地本申14号コーナー

2024年3月ダイヤ改正に関する第一次申し入れ

最終更新日 2024年 5月 4日


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  ■ 申14号 2024年3月ダイヤ改正に関する第一次申し入れ

2024年 1月19日申し入れ

 2023年12月20日、東日本ユニオン新潟地本は「モビリティ・サービス系統における体制の見直しについて」の提案と次期ダイヤ改正における運用行路表(案)について新潟支社より受けました。

 申7号「ダイヤ改正の乗務行路に職場・乗務員の声を反映させる取り組みを求める緊急申し入れ」の団体交渉でも新潟支社と議論を行いましたが、この提示された運用行路(案)は実際に乗務する社員の意見が反映されたものではありません。安全や働きがい、新規養成や転入者教育の視点においても再考すべきであると認識しています。

 また、次期ダイヤ改正から実施される短時間行路の運用についても解明すべき点が存在します。

 従いまして、下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


【各箇所の行路関係】

  1. 新潟運輸区、運転士行路を【別紙1】の通りとすること。
  2. 新潟運輸区、車掌行路を【別紙2】の通りとすること。
  3. 新津運輸区、運転士行路DC組の交番順序を【別紙3】の通りとすること。
  4. 長岡運輸区、運転士行路の一部を【別紙4】の通りとすること。

【乗務割交番について】

  1. 就業規則第90条に則り、乗務割交番の1循環が4週間以下の場合は乗務割交番を区切らずに作成すること。
  2. 乗務割交番の1循環が4週間を上回る新潟運輸区運転士行路EC1組および新津運輸区運転士行路DC組の乗務割交番は、一人一日平均の労働時間Aがほぼ等しくなる箇所で区切ること。(【別紙1】および【別紙3】参照)

【短時間行路について】

  1. 定期行路から切り離し作成した短時間行路を運用する場合、以下の項目について明らかにすること。

    ①短時間行路の乗務対象者を明らかにすること。

    ②短時間行路が毎日運用される前提の出面数として要員配置されているのか明らかにすること。

    ③9000番行路の更衣時間を除く、その他時間が最大で1時間である理由を明らかにすること。

    ④9000番行路の指定されている企画等の終始時刻および業務内容を明らかにすること。

    ⑤急遽短時間行路の乗務員が欠勤となり、定期行路の乗務員が短時間行路部分を乗務した場合、その他時間を超えた時間は時間外労働となるのか明らかにすること。

    ⑥動力車操縦者運転免許取得を目的としている新潟運輸区EC1組に短時間行路が設定されている理由を明らかにすること。

【労働時間について】

  1. 車内清掃等の作業が指定されている「付加時間」は「その他時間」とすること。
  2. 車掌行路の「駅業務」「駅業務等」「企画等」の指定されている付加時間をその他時間とすること。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2023年 1月30日  9時30分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2023年 1月30日  9時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

【各箇所の行路関係】

  1. 新潟運輸区、運転士行路を【別紙1】の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成しているため、現行のままとする。

  2. 新潟運輸区、車掌行路を【別紙2】の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成しているため、現行のままとする。

  3. 新津運輸区、運転士行路DC組の交番順序を【別紙3】の通りとすること。

    回答:乗務員の交番順序については、労働時間の均一化も含め作成しており、現行のままとする。

  4. 長岡運輸区、運転士行路の一部を【別紙4】の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成しているため、現行のままとする。

【乗務割交番について】

  1. 就業規則第90条に則り、乗務割交番の1循環が4週間以下の場合は乗務割交番を区切らずに作成すること。

    回答:就業規則等に則り対応しているところである。

  2. 乗務割交番の1循環が4週間を上回る新潟運輸区運転士行路EC1組および新津運輸区運転士行路DC組の乗務割交番は、一人一日平均の労働時間Aがほぼ等しくなる箇所で区切ること。(【別紙1】および【別紙3】参照)

    回答:就業規則等に則り対応しているところである。

【短時間行路について】

  1. 定期行路から切り離し作成した短時間行路を運用する場合、以下の項目について明らかにすること。

    ①短時間行路の乗務対象者を明らかにすること。

    ②短時間行路が毎日運用される前提の出面数として要員配置されているのか明らかにすること。

    ③9000番行路の更衣時間を除く、その他時間が最大で1時間である理由を明らかにすること。

    ④9000番行路の指定されている企画等の終始時刻および業務内容を明らかにすること。

    ⑤急遽短時間行路の乗務員が欠勤となり、定期行路の乗務員が短時間行路部分を乗務した場合、その他時間を超えた時間は時間外労働となるのか明らかにすること。

    ⑥動力車操縦者運転免許取得を目的としている新潟運輸区EC1組に短時間行路が設定されている理由を明らかにすること。

    回答:①現行の短時間行路乗務者と同様の考えである。
       ②分割した短時間行路相当の出面数は、提案した体制には含んでいない。
       ③想定される業務等を考慮し、設定したものである。
       ④企画等の業務開始・終了時刻は示していく考えである。なお、業務内容については指示された企画業務等に従事するものである。
       ⑤勤務変更を行う時機により対応していくこととなる。
       ⑥短時間行路については、区所の行路を総合的に勘案して設定したものである。

【労働時間について】

  1. 車内清掃等の作業が指定されている「付加時間」は「その他時間」とすること。

    回答:車内清掃等の作業は付加時間として設定することとなる。

  2. 車掌行路の「駅業務」「駅業務等」「企画等」の指定されている付加時間をその他時間とすること。

    回答:システムの仕様により付加時間としているところである。

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