地本申26号コーナー

新潟支社における駅の販売体制に関する申し入れ

最終更新日 2024年 9月19日


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  ■ 申26号 新潟支社における駅の販売体制に関する申し入れ

2024年 7月 4日申し入れ

 JR東日本は2021年5月に駅の「みどりの窓口」削減計画を発表しました。

 新潟支社においても現在に至るまで、委託駅を含め急速に「みどりの窓口」が削減され、新たに「話せる指定席券売機」の導入が進み、駅の販売体制は激変しました。

 5月の定例社長会見において当面の期間、現在の窓口数の維持、並びに首都圏では繁忙期において閉鎖された窓口を臨時窓口として営業するということが発表されました。駅の販売体制の見直しについては新潟支社と交渉を重ねてきましたが、「話せる指定席券売機」の機能やお客さまへの案内等、私たちが懸念した事柄がお客さまの声、社員の声から明らかになっています。

 従いまして下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を求めます。


  1. お客さまのご利用状況に合わせた販売体制を構築すること。
  2. 長岡駅の「みどりの窓口」を二窓とすること。
  3. 「みどりの窓口」再開に伴う駅社員の増員をすること。
  4. 駅での営業知識の習得・復習の機会を保障すること。
  5. 「駅たびコンシェルジュ」において乗車券類の発売を行うこと。
  6. 指定席券売機が複数設置されている駅に案内要員を配置すること。
  7. 「話せる指定席券売機」オペレーションセンターの増員をすること。
  8. 新潟支社のSuicaエリアを拡大し、エリア内全駅にSuica対応設備を設置すること。
  9. 団体乗車券・特定席予約・レンタカー券をネットにて一括管理し、駅での発売・払戻を行わないこと。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2024年 9月 5日  9時00分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2024年 9月 5日  9時00分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. お客さまのご利用状況に合わせた販売体制を構築すること。

    回答:将来的に窓口によらない販売体制を目指すことに変わりはないが、可能な範囲で臨時の窓口発売を行うなど、柔軟な対応を行っているところである。引き続き効率的な駅の体制と販売サービスの維持を両立し、サステナブルな販売体制を構築していく考えである。

  2. 長岡駅の「みどりの窓口」を二窓とすること。

    回答:開設する窓口数については、その必要性を精査したうえで検討・実施していく考えであり、引き続きご利用状況等を注視し必要な対応を行っていく。

  3. 「みどりの窓口」再開に伴う駅社員の増員をすること。

    回答:引き続きこれまでの役割分担に捉われない柔軟な働き方を推進し、必要な要員を確保していく考えである。

  4. 駅での営業知識の習得・復習の機会を保障すること。

    回答:従事する社員の経験や習熟度に応じて、必要な教育とフォローは実施していく。

  5. 「駅たびコンシェルジュ」において乗車券類の発売を行うこと。

    回答:「駅たびコンシェルジュ」においては、これまでも一部の乗車券類の発売を行ってきたところであるが、引き続き、みどりの窓口や駅たびコンシェルジュにお並びいただかなくともスムーズにきっぷを購入いただけるよう、インターネット等によるチケットレスサービスを推進するとともに、指定席券売機の機能増強等、必要な対応を検討・実施していく考えである。

  6. 指定席券売機が複数設置されている駅に案内要員を配置すること。

    回答:引き続きこれまでの役割分担に捉われない柔軟な働き方を推進し、必要な要員を確保していく考えである。

  7. 「話せる指定席券売機」オペレーションセンターの増員をすること。

    回答:話せる指定席券売機の導入駅における多売期等を含めたご利用状況等を踏まえ、柔軟にオペレーターの体制を調整するなど、最大限の対応を行っているところであり、引き続き駅とコールセンターが連携して適切な案内を行っていく。

  8. 新潟支社のSuicaエリアを拡大し、エリア内全駅にSuica対応設備を設置すること。

    回答:現時点で新潟支社管内において Suicaエリアを拡大する計画はないが、10月より支社内の一部駅ではSuicaと異なるチケットレス乗車サービス「えきねっとQチケ」を開始する予定である

  9. 団体乗車券・特定席予約・レンタカー券をネットにて一括管理し、駅での発売・払戻を行わないこと。

    回答:お客さまのご利用状況等を総合的に勘案したうえで、サステナブルな販売体制を実現するための検討は引き続き行っていく考えである。

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