地本申1号コーナー

「柔軟な働き方に向けた長岡統括センターの体制見直しについて」に対する解明申し入れ

最終更新日 2025年 9月17日


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 ■ 申1号 「柔軟な働き方に向けた長岡統括センターの体制見直しについて」に対する解明申し入れ

2025年 8月18日申し入れ

 新潟地本は7月23日、新潟支社より「柔軟な働き方に向けた長岡統括センターの体制見直しについて」の提案を受けました。長岡統括センター内の複数駅にフレックスタイム制を導入するという内容です。

 フレックスタイム制については昨年10月に長岡駅に導入され、会社と団体交渉を行ってきました。今回の導入拡大についても「働きがいの向上」「柔軟な働き方」の推進を図る目的で導入すると説明されましたが、フレックスタイム制が導入された現場からは、働き方が大きく変わり苦労する社員、組合員の声が私たち東日本ユニオンに数多く届いています。

 従いまして、以下の通り申し入れますので新潟支社の誠意ある回答を要請します。



〇フレックスタイム制適用拡大関係

  1. 長岡統括センター(燕三条駅・浦佐駅・越後湯沢駅・長岡駅(輸送室)でフレックスタイム制適用の拡大を実施する理由を明らかにすること。
  2. フレックスタイム制が拡大される箇所のコアタイムで行う業務を箇所毎に明らかにすること。
  3. フレックスタイム制導入に伴い、作業をしなくなる業務があるのか箇所毎に明らかにすること。
  4. フレックスタイム制が導入される各駅のコアタイム内に入らない作業を箇所毎に明らかにすること。
  5. 点呼等で伝達・報告していた情報共有について今後はどのように行うのか明らかにすること。

〇要員関係

  1. フレックスタイム制導入に伴い、社員数が変わらない根拠を明らかにすること。
  2. フレックスタイム制導入に伴い、勤務本数(作業ダイヤ)が増減する理由を明らかにすること。
  3. フレックスタイム制を適用できない社員基準を明らかにすること。
  4. フレックスタイム制導入時、フレックスタイム制を適用できない社員数を各箇所別に明らかにすること。
  5. 冬期体制の作業ダイヤ・人員等について、フレックスタイム制導入以後の考え方を明らかにすること。

〇勤務の取扱い関係

  1. 泊まり勤務が日勤2分割勤務を基本とする理由を明らかにすること。 
  2. 泊まり勤務が日勤2分割の勤務のどちらかを年休取得を希望した場合の取扱いを明らかにすること。
  3. 二日目の勤務が深夜・早朝の出勤となるため望ましくないとして年休の時季変更権を行使する理由となる根拠を明らかにすること。
  4. 異常時等によりコアタイムを越えてフレキシブルタイムで勤務した場合、超勤とならない理由を明らかにすること。
  5. 当日のフレキシブルタイムを越えて業務した場合に発生した超過勤務分について、当月のフレキシブルタイムの業務時間に収まった場合の扱いについて明らかにすること。

〇サービス関係

  1. フレックスタイム制導入により、お客さまに対するサービス向上に繋がるのか明らかにすること。
  2. 長岡駅の放送案内業務は今後どのように運用していくのか明らかにすること。 
  3. フレックスタイム制導入により、改札が無人となる時間帯はあるのか明らかにすること。
  4. フレキシブルタイムでの車いすや券売機の呼び出し等、提供できなくなる可能性のある業務について、どのような対策を行うのか明らかにすること。

〇乗務員による業務融合関係

  1. フレックスタイム制が拡大される箇所において、今後も乗務員による駅業務の拡大を行うのか明らかにすること。

以上

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 ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2025年 9月10日 14時00分より団体交渉を行います

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 ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2025年 9月11日 14時00分より団体交渉を行いました

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 ■ 支社側の回答及び見解

〇フレックスタイム制適用拡大関係

  1. 長岡統括センター(燕三条駅・浦佐駅・越後湯沢駅・長岡駅(輸送室)でフレックスタイム制適用の拡大を実施する理由を明らかにすること。

    回答:ライフスタイルに合わせたフレキシブルタイムの活用により、これまでの作業ダイヤに捉われない柔軟な働き方を実現していく考えである。

  2. フレックスタイム制が拡大される箇所のコアタイムで行う業務を箇所毎に明らかにすること。

    回答:各箇所の鉄道オペレーションの遂行に必要な業務をコアタイムに集約する考えである。

  3. フレックスタイム制導入に伴い、作業をしなくなる業務があるのか箇所毎に明らかにすること。

    回答:各箇所の鉄道オペレーションの遂行に必要な業務をコアタイムに集約する考えである。なお、必要により業務の見直しを行っていく考えである。

  4. フレックスタイム制が導入される各駅のコアタイム内に入らない作業を箇所毎に明らかにすること。

    回答:各箇所の鉄道オペレーションの遂行に必要な業務をコアタイムに集約する考えである。なお、フレキシブルタイムについては、社員一人ひとりが自身の業務計画や進捗状況に応じて自主的に判断し、業務を行うことが可能となる。

  5. 点呼等で伝達・報告していた情報共有について今後はどのように行うのか明らかにすること。

    回答:業務上必要な情報を把握出来る体制は整えているところである。

〇要員関係

  1. フレックスタイム制導入に伴い、社員数が変わらない根拠を明らかにすること。

    回答:各箇所の鉄道オペレーションの遂行に必要な業務をコアタイムに集約する考えである。

  2. フレックスタイム制導入に伴い、勤務本数(作業ダイヤ)が増減する理由を明らかにすること。

    回答:フレックスタイム規程に則り扱っているところである。

  3. フレックスタイム制を適用できない社員基準を明らかにすること。

    回答:フレックスタイム制の適用については、会社が指定することとなる。

  4. フレックスタイム制導入時、フレックスタイム制を適用できない社員数を各箇所別に明らかにすること。

    回答:フレックスタイム制の適用については、会社が指定することとなる。

  5. 冬期体制の作業ダイヤ・人員等について、フレックスタイム制導入以後の考え方を明らかにすること。

    回答:業務運営に必要な体制は確保していく考えである。

〇勤務の取扱い関係

  1. 泊まり勤務が日勤2分割勤務を基本とする理由を明らかにすること。 

    回答:フレックスタイム規程に則り取り扱っているところである。

  2. 泊まり勤務が日勤2分割の勤務のどちらかを年休取得を希望した場合の取扱いを明らかにすること。

    回答:就業規則等に則り取り扱っているところである。

  3. 二日目の勤務が深夜・早朝の出勤となるため望ましくないとして年休の時季変更権を行使する理由となる根拠を明らかにすること。

    回答:就業規則等に則り取り扱っているところである。

  4. 異常時等によりコアタイムを越えてフレキシブルタイムで勤務した場合、超勤とならない理由を明らかにすること。

    回答:就業規則等に則り取り扱っているところである。

  5. 当日のフレキシブルタイムを越えて業務した場合に発生した超過勤務分について、当月のフレキシブルタイムの業務時間に収まった場合の扱いについて明らかにすること。

    回答:就業規則等に則り取り扱っているところである。

〇サービス関係

  1. フレックスタイム制導入により、お客さまに対するサービス向上に繋がるのか明らかにすること。

    回答:従来の役割にとらわれない柔軟な対応を行うことにより、サービスレベルの更なる向上を図っていく考えである。

  2. 長岡駅の放送案内業務は今後どのように運用していくのか明らかにすること。 

    回答:業務運営に必要な体制は確保しているところである。

  3. フレックスタイム制導入により、改札が無人となる時間帯はあるのか明らかにすること。

    回答:各箇所の鉄道オペレーションの遂行に必要な業務をコアタイムに集約する考えである。なお、必要により業務の見直しを行っていく考えである。

  4. フレキシブルタイムでの車いすや券売機の呼び出し等、提供できなくなる可能性のある業務について、どのような対策を行うのか明らかにすること。

    回答:業務運営に必要な体制は確保しているところである。

〇乗務員による業務融合関係

  1. フレックスタイム制が拡大される箇所において、今後も乗務員による駅業務の拡大を行うのか明らかにすること。

    回答:社員の活躍フィールドや業務領域を拡大していくため、業務融合を進めていく考えである。

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