地本申7号コーナー

只見線の安全性向上に対する申し入れ

最終更新日 2025年11月12日


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 ■ 申7号 只見線の安全性向上に対する申し入れ NEW

2025年11月10日申し入れ

 2025年8月21日、只見線2421Dが雨規制の受信を出来ず、規制区間を所定速度で走行する事象が発生しました。

 只見線での同種事象は過去にも発生しており、乗務員と輸送指令員が支障なく連絡できる環境の整備を求め、2023年度申13号「只見線における無線設備の改善を求める申し入れ」により団体交渉を行った経緯があります。

 この交渉で新潟支社は、只見線は無線が繋がりにくい線区であることを認めた上で、「輸送指令員は運転士に対して無線機・業務用携帯電話・衛星電話機などあらゆる手段を使い呼び続ける対応を行ったことから、結果として雨規制区間を所定速度で走行したものの取扱い上の問題はなかった」との回答を行いました。

 しかし、大雨による土砂流入や崩壊、橋梁流失など線路に支障をきたす恐れがある雨規制区間の所定速度での運転は、列車の脱線・転覆をはじめとする重大な事故につながります。

 自然災害が激甚化している中で、お客さまや社員の命を守るために、列車を直ちに確実に止められる設備を早急に整えることが必要です。

 従いまして下記の通り申し入れますので、新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 只見線の無線難聴区間において確実に列車を止められる設備を整えること。
  2. 只見線の無線難聴区間において確実に連絡が取れる設備を整えること。

以上

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