地本申14号コーナー

簡易型乗用除雪機械「とらん丸」に関する申し入れ

最終更新日 2026年 7月22日


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 ■ 申14号 簡易型乗用除雪機械「とらん丸」に関する申し入れ

2025年 2月18日申し入れ

 2018年に信越本線で発生した444Mが雪を抱え停車した対策の一つとして、簡易型乗用除雪機械「とらん丸」が導入されました。導入にあたり目的や性能、取り扱うにあたっての教育体制等について団体交渉を通じ労使で議論してきました。

 導入からの8年で駅間や駅構内で雪を抱え列車が停止する事象が発生している中でも使用されない「とらん丸」を維持するために費用や整備・教育のための時間がかかっています。また、駅間で列車が止まることがないような運転整理を行うなど、導入当時とは環境が変化した中で、本当に必要なのかという疑問が出ています。

 従いまして下記の通り申し入れますので新潟支社の誠意ある回答を要請します。


  1. 「とらん丸」の導入目的を明らかにすること。
  2. 「とらん丸」を使用する考え方や基準を明らかにすること。
  3. 「とらん丸」の配備箇所と配備台数を明らかにすること。
  4. 「とらん丸」の導入以降の本線上での使用した実績を明らかにすること。
  5. 「とらん丸」の年間維持費用を明らかにすること。
  6. 「とらん丸」を今後使用する場合の考え方を明らかにすること。

以上

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 ■ 団体交渉の日程が決定!

  ★ 2026年 4月28日  9時30分より団体交渉を行います

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 ■ 団体交渉を終了!

  ★ 2026年 4月28日  9時30分より団体交渉を行いました

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 ■ 支社側の回答及び見解

  1. 「とらん丸」の導入目的を明らかにすること。

    回答:「簡易型乗用除雪機械の配備について」(平成30年12月27日新支設企第420号通達)に則るものである。

  2. 「とらん丸」を使用する考え方や基準を明らかにすること。

    回答:「簡易型乗用除雪機械の配備について」(平成30年12月27日新支設企第420号通達)及び「簡易型乗用除雪機械の出動標準及び運搬待機手配について」(2019年12月23日付新支設保第153号連絡)に則るものである。

  3. 「とらん丸」の配備箇所と配備台数を明らかにすること。

    回答:簡易型乗用除雪機械は、統括センター及び車両センター構内等に5台配備している。

  4. 「とらん丸」の導入以降の本線上での使用した実績を明らかにすること。

    回答:簡易型乗用除雪機械については、状況に応じて運用しているところである。

  5. 「とらん丸」の年間維持費用を明らかにすること。

    回答:簡易型乗用除雪機械の年間維持費は、年次検査等によるところとなる。

  6. 「とらん丸」を今後使用する場合の考え方を明らかにすること。

    回答:「簡易型乗用除雪機械の配備について」(平成30年12月27日新支設企第420号通達)に則り取り扱う考えである。

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 ■ 団体交渉のポイント

  • 「とらん丸」の導入目的について
    • 列車を駅間に長時間停めないことを目的としている。救済することも目的
    • 東光寺〜帯織駅間で停車した444M対策として導入した

  • 「とらん丸」を使用する考え方や基準について
    • 駅間に停車した救済、構内除雪など必要に応じて使用することを考えている
    • 出動する判断基準としては、構内において機械除雪が使用できない時などに使用する
    • 運搬の基準として降雪が30cm、積雪20cmの状況で降雪が20cmと予想される場合、その他大学試験がある場合
    • 待機、運搬の基準は設けているが手配するのは技術センター長が判断する

  • 「とらん丸」の配備箇所と配備台数について
    • 長岡駅、北長岡駅、新潟車両センター、新津駅北部構内、十日町駅の計5台を配備
    • 導入時は柏崎に配備されていた「とらん丸」は十日町に変更した。十日町付近の踏切除雪に対する苦情対応で、市長からの要請もあった

  • 「とらん丸」の年間維持費用について
    • 毎年1台当たり20万円、5台で100万円が年次検査でかかる
    • その他に臨時検査が5万円かかる

  • 載線可否をまとめた踏切台帳の更新について
    • 載線可能な踏切を調査し台帳を作成したが、更新は滞っている
    • 踏切構造が変わると離載線できなくなるという認識がなかったため、構造が変わった時に台帳を更新するルールを決めていなかった
    • 早めの運転計画を立てて対策会議等で列車を動かすことより、早めに運転を取りやめる判断をしてきた。これにより無理に除雪を行わず、「とらん丸」を使用するという意識が薄れていた。そのために必要なルール化を行うことも薄れてしまった

  • 社員教育の体制について
    • 「とらん丸」が配備されている職場に配属された社員と、しばらく扱っていない社員を中心に毎年教育している
    • 導入当初は年1回教育することになっていたが、運転者・操縦者の教育方法について現場で判断し、最近はできていない箇所もある
    • 計画運休など運転整理を行う体制となり「とらん丸」の運用が限定的な取扱いとすることが可能となった
    • 降雪予想の精度も上がり計画的な除雪計画を立てることで、駅間で列車が止ることが少なくなった
    • 出動機会が減ったことで特定の社員のみの教育で十分と判断し、実態に応じた限定的な運用方法に変えたことから教育方法も変えた

  • 「とらん丸」の使用実績について
    • 本線上は0回。2021年以降踏切付近での使用実績はあり、構内除雪は今冬季に長岡駅南部構内で2回行った
      組合
      本線上で使用しない理由は何か
      支社
      運搬にかかる手間、除雪可能範囲などを総合的に判断している
      組合
      導入時の議論で組合側がそれらを問題視していた中で支社側は「できる」と回答していた。それにも関わらず、使用しなかった理由は何か
      支社
      総合的な判断でMRによる救済が早いと判断した
      組合
      運搬に時間はかかるとしても性能は大丈夫だと交渉で回答していた
      支社
      載線箇所の問題や、車両付近を除雪しても駅まで除雪しないと運転できないことが課題
      組合
      その点も組合が指摘していた内容であり、導入当時は大丈夫と回答していたにも関わらず回答が変わっている
      支社
      雪の状況も変化した中で状況に応じて判断したものであり、除雪に関する考えは基本的に変わっていない

  • 今後の「とらん丸」の使用方について
    • 今後の「とらん丸」の使用方は現場とも検討して考えていく
      組合
      8年間使用することなく、台帳の更新ルールも定められず、教育も限定的なものとなるなど、実際には使える状況でないことを見れば、使う前提ではなかったと受け止める
      支社
      導入後の8年間で本線の使用実績はないが、除雪をするツールとして残しておきたい
    • どういった時に運用するのか個別の事象に回答するのは難しいが、その時の状況に応じて1番良い方法で除雪を考え運用を検討していく

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