地本申5号コーナー

「2024年度の冬期の取り組みについて」に対する申し入れ

最終更新日 2024年12月13日


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  ■ 申5号 「2024年度の冬期の取り組みについて」に対する申し入れ

2024年11月11日申し入れ

 標題について、東日本ユニオン新潟地本は「2024年度の冬期の取り組みについて」の説明を新潟支社より受けました。今冬期は「これまでの組織知として蓄えた知見・ノウハウを活かし、社員の経験・知恵を活かしたソフト的な創意・工夫による取り組みを主体に冬期の安全・安定輸送の確保に取り組んでいく」と謳われています。

 2023年度、申12号「2023年度冬期検証に関する申し入れ」での団体交渉を通じて、一定の認識一致が図られたものの課題も残されていると認識しています。また、「2024年度の冬期の取り組みについて」の疑問や要望が組合員から寄せられています。

 つきましては、今冬期を万全な体制で取り組むべく、東日本ユニオン新潟地本は下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 各線区の最大編成両数のホーム除雪を万全とすること。
  2. 磐越西線五十島駅上りワンマン停目から3停目までの間に軌間内消雪を設置すること。
  3. 乗務員によるポイント不転換対応の教育を徹底すること。
  4. 氷柱除去のため現地調査、除去作業を行う際の移動に旅客列車を使わないこと。
  5. 越後南線で架線凍結が予想される時はパターン運用するなど旅客への影響を最小限とすること。
  6. 架線凍結が見込まれる場合、カッターパン搭載車両を積極的に運用させること。
  7. 越後南線にカッター車を臨時で走行させる場合は変行路とせず、臨行路として乗務員を確保すること。
  8. 昨冬に行った新潟乗務室と長岡乗務室の運転士行路の持ち替えを行うか明らかにすること。
  9. 指令室の冬期要員の体制を万全とすること。
  10. 石打駅~岩原スキー場前駅間になだれ防止柵を設置すること。
  11. 秋田支社管内において列車が雪を抱えて停車した際、乗務員の申告を上回る指示を行わないこと。
  12. 信越線の架線凍結対策で臨時単行機関車を走行させる際は必ず1321Ⅿ列車の前に走行させること。
  13. 新潟車両センター社員が構内除雪をMRで行えるよう教育を行うこと。

以上

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  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2024年12月 4日 13時30分より団体交渉を行います

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  ■ 団体交渉を終了! NEW

  ★ 2024年12月 4日 13時30分より団体交渉を行いました

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  ■ 支社側の回答及び見解 NEW

  1. 各線区の最大編成両数のホーム除雪を万全とすること。

    回答:ホーム除雪については、気象情報等を勘案し対応していく考えである。

  2. 磐越西線五十島駅上りワンマン停目から3停目までの間に軌間内消雪を設置すること。

    回答:設置されている軌間内消雪設備の活用と機械除雪を実施していく考えである。

  3. 乗務員によるポイント不転換対応の教育を徹底すること。

    回答:定例訓練及び研修等でポイント不転対応に関する教育を実施しているところである。

  4. 氷柱除去のため現地調査、除去作業を行う際の移動に旅客列車を使わないこと。

    回答:状況に応じて氷柱の現地調査・除去作業を行っていく考えである。

  5. 越後南線で架線凍結が予想される時はパターン運用するなど旅客への影響を最小限とすること。

    回答:気象情報等を勘案し、運転計画を決定していく考えである。

  6. 架線凍結が見込まれる場合、カッターパン搭載車両を積極的に運用させること。

    回答:今年度冬期の検証結果を踏まえて、運用を検討していくことで考えている。

  7. 越後南線にカッター車を臨時で走行させる場合は変行路とせず、臨行路として乗務員を確保すること。

    回答:乗務員の手配状況に応じて検討するものである。

  8. 昨冬に行った新潟乗務室と長岡乗務室の運転士行路の持ち替えを行うか明らかにすること。

    回答:今年度冬期については、計画的な列車の持ち替えは行わない考えである。

  9. 指令室の冬期要員の体制を万全とすること。

    回答:必要な要員は確保しているところである。

  10. 石打駅~岩原スキー場前駅間になだれ防止柵を設置すること。

    回答:なだれ防止柵については、地形等を考慮し設置しているところである。

  11. 秋田支社管内において列車が雪を抱えて停車した際、乗務員の申告を上回る指示を行わないこと。

    回答:列車が雪を抱えて停車した場合は、関係者間で連携し対応していく考えである。

  12. 信越線の架線凍結対策で臨時単行機関車を走行させる際は必ず1321Ⅿ列車の前に走行させること。

    回答:架線凍結対策の臨時単行機関車列車については、基本的に旅客列車の前に運転を行う考えである。

  13. 新潟車両センター社員が構内除雪をMRで行えるよう教育を行うこと。

    回答:構内除雪に必要な教育については、実施しているところである。

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