地本申23号コーナー

正当な労働時間に基づいた吉田駅併結作業に対する賃金精算を求める申し入れ

最終更新日 2024年 6月 6日


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  ■ 申23号 正当な労働時間に基づいた吉田駅併結作業に対する賃金精算を求める申し入れ

2024年 5月31日申し入れ

 東日本ユニオン新潟地本は、2023年10月13日に申1号「新潟支社における乗務員の作業実態に合った労働環境・労働時間を求める申し入れ」の団体交渉を行いました。交渉では「入換車両とパンタグラフが上昇していない留置車両を連結する場合、留置車両を活かす時間を付加する。」と回答し、吉田駅の併結作業における賃金未払いがあったことを確認しました。

 新潟支社より2024年3月給与にて未払い賃金の精算を行うと連絡を受け、各現場では管理者より当該社員への説明が行われました。

 しかし、「必要な時間が付いていなかった」という現場での説明に反し、実際に精算されたのは点呼時刻を過ぎた実時間だけであり、点呼時刻に間に合った社員には精算はありませんでした。これは留置車両を活かすという労働が提供されているにも拘らず、乗務した全社員に一律の支払いがないことは「改ざん」と言わざるを得ません。

 従いまして下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を求めます。


  1. 東日本ユニオン新潟地本申1号、第6項の会社回答における調査結果を明らかにすること。
  2. 2022年度新潟運輸区運転士行路B1233行路の吉田駅到着点呼場面において、点呼時刻に遅れるという乗務員申告に対する新潟支社の対応を明らかにすること。
  3. 併結作業時に留置車両を活かす場合、付与する必要な労働時間は何分なのか明らかにすること。
  4. 吉田駅において乗務員による併結作業はいつから行っていたのか明らかにすること。また、必要な労働時間が付与されていなかった期間を明らかにすること。
  5. 2024年3月給与で精算された未払い賃金の精算方法を明らかにすること。
  6. 2024年3月給与において、関係社員に対する精算の説明内容を明らかにすること。
  7. 当該行路に乗務した全社員に対し、不足していた作業時間を加味した精算を行うこと。

以上

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