標題について、2024年度冬期は各地で除雪が間に合わないほどの大雪に見舞われ、また雪や低温に起因する新潟30Km圏での運転見合わせや架線凍結など、お客さまへご迷惑をおかけする事象が発生しました。
そのような中で安全・安定輸送を確保するため、現業・非現業を問わず奮闘した組合員・社員の声に基づいて振り返りを行い、次期冬期に向けた課題を労使の議論を通じて鮮明にする必要があると認識しています。
従いまして東日本ユニオン新潟地本に寄せられた声に踏まえ、下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。
記
- 2024年度冬期の取り組みにおける成果と課題を明らかにすること。
- 架線凍結防止策の評価を明らかにすること。
- 試験的に整備したE129系カッターパンの有効性について、架線凍結に対する検証結果を明らかにすること。
- 2024年度冬期における駅構内及び駅間の除雪体制について、各線区別に成果と課題を明らかにすること。
- 上越線越後川口駅及び大沢駅において、列車の起動不能が繰り返し発生した原因と実施していた起動不能対策の評価を明らかにすること。
- ポイント不転換対策について、「2024年度冬期の取り組み」で対策を講じた箇所の評価と次期冬期で新たに対策が必要な箇所を明らかにすること。
- 各線区別にホーム除雪の評価を明らかにすること。
- 柏崎駅で実施した車掌の誘導による起動確認について、担当をC6021行路とした理由と車掌行路の休養時間確保の考え方を明らかにすること。
- E653系、雪の介在によるドア開閉不具合で列車遅延が発生した件数と次期冬期の課題を明らかにすること。
- 長岡駅南部構内における除雪体制の評価を明らかにすること。
- 臨時単行機関車列車を運用する際、乗務員の勤務指定方について明らかにすること。
- 制輪子凍結防止策の効果を明らかにすること。
- 電報手配により列車運休が確定するまでの間、現場社員とお客さまへの運休情報の伝達方について明らかにすること。
以上
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