地本申3号コーナー

2025年度冬期に関する申し入れ

最終更新日 2026年 5月13日


→地本団体交渉コーナーへもどる

 ■ 申3号 2025年度冬期に関する申し入れ

2025年 9月12日申し入れ

 6月27日に開催された申12号「2024年度冬期検証に関する申し入れ」の団体交渉で冬期における問題について労使間で現状の認識および課題解決に向けた検証議論を行なってきました。

 過去の反省点を活かし労使間で一定の認識一致が図られたものの課題も残されていると認識しています。2025年度冬期について安全安定輸送の確保を目的とした課題解決を図り2025年度冬期に向け万全の体制で臨むため下記の通り申し入れますので、新潟支社の回答を要請します。


  1. 架線凍結対策として架線凍結が予想される場合、柏崎駅〜吉田駅間パターンダイヤで運行すること。
  2. 上越線越後川口駅上り本線での持ち込み雪による起動不能対策を講じること。
  3. ホーム除雪について各駅最大両数除雪を行うこと。
  4. E653系側引戸の雪介在による列車遅延防止のため氷結解除スプレーを搭載すること。
  5. 臨時単行機関車列車を運用する条件を満たした場合は乗務員を確実に確保すること。
  6. 試験的に整備したE129系カッターパンの有効性を確実に検証できるよう車両運用を確保すること。
  7. 石打駅車庫内に制輪子凍結対策としてパネルヒーターを設置すること。
  8. 長岡駅南部構内についてはMR除雪を本線同様優先的に行なうこと。
  9. 車掌の誘導による起動確認について担当行路の休養時間確保の観点から負担を緩和すること。
  10. 越後湯沢駅、浦佐駅、金塚駅、西新発田駅、柏崎駅、大白川駅、小出駅のポイント 不転換対策を講じること。
  11. 乗務員によるポイント不転換対応について乗務員申告以上の指示を行わないこと。
  12. 運休情報を早急に社員が把握できるよう体制を構築すること。

以上

→地本団体交渉コーナーへもどる

 ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2025年10月21日 14時00分より団体交渉を行います

→地本団体交渉コーナーへもどる

 ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2025年10月21日 14時00分より団体交渉を行いました

→地本団体交渉コーナーへもどる

 ■ 支社側の回答及び見解

  1. 架線凍結対策として架線凍結が予想される場合、柏崎駅〜吉田駅間パターンダイヤで運行すること。

    回答:気象情報等を勘案し、運転計画を決定していく考えである。

  2. 上越線越後川口駅上り本線での持ち込み雪による起動不能対策を講じること。

    回答:昨年度冬期に上越線で発生した起動不能については、予想を超える降雪により消雪設備の能力を超えたこと、及びホーム形状が原因と考えられる。なお、冬期の取組みについては、別途周知することで考えている。

  3. ホーム除雪について各駅最大両数除雪を行うこと。

    回答:ホーム上家が整備されていない駅及びホーム上家が2両分に満たない駅のホーム除雪については、始発列車到着までに指定された2両分のホーム除雪を行い、日中時間帯にかけて編成両数分の除雪を可能な限り行うように取り組んでいく考えである。

  4. E653系側引戸の雪介在による列車遅延防止のため氷結解除スプレーを搭載すること。

    回答:E653系側引戸の雪介在対策については、解氷スプレー等を活用し対応していく考えである。

  5. 臨時単行機関車列車を運用する条件を満たした場合は乗務員を確実に確保すること。

    回答:臨時列車の運転手配については、状況により対応していく考えである。

  6. 試験的に整備したE129系カッターパンの有効性を確実に検証できるよう車両運用を確保すること。

    回答:E129系のカッターパンタグラフについては、今年度の冬期も引き続き検証を行っていく考えである。

  7. 石打駅車庫内に制輪子凍結対策としてパネルヒーターを設置すること。

    回答:引き続き、必要な対策を検討していく考えである。

  8. 長岡駅南部構内についてはMR除雪を本線同様優先的に行なうこと。

    回答:関係箇所と打合せのうえ、必要に応じた除雪を実施していく考えである。

  9. 車掌の誘導による起動確認について担当行路の休養時間確保の観点から負担を緩和すること。

    回答:車掌の入換合図による起動確認の指定については、総合的に勘案し設定していく考えである。

  10. 越後湯沢駅、浦佐駅、金塚駅、西新発田駅、柏崎駅、大白川駅、小出駅のポイント不転換対策を講じること。

    回答:駅構内のポイント不転換対策については、設備投資の優先順位を勘案しながら検討することとなる。

  11. 乗務員によるポイント不転換対応について乗務員申告以上の指示を行わないこと。

    回答:「乗務員によるポイント不転対応の本施行について」(2024年10月9日新鉄指サ第75号連絡)に則り取り扱う考えである。

  12. 運休情報を早急に社員が把握できるよう体制を構築すること。

    回答:対策本部で決定した事項については、電報手配を待たずプレス発表・運行情報ポータルへの展開を行い、社員への伝達、お客さまへの周知を行っているところである。

→地本団体交渉コーナーへもどる

 ■ 団体交渉のポイント NEW

  • 架線凍結予想時の柏崎駅~吉田駅間パターンダイヤ運行について
    • 越後線の吉田〜柏崎間であれば線路の特状を踏まえればパターンダイヤをしなくても、前日手配で対応できるという認識
    • 架線凍結が予想される場合の条件について検証までは至っていない
    • パターンダイヤについて決して否定するものではない。総合的な判断のもと必要となればパターンダイヤを実施していく
    • パターンダイヤを作るかどうかは引き続き勉強していく
    • 対策本部や指令で総合的判断により必要となれば実施するという考えのもと対応していく
    • 白新線、羽越線も発生しているので、先ずは発生させないために軸足を置いて未然に対策を講じていく
    • 白新線や信越線は分離運転も計画しているので、そのような事を総合的に判断していく

  • 上越線・越後川口駅上り本線での持ち込み雪による起動不能対策について
    • 過去の交渉を通じて支社としても問題との認識を持っていて、より良い対策を検討し進めている
    • 最終的に詰めている段階であり、意志決定した後に詳細について別途説明する

  • 最大両数分のホーム除雪実施について
    • 2両分の屋根が無い駅については、始発列車到着までに指定された2両分のホーム除雪を行い、日中時間帯にかけて編成両数分の除雪を可能な限り行うように取り組んでいく考え
    • ホーム除雪2両分という考え方は支社内全ての線区であり、積雪が多い線区のみという考えではない
    • 今冬期についても臨時発注ができるよう最大限確保している
    • 現在契約している段階ではあるが、昨年並みの人員はなんとか確保できる見込み
    • 人員や予算的に限りがある現状の中、最大限の除雪を行なっていきたい
    • 人員の確保は会社として最大限努力をして確保していく考え
    • 昨年並みの予算は確保しているが、ホーム除雪だけではなく様々な冬期の取り組みの優先順位があるのでバランスを加味して行なっていく

  • E653系側引戸の雪介在による列車遅延防止のため氷結解除スプレーについて
    • 会社としても問題意識を持って対策を検討している
    • ハード面では難しいため、先ずは発生した時に早期復旧ができるよう対策を講じていきたい
    • 解氷スプレーは冬季間のみ、すでに搭載している
    • 搭載していることを乗務員が知らないことは会社として反省すべきところ。11月の訓練会で周知していきたい

  • 臨時単行機関車列車を運用時の乗務員確実について
    • 人員の関係については足りているという認識であると回答させて頂く
    • 年休を取得したり、急な体調不良などによる休勤対応という事は把握しているので、できるだけ対応ができるようにしていきたい
    • 会社としてはダイヤ数があり、臨時ダイヤがあり、その数に対して一定の人員は足りているという認識
    • 今冬期も大学入試等イベント時は、基本的にはあらかじめ運転報を出してカッター車は運行する

  • 試験的に整備したE129系カッターパンについて
    • 昨年は落雷によるSIV故障で運用ができなかったという状況も含めて、万全の体制で検証に取り組んでいきたい
    • 集電機能などに効果があったことは検証できている
    • 昨年よりもカッターパンを装着した車両を増やす

  • 石打駅車庫内へのパネルヒーター設置について
    • パネルヒーターだけでなく、他に様々検討している。必ず設置するという回答はできないが検討はしている
    • 冬期間において効果があるかどうかを検証しなければならないので、そこの認識も含めて勉強している
    • 凍結対策として昨冬期に石内駅構内で実施したパン上げ留置は今冬期も行う考えはある
    • 今冬期の検修社員の配置については検討を進めているところ

  • 長岡駅南部構内のMR除雪化について
    • 本線を除雪したとしても南部構内が除雪されていなければ出区できないという事は認識している
    • 降雪状況をみて長岡統括センターと保線センターで情報共有を行いながら除雪を行なっていく
    • MRを運転できる人も限られているので、広範囲に降雪が見込まれる際には、しっかりと優先順位をつけて対応していく

  • 車掌の誘導による起動確認について
    • 休養時間の確保という観点を含めて総合的に勘案しながら現場と調整中
    • 起動確認を担当する行路は、支社で提案して現場が問題ないとなれば設定する
    • 今冬期も起動確認は行うとことで勉強している

  • 昨冬期にポイント不転が発生した箇所の対策について
    • 消雪装置を節水型や、散水が広範囲に広がるノズルに更新する対策について、優先順位を決めながら順次進めている
    • ポイント不転発生の原因は基本的には雪の介在。列車が押してきた雪や、列車通過時に列車から雪の塊が落ちて介在するといった事が大きな要因として考えられる
    • 柏崎駅は電気ヒーターが入っており水との併用は行わない。電気ヒーターについても毎年点検をしていて、悪い箇所は更新している
    • 大白川駅は散水式、電気式、温風式があり冬期前に点検をしていて、今冬期も点検を行う考え。老朽しているものがあれば次年度の予算要求に結びつけていく
    • 西新発田は散水と温水ジェットが設置されている。昨冬季は2〜3件程度発生しているので、今冬期状況をみながら設備的にどうなのか見ていく必要がある

  • 乗務員によるポイント不転換対応について
    • 発生状況で吹雪等により視界不良によって危険な状況であれば、乗務員は「出来ない」と言って頂いて良い。指令としっかり打ち合わせを行なって実施して頂きたい
    • 乗務員が「できない」と申告しているのに行わせるという事はない

  • 運休情報を早急に社員が把握できる体制の構築について
    • 現場からも声が上がっているので対応したい。冬期の取り組みの中で示したい
    • 電報手配のあり方については対策会議での決定事項を速やかに現場に知らせる方法をブラッシュアップし、社員への伝え方については勉強していきたい
    • 運休情報は当直も早めに把握できるが、その先の運用に関しては検討中という事で連絡にタイムラグが発生しているというのが実態と思われる。運用を検討する時間はどうしても必要になる
    • 情報を速やかにお客さままたは社員に伝えられるツールをしっかり整備したい
    • 乗務員の情報と駅の情報が違うという事がないような体制を構築していきたい
    • 乗務員の運用方に関しては検討して、よりタイムリーにできるようにしていきたい

→地本団体交渉コーナーへもどる