地本申3号コーナー

長岡統括センター長岡駅への「フレックスタイム制導入」に対する緊急申し入れ

最終更新日 2024年10月31日


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  ■ 申3号 長岡統括センター長岡駅への「フレックスタイム制導入」に対する緊急申し入れ

2024年 9月24日申し入れ

 新潟地本は7月18日、新潟支社より「柔軟な働き方の実現に向けた統括センターの体制見直しについて」の提案を受け、9月11日、申2号において団体交渉を行いました。

 交渉では、長岡統括センター長岡駅において新たに導入されるフレックスタイム制の問題点について4項目にわたり議論を行ない、新潟支社から10月1日に実施で問題は無いとの認識が示されました。

 しかし、長岡統括センター長岡駅で行われた社員説明会の内容は会社回答との乖離が発生しており、また作業ダイヤ変更に伴う教育が不十分なため安全が担保されていないなど、多くの不安や疑問の声が東日本ユニオンに寄せられています。職場実態を無視し、施策実施を推し進める会社の姿勢は看過できません。

 従いまして、下記の通り緊急に申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 10月1日実施予定の長岡統括センター長岡駅における「フレックスタイム制の導入」については、施策に対する体制が整備されるまで実施を延期すること。
  2. 団体交渉は2024年9月30日までに行うこと。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2024年 9月30日 13時30分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2024年 9月30日 13時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解

  1. 10月1日実施予定の長岡統括センター長岡駅における「フレックスタイム制の導入」については、施策に対する体制が整備されるまで実施を延期すること。

    回答:提案のとおり実施する考えである。

  2. 団体交渉は2024年9月30日までに行うこと。

    回答:「労使間の取扱いに関する協約(令和3年10月1日締結)」に則り、取り扱うこととなる。

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  ■ 団体交渉のポイント

  • フレックスタイム制導入の延期について
    • フレックスタイム制を導入しても、365日の鉄道オペレーションは実施できる
    • 鉄道オペレーションをフレキシブルタイムで行うことは想定していない
    • 「改札内外・券売機前清掃」「両替作業」等は毎日ある作業ではなく、コアタイム内の必須業務ではないことから、管理者が状況を把握して指示することや社員の気付きによって行うこととなる
    • 通常時で収まらない作業は、当務・当務補助者の作業操配、他のコアタイム社員からの応援、それでも不可の場合は臨時ダイヤの設定へとステップを経てとなる
      組合
      鉄道オペレーションは作業ダイヤに基づく一方でフレキシブルタイムは社員によって異なり、誰が行うのか理解ができていない。社員に説明がシッカリと伝わっていないという認識に立つべきだ
      支社
      必須の業務は説明会で伝えてある。異常時等は当務・当務補助社員に補助・サポートしてもらい、勤務操配が可能な社員でオペレーションを回していく

  • 10月1日以降の鉄道オペレーション体制について
    • 「新幹線列車扱い」は検証した結果、上下線の担当者を固定せずにひとりで行き来をしての作業ダイヤで対応できると判断した。会社として作業ダイヤを決定しているので何かあった時は社員への責任とはならない
    • 情情報管理体制は仕組みとして連絡体制を決定したので、「列車の遅れ把握」「ホームの状況確認」「接続要請」「案内放送」については支社・箇所と打と合せを行っている

  • 必要な教育が9月30日まで行われていないことについて
    • 必要な教育は行い不安があれば対応していく。当務を筆頭にフォロー・サポートはしていく
    • 異常時を含めて鉄道オペレーションとして安全を確保した上で実施できるとの判断であり、実施後、何かしらの対応が必要であれば、現場・支社で調整して検討していく

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