
    • 長岡営業統括センターと長岡運輸区の体制については、3月1日に統合して長岡統括センターとしたのち、3月16日のダイヤ改正にあわせ見直しを行う
    • 仕組みとしての業務融合を行う。勤務操配によらず作業ダイヤの中で複数の業務が経験できる仕組みという考え方
    • 鉄道オペレーションに支障きたしてはならないことは大前提。融合が始まる前から各種 委員会などあったが、オペレーション優先で良い

  • 庄内統括センターについて
    • 庄内統括センターの要員体制は増減なし
    • 酒田駅には話せる券売機が入り、出札営業がないため営業は泊まり1徹のみ
    • 行路内での融合は、乗務行路内で時間が確保できず、行うとしても日勤時間帯において複数行路でカバーできないため行ってこなかったが、労働時間の中で融合し確保できるようにした
    • 新たに車掌行路に2時間の駅業務を組み込む。見習い終了後どちらかが企画業務実施と記 載しているが必ずしも駅業務を行うことではない
    • 作業指示は勤務指定時。企画業務がなければそのまま駅業務。急遽企画業務が入る場合は、駅側で改札に1人出面確保できれば可能。
    • 全員が駅に入るよう見習いを行う。
    • 車掌行路4行路に対し車掌11名であり、改札見習いの回数は月2.3回ペースで回せる。1人でできるよう仕上げる考え

  • 新潟営業統括センターについて
    • 新津駅の作業ダイヤが、出札廃止・業務融合により日勤2本のところ1本に減ることから、一般の変形等が15名から14名の体制にする。4月1日の実施
    • 新津駅に話せる指定席券売機を導入し、出札窓口は2月29日に閉鎖
    • 新津駅のMVはオペレータと通話できるよう改造。コストは新規より安い。アシストマルス、多機能券売機、券売機の3台体制となる。
    • お客さまの待ち時間は発売枚数、混雑時間帯など波があるが、通年実績を見ればアシストマルス1台で耐えられると見ている
    • 新津の営業をすべて車掌が担うことも可能性はあるがまだ不明。業務融合メインであり作業ダイヤ削減ありきではない。

  • 長岡営業統括センターについて
    • 吉田駅の当務を一般に振るため、管理の交代が現行の10名から9名に減り、一般の交代が21名から22名に増える
    • 吉田駅の副長ダイヤが一般化で燕三条1徹増えるが、統括センター内での裁量となる

  • 新津運輸区について
    • 要員の体制は、磐越西線のワンマン化と短時間行路の見直しなどにより、乗務の日勤を17から15名、泊は14名から15名とする
    • 車掌の4行路中3行路で、駅業務を行路内に組み込む
    • 教育は月3回で新潟・長岡より頻度多く、出札がなくなるので習熟度は早い見込み。新潟統括センター発足を見据えて運転士が入る可能性もある。
    • 運転士・車掌の相互運用が可能な乗務員は、現時点で教育含め10名超えていない
    • 日単位での勤務操配を行うと車掌業務が数ヶ月空く。技量維持や勤務作成上の負担を考慮し、一定のサイクルの中で実施したほうが良いと判断し、EC組交番内に車掌行路を組み込む
    • 車掌が運転士交番の車掌行路担う場合もある。相互運用を終了していない運転士の場合、車掌がつく場合もある
    • 教育は車掌できる運転士が行うことが基本。車掌専属の先生発生の場合発生もあり得る。行路抜くやり方はない

  • 新潟運輸区について
    • 弥彦線・磐越西線のワンマン化と短時間行路の見直しなどにより、乗務の日勤を21名から19名、泊は61名から59名とする
    • 車掌の駅業務を現行の2分割から3分割として、「駅業務」の本務行路が3行路、「駅業務等」は臨行路のままとする。「企画等」は2行路から1行路とする
    • 短時間勤務者が出勤することで定期行路の中からも企画業務時間は定期で生み出せる。
    • 新潟営業統括センター内で引き続き引き続き業務融合行う。

  • 長岡運輸区について
    • 只見線ワンマン化と短時間行路の見直しなどにより、乗務の日勤は23名を20名に、泊は30名から28名の体制とする
    • 「企画等」は90分で1行路を設定。

  • 新潟新幹線運輸について
    • 業務融合の経験値を高めるため、新幹線統括本部側からの提案により、親和性の高いところからスタートする
    • 駅業務との融合として、車掌が新潟駅新幹線ホーム列車取り扱いの見習いを行う。運転士は除く
    • 見習後一本となるが、毎日従事ではなく、日勤が生み出された場合のみ行う
    • 従事する場合は兼務になるが、支社は輸送総合システム。新幹線はコスモスなので勤務認証は調整中。

  • 短時間行路について
    • 短時間行路に乗務する乗務員がいる場合に、交番枠内の定期行路の一部行路を分割し切り出す形とする
    • 元行路で短時間行路を切り出された部分は「その他時間」となるため、担当乗務員が企画業務等に従事可能になる
    • 短時間行路を抜かれた側の行路は枝番行路でなく変行路となるが、労A・労Bは変わらないと
    • 短時間行路を乗務予定の社員が当日に急遽休んだ場合は、再変行路となり、企画業務ではなく切り出す筈だった列車も本務が乗務する
    • 短時間行路に乗務する社員は、1日に乗る出面としては含まれない
    • 庄内統括センターに短時間行の設定はなし

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