★　２０２５年　９月３０日　１０時００分より団体交渉を行います

　　★　２０２５年　９月３０日　１０時００分より団体交渉を行いました

1. キハ１１０系及びＧＶ―Ｅ４００系における現在の系統番号設定方法となった経緯を明らかにすること。

   回答：突発的な行先変更等に確実な対応を行うため、現在の取扱いを定めたところである。

2. キハ１１０系及びＧＶ―Ｅ４００系において急遽の行先変更が発生した際、行き先系統番号がある場合は行き先系統番号を使用する取扱いとすること。

   回答：突発的な行先変更等に確実な対応を行うため、現在の取扱いに定めたところであり、現行どおりで考えている。

• キハ１１０系・ＧＶ―Ｅ４００系で運用する列車が急遽の行先変更を行う時の取扱いが今回の取扱いに統一された経緯について
  • 行先変更となった磐越西線のワンマン列車で、運転士が車載の一覧表を参照して入力した系統番号が古いものだったため、本来は開くはずの２両目のドアが開かず、お客さまが降車できなかった事象の対策として取扱いを決定した
  • これまでは突発的な行先変更等に対する統一した取扱いは定めていなかったことから、確実な対応を行うことに加え、系統番号一覧表が正しい表記ではなかった対策も必要なことから、今回の取り扱いを定めた
  • 新たに定めた設定方法は、統一した取扱いとして、行先変更となった場合は時刻表に記載されている元々の系統番号を使用する
  
  
• 磐越西線での事象が発生した原因と対策について
  • 系統番号の一覧表が間違っていたことと、取扱いの指導が統一されていなかったことが原因

    組合

    乗務員が間違って系統番号を入力したのではなく、一覧表が間違っていたことが原因なのであれば、対策が違うのではないか

    支社

    行先変更前の系統番号を設定すればお客さまが乗降できないことを防げるため、同じ事象を発生させないことを優先して決めた

  • 一覧表の内容が古く、間違った系統番号が残っていたことは不適切だった
  • 正しい一覧表を搭載することも検討したが、入力時に間違えれば再発する可能性もある。元々の時刻表記載の系統番号を入力すれば間違えることがないことから今回の判断に至った
  
  
• 車両への系統番号一覧表の搭載について
  • 統一した取扱いを決めるにあたり、指導担当の意見も聞き、様々な意見はあったと思うが、現行の対策が良いという判断をした
  • ダイヤ改正時など、一覧表を更新する度に載せ替えるのは難しいと判断した
  • 異常時という焦りも生じる状況下での取扱いであっても同じ現象を起こさせないことを第一に考えた
  • 元々の時刻表記載の系統番号を使用すれば一覧表を確認して入力することはないので撤去することにした
  
  
• 現行の取扱いにより発生する問題点について
  • ワンマン扱いで折り返す場合に全ドアは開かないので一度閉める必要があること、自動放送で違う行先が流れるので訂正する必要があることを支社として認識

    組合

    五泉折り返しとなったにも関わらず、会津若松行と思ったお客さまが五泉まで乗車してしまった実例がある。自動放送で誤った行先を案内することは誤案内とならないのか

    支社

    異常時における取扱いなのでご協力をお願いしたい

  • ワンマンは１人作業であり、異常時には当直も操配等で相互確認も難しく、エラーの可能性があるため、この対策でお願いしたい
  • 要求や今回の交渉内容は関係箇所と共有をし、新たな対策を考えていくこともあるが、今回の交渉の場での回答は現行の対策でお願いしたい