地本申18号コーナー

「新潟支社における新たな統括センターの設置について」に対する申し入れ

最終更新日 2024年 6月20日


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  ■ 申18号 「新潟支社における新たな統括センターの設置について」に対する申し入れ

2023年 1月26日申し入れ

 本提案は長岡営業統括センターと長岡運輸区を同一職場として統合し、2024年度下期には新潟営業統括センター・新津運輸区・新潟運輸区を統合する形での統括センター化が検討されています。庄内統括センターにおいては引き続き更なる融合と連携を推進していくという将来展望が含まれています。

 東日本ユニオン新潟地本は組織再編の都度、新潟支社と議論を積み上げてきましたが、本提案においても働く社員の安全・健康が担保され、働きがいが向上するものでなければならないと認識しています。従いまして下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


【施策の全体像について】

  1. 「新潟支社における新たな統括センターの設置について」を実施する目的を明らかにすること。
  2. 長岡運輸区の社員は現在長岡営業統括センターに兼務発令されているが、本施策との違いを明らかにすること。
  3. 「箇所の規模拡大に伴うスケールメリットを活かし、従来以上の成果を生み出すことを目指す」とは何か具体的に明らかにすること。
  4. 執務スペースや企画業務の進め方の決定プロセスについてスケジュール及び担当者を明らかにすること。
  5. 2024年度下期に検討している新潟営業統括センター・新津運輸区・新潟運輸区を統合する形での統括センター化について現時点での検討内容及び課題を明らかにすること。
  6. 庄内統括センターの更なる融合と連携について現時点での検討内容及び課題を明らかにすること。

【長岡統括センター個別】

  1. 統括センター内における指揮命令系統を明らかにすること。
  2. 出退勤方法・更衣箇所・執務箇所・休憩設備の設置個所を勤務体系別に明らかにすること。
  3. 間内改良のスケジュール及び内容を明らかにすること。
  4. 各種適正検査の管理に対する考え方を明らかにすること。
  5. 全体の業務量の把握は誰がどのように行うのか明らかにすること。また勤務作成の方法を明らかにすること。
  6. オペレーションマネジメントUT設置に対する考え方を明らかにすること。
  7. 統括センターで行う企画業務を含む各業務の担当者(窓口)を明確にし、社員に共有する体制を構築すること。
  8. 各駅の運営体制及び要員に対する認識を明らかにすること。
  9. 業務融合(全社員が複数業務を担う)を進めていくスケジュールおよび教育内容を具体的に明らかにすること。
  10. 乗務員の定例訓練及び駅業務等に必要な教育を行う方法を明らかにすること。
  11. 乗務員の駅輸送業務及び長岡駅以外での駅業務があるのか明らかにすること。
  12. 駅業務を行う社員が、列車内で改札・精算業務を行うことがあるのか明らかにすること。
  13. エルダー社員の運用について明らかにすること。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2024年 2月 8日  9時30分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2023年 2月 8日  9時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解 NEW

【施策の全体像について】

  1. 「新潟支社における新たな統括センターの設置について」を実施する目的を明らかにすること。

    回答:各営業統括センター発足後の実態を踏まえ、営業統センターと運輸区へと再編し、生産性の向上、融合と連携、挑戦と成長のサイクルを更に進展させるために実施するものである。

  2. 長岡運輸区の社員は現在長岡営業統括センターに兼務発令されているが、本施策との違いを明らかにすること。

    回答:他箇所としての兼務から同一箇所に再編することにより、これまで以上に柔軟業務融合やスピーディー意思決定が可能になると考えている。

  3. 「箇所の規模拡大に伴うスケールメリットを活かし、従来以上の成果を生み出すことを目指す」とは何か具体的に明らかにすること。

    回答:業務融合やマルチタスク化を更に進めるとともに、社員が自らの活躍ステージを拡大、新たな価値創造に挑戦し続けていくため、よりスピーディーな意思決定ができ、系統横断的な課題解決が可能な業務執行体制を目指すものである。

  4. 執務スペースや企画業務の進め方の決定プロセスについてスケジュール及び担当者を明らかにすること。

    回答:現場と企画部門が連携して検討を進めており、必要に応じで関係社員に周知していく考えである。

  5. 2024年度下期に検討している新潟営業統括センター・新津運輸区・新潟運輸区を統合する形での統括センター化について現時点での検討内容及び課題を明らかにすること。

    回答:現場と企画部門が連携して検討を進めており、成案となり次第、示すこととなる。

  6. 庄内統括センターの更なる融合と連携について現時点での検討内容及び課題を明らかにすること。

    回答:新潟・庄内圏の鉄道ネットワークをサスティナブルなものにしていくためには、1人ひとりが鉄道オペレーションの全体像をよく理解し、輸送サービスの全体最適意識することが必要であり、サービスとオペレーションを磨き上げ、安全でサービスを提供し続けていく考えである。

【長岡統括センター個別】

  1. 統括センター内における指揮命令系統を明らかにすること。

    回答:就業規則等に記載のとおりである。

  2. 出退勤方法・更衣箇所・執務箇所・休憩設備の設置個所を勤務体系別に明らかにすること。

    回答:必要に応じて関係社員に周知していく考えである。

  3. 間内改良のスケジュール及び内容を明らかにすること。

    回答:間内改良を行う際は、必要に応じて関係社員に周知していく考えである。

  4. 各種適正検査の管理に対する考え方を明らかにすること。

    回答:箇所長及び適性検査管理者が対応していくこととなる。

  5. 全体の業務量の把握は誰がどのように行うのか明らかにすること。また勤務作成の方法を明らかにすること。

    回答:箇所長及び管理者によって業務量を把握していくこととなり、勤務作成については、就業規則等に則り対応することとなる。

  6. オペレーションマネジメントUT設置に対する考え方を明らかにすること。

    回答:長岡統括センターの企画業務の進め方については、現場と企画部門が連携して検討を進めているところである。

  7. 統括センターで行う企画業務を含む各業務の担当者(窓口)を明確にし、社員に共有する体制を構築すること。

    回答:必要に応じて関係者に周知していく考えである。

  8. 各駅の運営体制及び要員に対する認識を明らかにすること。

    回答:必要な体制は確保しているところである。

  9. 業務融合(全社員が複数業務を担う)を進めていくスケジュールおよび教育内容を具体的に明らかにすること。

    回答:社員の活躍フィールドや業務領域を引き続き拡大していくため、業務融合を順次実施していく考えである。

  10. 乗務員の定例訓練及び駅業務等に必要な教育を行う方法を明らかにすること。

    回答:これまでどおり必要な教育を実施していく考えである。なお、変更が生じる場合は関係社員に周知していくこと。

  11. 乗務員の駅輸送業務及び長岡駅以外での駅業務があるのか明らかにすること。

    回答:社員の活躍フィールドや業務領域を引き続き拡大していくため、業務融合を順次実施していく考えである。

  12. 駅業務を行う社員が、列車内で改札・精算業務を行うことがあるのか明らかにすること。

    回答:社員の活躍フィールドや業務領域を引き続き拡大していくため、業務融合を順次実施していく考えである。

  13. エルダー社員の運用について明らかにすること。

    回答:エルダー社員就業規則等に則り対応していくこととなる。

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