地本申7号コーナー

2025年3月ダイヤ改正における乗務行路等に関する申し入れ

最終更新日 2025年 2月 6日


→地本団体交渉コーナーへもどる

  ■ 申7号 2025年3月ダイヤ改正における乗務行路等に関する申し入れ

2025年 1月16日申し入れ

 2024年10月、モビリティ・サービスユニットから「2024年度末ダイヤ改正(予定)における乗務行路等の検討について(お知らせ)」が関係箇所に掲示されました。

 しかし、行路検討の進め方のみの周知であり、実際に乗務する社員のニーズを広く集めることはありませんでした。提示された運用行路表(案)は安全や働きがい、新規養成や転入者教育の視点においても再考すべきと認識しています。

 従いまして、下記の通り申し入れますので新潟支社の誠意ある回答を要請します。


【乗務行路等の検討について】

  1. ダイヤ改正プロジェクトによらず、運用計画セミナー受講者を加えて乗務行路等を検討した理由を明らかにすること。

【各箇所の乗務行路について】

(新潟統括センター 新潟乗務室)

  1. 運転士行路B1805行路において、24時間を超える拘束時間を解消するため「別紙1-①」の通りとすること。
  2. 運転士行路B1230行路において、24時間を超える拘束時間の解消および240M吉田での乗継時刻指定を解消するため「別紙1-②」の通りとすること。
  3. 運転士行路B1214行路において、24時間を超える拘束時間を解消するため「別紙1-③」の通りとすること。
  4. 運転士行路B1221行路およびB1228行路において、24時間を超える拘束時間を解消するため「別紙1-④」の通りとすること。
  5. 運転士行路B1238行路の休養時間確保のため「別紙1-⑤」の通りとすること。
  6. 運転士行路B1241行路において、24時間を超える拘束時間を解消するため「別紙1-⑥」の通りとすること。
  7. 運転士行路B1206行路およびB1218行路において、拘束時間短縮のため「別紙1-⑦」の通りとすること。
  8. 第2項から前項までの変更を踏まえて運転士行路の交番順序を「別紙2-①」~「別紙2-⑥」の通りとし、EC・DC組に新潟~長岡間の乗務列車を組み込むこと。
  9. 運転士行路EC2組の行路番号をB1220行路~B1229行路とすること。
  10. 車掌行路C6001行路の駅業務終了後から乗務までの間合い確保のため、駅業務の時間帯を「別紙1」の通りとすること。
  11. 車掌行路C6021行路において、13M乗務前の負担軽減のため「別紙2-①」の通りとすること。
  12. 車掌行路C6025行路において、236D乗務前の間合いを確保するため「別紙2-②」の通りとすること。
  13. 車掌行路C6014行路において、421M~130M~131Mの継続乗務解消のため「別紙3」の通りとすること。 また、C6014行路は車掌3組のC6020行路と持ち替えた交番順序とすること。

(新潟統括センター 新津乗務室)

  1. 運転士行路B2202行路の負担軽減のため「別紙1-①」の通りとすること。
  2. 運転士行路EC組の交番順序において、特休日のみの指定を解消するため「別紙1-②」の通りとすること。

(長岡統括センター 長岡乗務室)

  1. 運転士行路B3224行路において、1321M~1324Mの継続乗務解消のため「別紙1-①」の通りとすること。
  2. 運転士行路B3217行路とB3222行路の拘束時間と労働時間の平準化のため「別紙1-②」の通りとすること。
  3. 運転士行路B3232行路の負担軽減のため「別紙2」の通りとすること。
  4. 第17項から前項までの変更を踏まえ、運転士行路EC2組の交番順序を「別紙3-①」の通りとすること。
  5. 車掌行路1組において、遠距離通勤者および単身赴任者への配慮の観点から交番順序を「別紙3-②」の通りとすること。

【労働時間および行路運用について】

  1. 新潟乗務室B1211行路、681Mの新潟駅ドア開扉指定の付加時間について明らかにすること。
  2. 運転士行路において乗継時刻指定で運用する場合、作業実態に応じて乗継箇所を指定すること。
  3. 各箇所において下回り点検に必要な労働時間の確保と作業環境が整備されているのか明らかにすること。
  4. 車掌行路における乗継場面の付加時間について明らかにすること。
  5. 車掌行路における「整理時間」および乗務終了後の「終着」の折り返し時間を「乗継・便乗」と同じ時間とすること。
  6. 羽越本線村上〜酒田間、ワンマン解除における担当車掌についての考え方を明らかにすること。
  7. 乗務割交番は順序通りに運用できる設定とすること。
  8. 短時間行路作成の際、泊行路の非番の一部を切り離して設定しないこと。
  9. 乗務行路における作業指示書は作業実態に応じた表記とすること。

【設備関係について】

  1. 新津乗務室B2102行路およびB2108行路の乗務間合いにおいて、あいづ統括センター会津若松駅での休憩場所を整備すること。
  2. 新潟支社内における鳥害対策を行うこと。
  3. 新潟統括センター新潟乗務室車掌のダブル行路の勤務間において、長距離通勤の社員に限り休養管理室の借用を許可すること。
  4. 新規養成や転換教育等の見習い乗務において、休養管理室を同部屋としないこと。
  5. D-TACの他行路時刻表検索の機能を乗務する列車の担務別で検索できるように改修すること。
  6. 新潟駅電留線と上所駅ホームまでの折り返し時間の設定および指定通路が整備されるまで、越後線新潟~上所間の列車便乗の指示は行わないこと。

以上

※ ここでは別紙の内容は割愛します

→地本団体交渉コーナーへもどる

  ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2025年 1月31日  9時30分より団体交渉を行います

→地本団体交渉コーナーへもどる

  ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2025年 1月31日  9時30分より団体交渉を行いました

→地本団体交渉コーナーへもどる

  ■ 支社側の回答及び見解 NEW

【乗務行路等の検討について】

  1. ダイヤ改正プロジェクトによらず、運用計画セミナー受講者を加えて乗務行路等を検討した理由を明らかにすること。

    回答:乗務割交番作成規程等の理解を深め、箇所のニーズを反映した乗務行路の作成と社員の成長機会を目的に実施したところである。

【各箇所の乗務行路について】

(新潟統括センター 新潟乗務室)

  1. 運転士行路B1805行路において、24時間を超える拘束時間を解消するため「別紙1-①」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  2. 運転士行路B1230行路において、24時間を超える拘束時間の解消および240M吉田での乗継時刻指定を解消するため「別紙1-②」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  3. 運転士行路B1214行路において、24時間を超える拘束時間を解消するため「別紙1-③」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  4. 運転士行路B1221行路およびB1228行路において、24時間を超える拘束時間を解消するため「別紙1-④」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  5. 運転士行路B1238行路の休養時間確保のため「別紙1-⑤」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  6. 運転士行路B1241行路において、24時間を超える拘束時間を解消するため「別紙1-⑥」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  7. 運転士行路B1206行路およびB1218行路において、拘束時間短縮のため「別紙1-⑦」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  8. 第2項から前項までの変更を踏まえて運転士行路の交番順序を「別紙2-①」~「別紙2-⑥」の通りとし、EC・DC組に新潟~長岡間の乗務列車を組み込むこと。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    EC・DC組については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  9. 運転士行路EC2組の行路番号をB1220行路~B1229行路とすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路番号については、運転士運用行路表(案)どおりとする

  10. 車掌行路C6001行路の駅業務終了後から乗務までの間合い確保のため、駅業務の時間帯を「別紙1」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、車掌運用行路表(案)どおりとする

  11. 車掌行路C6021行路において、13M乗務前の負担軽減のため「別紙2-①」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、車掌運用行路表(案)どおりとする

  12. 車掌行路C6025行路において、236D乗務前の間合いを確保するため「別紙2-②」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、車掌運用行路表(案)どおりとする

  13. 車掌行路C6014行路において、421M~130M~131Mの継続乗務解消のため「別紙3」の通りとすること。 また、C6014行路は車掌3組のC6020行路と持ち替えた交番順序とすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路及び航路順序については、車掌運用行路表(案)どおりとする

(新潟統括センター 新津乗務室)

  1. 運転士行路B2202行路の負担軽減のため「別紙1-①」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  2. 運転士行路EC組の交番順序において、特休日のみの指定を解消するため「別紙1-②」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路順序については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

(長岡統括センター 長岡乗務室)

  1. 運転士行路B3224行路において、1321M~1324Mの継続乗務解消のため「別紙1-①」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  2. 運転士行路B3217行路とB3222行路の拘束時間と労働時間の平準化のため「別紙1-②」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  3. 運転士行路B3232行路の負担軽減のため「別紙2」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  4. 第17項から前項までの変更を踏まえ、運転士行路EC2組の交番順序を「別紙3-①」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路順序については、運転士運用行路表(案)どおりとする。

  5. 車掌行路1組において、遠距離通勤者および単身赴任者への配慮の観点から交番順序を「別紙3-②」の通りとすること。

    回答:乗務行路については、乗務割交番作成規程に基づき、総合的に勘案し作成している。
    当該行路順序については、車掌運用行路表(案)どおりとする。

【労働時間および行路運用について】

  1. 新潟乗務室B1211行路、681Mの新潟駅ドア開扉指定の付加時間について明らかにすること。

    回答:当該列車の発前付加時間の設定については、運転士運用行路表(案)に記載のとおりである。

  2. 運転士行路において乗継時刻指定で運用する場合、作業実態に応じて乗継箇所を指定すること。

    回答:乗継箇所については、運転士作業標準に則り指導しているところである。

  3. 各箇所において下回り点検に必要な労働時間の確保と作業環境が整備されているのか明らかにすること。

    回答:労働時間については、作業実態に応じた時間を確保しているところである。
    作業環境の整備については、関係箇所と連携して行っていく考えである。

  4. 車掌行路における乗継場面の付加時間について明らかにすること。

    回答:乗継場面の付加時間の設定については、車掌運用行路表(案)に記載のとおりである。

  5. 車掌行路における「整理時間」および乗務終了後の「終着」の折り返し時間を「乗継・便乗」と同じ時間とすること。

    回答:労働時間については、作業実態に応じた時間を確保しているところである。

  6. 羽越本線村上~酒田間、ワンマン解除における担当車掌についての考え方を明らかにすること。

    回答:これまで同様、基本行路を乗務する箇所が担当する考えである。

  7. 乗務割交番は順序通りに運用できる設定とすること。

    回答:行路順序どおりに運用することを基本と考えている。

  8. 短時間行路作成の際、泊行路の非番の一部を切り離して設定しないこと。

    回答:短時間行路については、各統括センターの行路を総合的に勘案し設定したものである。

  9. 乗務行路における作業指示書は作業実態に応じた表記とすること。

    回答:時刻表等に基づき必要な表記を行っていく考えである。

【設備関係について】

  1. 新津乗務室B2102行路およびB2108行路の乗務間合いにおいて、あいづ統括センター会津若松駅での休憩場所を整備すること。

    回答:設備の整備については、東北本部と連携し調整していく考えである。

  2. 新潟支社内における鳥害対策を行うこと。

    回答:鳥害対策については、これまでも様々な対策を実施してきたところであり、より効果的な対策を検討していく考えである。

  3. 新潟統括センター新潟乗務室車掌のダブル行路の勤務間において、長距離通勤の社員に限り休養管理室の借用を許可すること。

    回答:就業規則に則り対応することとなる。

  4. 新規養成や転換教育等の見習い乗務において、休養管理室を同部屋としないこと。

    回答:可能な限り配慮していく考えである。

  5. D-TACの他行路時刻表検索の機能を乗務する列車の担務別で検索できるように改修すること。

    回答:現時点では、他行路時刻表検索機能を改修する計画はない。

  6. 新潟駅電留線と上所駅ホームまでの折り返し時間の設定および指定通路が整備されるまで、越後線新潟~上所間の列車便乗の指示は行わないこと。

    回答:基本的には、折り返し時間の設定及び指定通路が整備されるまで指示は行わない考えである。

→地本団体交渉コーナーへもどる