提案団体交渉コーナー

柔軟な働き方の実現に向けた統括センターの体制見直しについて

最終更新日 2024年 8月17日


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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2024年 7月18日 13時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 提案内容(概要)

  1. 実施概要、実施箇所及び実施時期
    実施概要
    業務融合と柔軟な働き方をこれまで以上に推進するため、各統括センター運輸当直、及び長岡統括センター(長岡駅)にフレックスタイム制適用の作業ダイヤを導入することにより、体制の見直しを行う。
    実施箇所及び実施時期
    庄内統括センター 【2024年10月 1日】
    長岡統括センター 【2024年10月 1日】
    新潟統括センター 【2024年10月 1日】
  2. 体制
      箇所名
      庄内統括センター
      • 管理   変形等 現行 10   改正 14
      •       交代 現行  4   改正  2
      • 一般   変形等 現行  7   改正  7
      •       交代 現行  3   改正  3
      • 乗務    日勤 現行  9   改正  9
      •        泊 現行  8   改正  8
      箇所名
      長岡統括センター
      • 管理   変形等 現行 18   改正 24
      •       交代 現行  9   改正  6
      • 一般   変形等 現行 23   改正 32
      •       交代 現行 22   改正 17
      • 乗務    日勤 現行 20   改正 20
      •        泊 現行 28   改正 28
      箇所名
      新潟統括センター
      • 管理   変形等 現行 17   改正 26
      •       交代 現行 12   改正  7
      • 一般   変形等 現行 25   改正 25
      •       交代 現行 22   改正 22
      • 乗務    日勤 現行 34   改正 34
      •        泊 現行 74   改正 74

      ※新潟統括センターの「現行」は10月1日に廃止時点での新潟営業統括センター、新津運輸区、新潟運輸区の「現行」を合算した数

      • 業務の繁閑等に応じて1日当たりの出面数(作業ダイヤ数)を柔軟に設定する。
      • 上長の指示で管理者が一般社員の業務を行うことや一般社員が管理者の業務を行う場合がある。
  3. その他
    1. 実施に向けて、必要な教育を行っていく。
    2. 各統括センターにおけるフレックスタイム制の更なる適用拡大について検討を行っていく。
    3. 2024年度末(予定)のダイヤ改正に合わせ、庄内統括センター及び新潟統括センター(新津乗務室)の車掌専属交番のあり方を見直し、運転士交番との一体化を検討していく。
       

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  ■ 団体交渉のポイント

  • 統括センターにおけるフレックスタイム制の適用拡大について
    • 業務を見直して、出面管理が必要な業務についても、コアタイム内に業務を集約することによって統括センターにおいてもフレックスタイム制の拡大を実現する
    • 社員がライフスタイルに合わせたフレキシブルタイムを活用して企画業務に専念したり、育児・介護のプライベートの時間を活用することによって、作業ダイヤに捉われない柔軟な働き方の実現を目指す
    • 社員一人ひとりが業務進捗に応じて自主的に勤務することが可能になる一方で、管理者・社員ともに計画的な労働時間の配分と労働時間の実績管理が求められる

  • 運輸当直・長岡統括センターへのフレックスタイム制適用拡大について
    • 全ての統括センターの運輸当直と長岡統括センターの長岡駅(輸送室を除)へフレックスタイム制の適用を拡大する
    • 長岡統括センター(長岡駅)においてフレックスタイム制の適用を拡大するとともに、現行の作業ダイヤ内容(放送案内及び改札等)と体制を見直す
    • 運輸当直や長岡統括センターの泊勤務について、15時間の交代勤務であるものを「1日目の日勤」「2日目の日勤」にそれぞれ分解する
    • 運輸当直の全てに導入し、勤務種別が「交代」から「変形」に変わる。交代勤務は減るが、分解した「日勤」の本数分で出面数の分は「変形」が増える。副長の人数の変更はない
    • 乗務行路に合わせた点呼時間の変更はなく、必要な点呼があればコアタイム等に当てる。当直の働き方からすると「コアタイム」を設けたフレックスタイム制の勤務に変わるが、乗務員側からすれば、これまで通りに当直はいる
    • 長岡駅についてはフレックスタイム制の導入に合わせて作業ダイヤ自体の見直しを行うため、「変形」の1本相当について今回の実施で見直しを行う

  • 車掌専属交番の見直しについて
    • 2024年度末のダイヤ改正において、庄内統括センター・新津乗務室は運転士行路と車掌行路の一体化、長岡統括センター
    • 新潟乗務室は運転士の乗務割交番の中に車掌行路の一部を導入
    • 社会の環境の変化に対応するためには今後はこのような体制構築が必要。これまでもワンマンの取り組みや相互運用等をしたが、今回は敢えて車掌交番ということで提案
    • 実施理由は、社会の環境の変化に対応するための体制構築が必要であり、これまでもワンマンの取り組みや相互運用等を行ってきたが、今回は敢えて車掌交番の見直しとして提案
    • 今後はさらに採用が採れなくなっていくということが一番の問題であり、色々なところで働き方を変えていかなければならないという問題意識もある
    • 車掌を主な職種として業務している社員は、相互運用の車掌の教導を担ったり、駅の輸送や駅業務に従事したりすることになり、車掌の教導もやりながら翌日は駅業務、翌日は企画業務といった運用となる
      組合
      一体化後の車掌行路は駅業務を含むのか?
      支社
      今後の行路については現在検討している。詳細については別途示したい
      組合
      車掌・運転士の新規養成の進め方ついてはどうか?
      支社
      今、示せるものはない
      組合
      運転士業務と車掌業務が一体化となった交番の中に駅業務が入ることはないのか?
      支社
      そこは別途示したい。決まっていない

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