情勢を知ろうのコーナー

2026年 賃金引き上げのたたかいを取り巻く情勢についてお届けします

最終更新日 2026年 2月21日


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  ■ JR九州労組がベア1万5000円を要求 定昇込みで6% NEW

 JR九州労組は2月9日に、春闘の要求を会社側に申し入れました。

 これによると、ベースアップとして月額1万5000円を求めます。

 比較可能な2000年以降で最高水準の前年・2025年と同額の要求です。

 ベアや定期昇給などを含む月例賃金としては6%以上の引き上げ要求となります。

 夏季手当も前年と同じ「基本給の3.0ヶ月分」を求めました。

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  ■ 鉄鋼1万5000円、重工ベア1万6000円のベアを要求 NEW

 2月6日に、基幹労連傘下の総合重工や鉄鋼などの労働組合が経営側へ要求書を提出し、大手の労使交渉がスタートしました。

 日本製鉄労働組合連合会はベースアップに相当する賃金改善分として、月額1万5000円を要求しました。

 定期昇給と合わせると約2万3000円で、賃上げ率は約6.8%に当たります。

 JFEスチールと神戸製鋼所の労組も同様に、賃金改善分として1万5000円を要求しました。

 防衛関連の好調な総合重工メーカーの三菱重工業や川崎重工業、IHIの労働組合は、いずれも賃金改善分として月1万6000円を要求しました。 

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  ■ 連合が闘争開始宣言 芳野会長「賃上げにこだわる」 NEW

 連合は2月5日に、「闘争開始宣言2.5中央集会」を開催し、2026春闘の闘争開始を宣言しました。

 連合は2026春闘で、5%以上の賃上げ要求を掲げています。

 また、企業規模や雇用形態間の格差是正として、中小労働組合は「6%以上」、パートなど非正規労働者については「7%」の目標を設定しています。

 芳野会長はあいさつで、「5%以上の賃上げと格差是正にこだわって取り組みを進める」「賃上げが当たり前の社会を実現する正念場だ」と述べました。 

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  ■ 基幹労連、ベア1万5000円要求を決定 NEW

 鉄鋼や造船、総合重工などの労働組合で構成する基幹労連は2月4日に中央委員会を開催し、2026年春闘の統一要求方針を決定しました。

 これによると、ベースアップ相当分として月1万5000円を求めます。

 1万5000円の要求は2年連続です。

 傘下の大手各労働組合は2月6日に要求書を経営側へ一斉に提出します。 

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  ■ 連合と日商がトップ会談 中小企業の賃上げに向けて認識一致 NEW

 2月3日に、連合の芳野会長と日本商工会議所の小林会頭が2026春闘をめぐり会談を行いました。

 日商の小林会頭は、業績改善を伴わない防衛的な賃上げを強いられている中小企業が依然として多いことを指摘しました。

 連合の芳野会長は、中小企業への賃上げ波及には企業間取引で「適切な価格転嫁を徹底する必要があるとの考えを示しました。

 中小を含め賃上げを社会的に定着させることが重要との認識で労使が一致しました。 

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  ■ 非正規春闘がスタート 10%賃上げを求める NEW

 アルバイトや契約社員による「非正規春闘」が2月2日、経団連などへの要請行動を皮切りにスタートしました。

 経団連前には約100人の労組員らが集まり、シュプレヒコールを上げました。

 2026春闘の方針として、10%以上の賃上げや、保育士などエッセンシャルワーカーの大幅な賃上げなどを求めていくとしています。

 また、シフト削減や労働強化をさせないために総額人件費の引き上げや、全国一律の最低賃金1500円の即時実現などを求めます。

 回答によっては、ストライキを構えるとしました。

 全国の企業160社や都内の10の自治体などに交渉する予定です。 

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  ■ 基幹労連の春闘要求 ベア月1万5000円要求へ NEW

 鉄鋼や重工の労働組合で構成する基幹労連は2月2日に、2026春闘の方針を明らかにしました。

 これによると、ベースアップに当たる賃金改善分の要求を月1万5000円とします。

 前年・2025年の春闘と同じ額で、過去最高水準の要求を維持します。

 統一要求額を掲げる一方で、業種によって業績にばらつきがあることから1万5000円を上回る要求設定も認めるとしました。

 要求は2月4日に開催する中央委員会で正式決定します。 

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  ■ 経団連フォーラム開催 労使トップが議論 NEW

 労使双方の代表者が出席する「経団連労使フォーラム」が1月30日に開催されました。

 経団連の筒井会長は、今春闘の経営側指針で、基本給を底上げするベースアップを賃金交渉のスタンダードと位置付けたと説明し、「今年にとどまらず、来年以降もベア実施の検討から始めようという全ての企業経営者に対するメッセージだ」と強調しました。

 連合の芳野会長は経営者に対し「株主を重視し過ぎ、労働者への分配がないがしろにされていないか」と訴え、1%の実質賃金上昇を軌道に乗せるべきだと主張した上で、今春闘で「労使双方が納得できるまで協議を尽くすべきだ」と述べました。 

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  ■ 重工大手 ベア1万6000円要求へ NEW

 大手重工メーカーの労働組合が、ベースアップとして1万6000円を要求することが1月30日に報道されました。

 三菱重工や川崎重工業、IHIなどが足並みをそろえ、前年の要求より1000円の増額を求める方針を固めました。

 2月上旬に経営側に要求書を提出します。

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  ■ JR東海ユニオン ベア1万3000円要求へ NEW

 JR東海のJR東海ユニオンが、1万3000円のベースアップを求める方針であることが1月29日に報道されました。

 JR東海は昨年の春闘では、8000円のベアと調整手当の合計で、過去最高となる1万2200円引き上げる回答を行いました。

 今春闘で労組側は、ベアとは別に、諸手当や福利厚生面の改善原資として、3000円を求める方針で、定期昇給を含めると、賃上げ率は6%になるとしています。

 夏季手当は、3.1ヶ月分を求めます。

 方針は2月3日の中央委員会で決定します。

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  ■ トヨタ労組が春闘方針示す 最大2万1580円の賃上げを要求 NEW

 トヨタ自動車労働組合1月28日に、2026春闘要求の執行部案を組合員に示しました。

 これによると、定期昇給分とベースアップに相当する賃金改善分の合計で、職種や賃金等級ごとに、月額8590~2万1580円で段階的に設定しました。

 組合員平均の賃上げ要求額や、ベースアップ相当分の具体的な水準は公表していません。

 年間一時金は、過去最高の7.6ヶ月分とした前年・2025年から0.3ヶ月分減らした。7.3ヶ月分としました。

 要求は2月13日に正式決定し、18日に経営側に申し入れる予定です。 

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  ■ 日産労組 月1万円の賃上げ要求へ NEW

 日産自動車の労働組合が、2026年春闘で月1万円の賃上げを要求する方針であることが1月27日に報道されました。

 昨年・2025春闘では、ベースアップと定期昇給分に相当する額として、月1万8000円を求めていました。

 日産が業績不振により国内外2万人の人員削減など合理化を進めていることを踏まえ、前年より8000円減らした要求とします。

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  ■ 電機連合が要求方針決定 ベア最高の1万8000円以上 NEW

 電機メーカーの労働組合で構成する電機連合は1月27日に中央委員会を開催し、2026春闘の方針を正式決定しました。

 これによると、ベースアップの統一要求額として月額1万8000円以上を求めます。

 前年・2025年の月額1万7000円以上を上回り、現行の要求方式となった1998年以降で最高額となります。

 賃上げ率では5%程度に相当します。

 一時金については平均で年間5ヶ月分を中心とし、4ヶ月分を最低水準に設定しました。

 電機連合は、主要労組がベアの要求額をそろえる統一交渉が慣例となっています。 

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  ■ 労使トップ会談で2026春闘が事実上のスタート 賃上げの勢い定着で一致 NEW

 連合の芳野会長と経団連の筒井会長が1月27日に、会談し、2026春闘が事実上スタートしました。

 3年続けて賃上げ率5%超を実現できるかが焦点で、賃上げの勢いを定着させることが重要との認識で一致しました。

 筒井会長は「近年の物価上昇、人手不足の深刻化を背景に、賃金引き上げに社会的な関心とその必要性がかつてないほどに高まっている」としました。

 その上で、ベースアップの実施の検討を賃金交渉のスタンダードに位置づけ、積極的な検討・対応を呼びかけると強調し、賃金引き上げの力強いモメンタムをさらに定着させるべく、社会的責務として先導役を果たすと述べました。

 芳野会長は「物価高は依然として好転せず、生活を圧迫する状況に拍車がかかっている」と指摘し、「実質賃金上昇率を加味して5%以上の賃上げを継続することが重要であり、そのことを交渉の共通基盤に据えたい」との考えを示しました。

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  ■ NTT労組 ベースアップで3.75%要求へ NEW

 NTT労働組合は1月26日に、2026春闘の方針案を公表しました。

 これによると、ベースアップ相当として、月例賃金の3.75%の引き上げを求めるとしました。

 正社員では1万5000円相当の要求となります。

 賃金改善の要求は13年連続です。

 NTTドコモなど主要5社が対象となります。

 2月13日に開催する中央委員会で正式決定の予定です。 

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  ■ 東電労組、5%の賃上げ要求へ NEW

 東京電力の労働組合が2026春闘の執行部案を固めたことが1月23日に報道されました。

 これによると、全社員の年収水準を5%引き上げるように求めます。

 昨年・2025年春闘での要求した4%から上積みします。

 東京電力は福島第1原発の事故後に社員の年収を20%下げましたが、段階的に削減幅を縮小し、2025年には3.9%の引き上げで妥結しました。

 要求は2月中旬に正式決定します。 

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  ■ ホンダ労組 1万8500円の賃上げ要求へ NEW

 ホンダの労働組合の本田技研労働組合は、1月23日、2026春闘要求の執行部案を明らかにしました。

 これによるとベースアップの相当額は、前年の要求と比べ1000円低い月1万2000円を求めるとしました。

 定期昇給などを含めた全体の賃上げ要求額は平均1万8500円で、5%近くの賃上げとなります。

 一時金の要求は前年要求の6.9ヶ月から1.5ヶ月少ない5.4ヶ月分としました。

 要求は2月17日に正式に決定する予定です。 

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  ■ 航空連合が要求方針を決定 ベア1万2000円目安 NEW

 全日本空輸や日本航空をはじめ航空業界の労働組合が加盟する航空連合は1月22日に、2026春闘の方針を発表しました。

 これによると、ベースアップは月額1万2000円を目安に要求するとしています。

 賃上げ率では約4%となります。

 一時金・賞与は年間5ヶ月台を要求するとしました。

 いずれも昨年の要求と同水準で、人材の確保・定着へ働き方や休み方の見直しなど職場環境の改善にも重点を置くとしています。

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  ■ UAゼンセンが春闘方針を決定 ベア込み6%、パートは7%を要求 NEW

 流通、繊維などの労働組合で構成するUAゼンセンは1月22日に中央委員会を開催し、2026春闘の闘争方針を決定しました。

 これによると、ベースアップ要求は4%とし、定期昇給分を合わせ6%の賃上げを要求します。

 また、会社の規模や雇用形態による格差を是正するために、賃金が低い組合は1%程度を上乗せするとしました。

 パート従業員については7%、時給換算で前年より5円高い85円を目安に引き上げを求めるとしました。  

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  ■ マツダ労組 過去最高の1万9000円賃上げ要求へ NEW

 マツダ労働組合は1月20日に、2026年春闘の執行部案をまとめました。

 これによると、ベースアップと定期昇給を合わせて月1万9000円の賃上げを要求するとしています

 これは昨年・2025年春闘での水準を1000円上回り、現行の制度となった2003年以降で最高額となります。

 年間一時金は前年より0.3カ月少ない5.1ヶ月の要求としています。

 要求2月16日の代議員会で正式決定します。  

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  ■ 経団連が経労委報告を発表 ベアの実施検討が基本 NEW

 経団連は1月20日に、2026春闘での経営側の指針となる「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」を発表しました。

 経労委報告は会員企業や地方の経営者らが春闘に臨む際の参考とするものです。社会的責務として賃上げの力強いモメンタムのさらなる定着に取り組むことを掲げ、賃金体系を底上げするベースアップの検討を賃金交渉のスタンダードと位置づけるとしました。

 「念頭にする」としていた2025年よりも表現を強めました。

 貢献度に応じた重点配分や、全社員への定額支給により若年層の賃上げ率を高くするといった案も示し、働き手の生活水準維持と人材の確保・定着を図る観点から、ベアの実施検討が「重要な柱」になると指摘しています。

 また、中小企業の賃上げが進むには、適正な価格転嫁と販売価格アップの受入れが浸透する必要があると指摘しています。 

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  ■ JAMが方針決定 過去最高のベア1万7000円以上を要求

 機械や金属関連の中小企業労働組合を中心に構成するものづくり産業労働組合は、1月16日に開催した中央委員会で、2026春闘の要求を決定しました。

 これによると、ベースアップとして過去最高の「月額1万7000円以上」を要求します。

 昨年・2025年春闘での要求から2000円引き上げました。

 安河会長は「この国のものづくりの最大の課題は人手不足だ」と指摘し、人材確保のためにも堂々と高い要求を掲げてほしい」と加盟する各労働組合に呼び掛けました。  

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  ■ 全トヨタ労連が2026春闘方針を決定 ベア水準は6年連続示さず

 トヨタ自動車グループの労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会は、1月16日に開催した中央委員会で2026春闘の要求方針を正式決定しました。

 ベースアップに当たる賃金改善分については、6年連続で要求の目安となる具体的な金額を示しませんでした。

 2025年の春闘で掲げた「前年を上回る賃上げ」を求める文言には、2026年の統一要求では盛り込みませんでした。

 年間一時金ボーナスは2025春闘に引き続き5ヶ月以上の要求としました。

 全トヨタ労連傘下の各労働組合は、この方針に基づき要求をまとめ、2月以降に経営側へ提出することになります。 

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  ■ 自動車総連が春闘方針を決定 ベア1万2000円以上

 自動車メーカーなどの労働組合で構成する自動車総連は、1月15日に開催した中央委員会で2026年春闘の方針を決定しました。

 これによると、ベースアップに相当する賃金改善分として、1万2000円以上を目安に要求します。

 物価上昇が続いていることを踏まえて、昨年に続き高水準の賃上げを要求し、中小と大手の賃金格差や年齢によるばらつきの是正を図るとしています。

 このほか、企業内最低賃金を21万4000円以上に引き上げることや、2027年度までに年間休日を5日増やすことなどを掲げました。  

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  ■ JR連合が春闘方針案を発表 ベア1万2000円以上を要求へ

 JRグループの労働組合で構成するJR連合は、1月14日に、2026春闘の方針案を発表しました。

 これによると、ベースアップの統一要求を月額1万2000円以上とします。

 定期昇給分の6000円と合わせて、月額1万8000円以上の引き上げを求めます。

 ベア率は4%以上で、定期昇給を含めて6%以上の賃上げが目標となります。

 1月28日の中央委員会で正式に決定されます。 

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  ■ 明治安田生命 営業職員対象に6.5%の賃上げへ

 明治安田生命保険は1月13日に、2026年度に平均6.5%の賃上げを実施する方針を固めたことを明らかにしました。

 全国の営業職員約3万7000人が対象です。

 5年連続の賃上げで、今年度実績を1.5ポイント上回る水準となります。

 約1万3000人の内勤職員に対しては平均5.3%の賃上げを行う方針だとしています。

 労働組合との協議を経て正式決定します。 

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  ■ 経済3団体トップが会見 賃上げの勢い定着に決意

 経団連、日本商工会議所、経済同友会の経済3団体のトップは、1月6日に年頭の記者会見を開き、2026春闘に対する考えを述べました。

 経団連の筒井会長は、ベアを賃金交渉のスタンダードに位置付けていくと述べて、経営者の思考がコスト削減から設備投資や人的投資へと転換する必要があると指摘しました。

 経団連は2025春闘を賃上げの定着と位置付けてきましたが、2026年はさらなる定着を掲げ、3年連続の「5%賃上げ」の実現に向けて協力姿勢を改めて表明しました。

 日商の小林会頭は、労働供給制約社会になったことで中小企業は賃上げせざるを得ない状況であり、賃上げ意欲は中小企業でも強いと述べました。

 円安の進行などで原材料価格が上昇すれば、中小の収益悪化要因になることを指摘し、政府や日銀に対してインフレを退治してほしいと要望しました。

 同友会の山口代⁠表幹事は、会員向けのアンケートの結果、全体の8割を超える企業で賃上‌げを行うと答えたと説明し、「力強い賃金上昇への取り‌組み姿勢がみられる」と述べました。

 また、テクノロジーの進化で生産性を著しく向上できるようになっていると指摘し、企業のさらなる生産性の向上を賃上げや成長投資につなげるべきだと述べました。 

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  ■ 経済3団体が新年祝賀会 賃上げの流れ定着を

 経団連、日本商工会議所、経済同友会の三団体は、1月6日に新年祝賀会を開いきました。

 日商の小林会頭は挨拶の中で2026春闘について触れ、「大企業と中小企業の共存共栄を実現し、社会全体で賃上げの流れを定着させていくことが肝要だ」と述べました。

 来賓として出席した高市首相は賃上げについて、事業者に丸投げしたりはしないとの考えを示しました。

 その上で、官公需を含めてしっかりとした価格で発注ができるよう、取り組みを進めるとしました。 

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  ■ 木原官房長官が連合の新年会に出席 賃上げ定着に協力を要請

 木原官房長官は1月5日に、連合が開催する新年交歓会に出席しました。

 この中で長官は2026年春闘について、「5%を超える高水準の上げを定着させるため協力をお願いする」と要請しました。

 その上で、継続的に賃上げできる環境を整備することが政府の責務との考えを示しました。

 交歓会には立憲民主党の野田代表、国民民主党の玉木代表、公明党の斉藤代表らも出席しました。  

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  ■ 連合会長が年頭会見 今春闘は賃上げ定着の正念場

 連合の芳野友子会長は1月5日に年頭記者会見を開きました。

 この中で会長は2026年春闘について触れ、賃上げ努力を定着させる正念場と位置付けるとの考えを述べました。

 また、中小について昨年を上回る結果を目指すとして、大手と中小や正規・非正規の間の格差是正を課題に挙げました。 

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  ■ 電機連合が過去最高のベア1万8000円以上を要求へ

 12月26日に、電機各社の労働組合で構成する電機連合が来年の春闘で、月1万8000円以上のベースアップを要求する方針を固めたことが報道されました。

 月額1万7000円以上だった昨年・2025春闘の要求を1000円上回り、現在の要求方式になった1998年以降で最高の水準となります。

 電機業界では、主要企業の労組が要求額や交渉日程を揃える統一交渉が慣例となっています。 

 要求額は、1月に開催する中央委員会で正式決定します。

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  ■ 高市首相が経団連の審議会で挨拶 ベア実施を要請

 高市首相は、12月25日に開催された経団連の審議員会に出席しました。

 首相はあいさつのなかで2026春闘に触れ、「物価上昇に負けないベースアップの実現をお願いする」と要請しました。

 その上で、政府として賃上げを持続できる環境整備を後押しするとともに、税率を上げずに税収を増加させて景気回復につなげると述べました。

 経団連の筒井会長は、賃金引き上げの力強いモメンタムのさらなる定着に取り組むとしました。 

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  ■ 日本生命が4年連続で6%超の賃上げへ

 12月22日、生命保険大手の日本生命が来年の春闘で6%を超える賃上げを行う方針を固めたとの報道がされました。

 これによると、保険の販売を担う営業職員のおよそ4万人が対象となります。

 6%を超える賃上げは4年連続で、人材の確保や定着につなげたい考えです。

 労働組合との協議を経て最終決定されます。 

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  ■ 全トヨタ労連の春闘方針案 6年連続でベア水準は示さず

 トヨタ自動車グループの労働組合でつくる全トヨタ労働組合連合会は、12月18日に2026春闘の統一要求案を明らかにしました。

 ベースアップにあたる賃金改善分については、6年連続で要求目安額を示しませんでした。

 ベアそのものは求めるものの、具体的な要求内容は加盟する各労組の判断に任せる方針です。

 年間一時金については前年と同様に年間5ヶ月以上を求めます。

 方針案は1月16日に開く中央委員会で正式決定します。 

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  ■ 自動車総連、ベア1万2000円以上を要求へ

 自動車関連の労働組合で組織する自動車総連は12月12日に2026春闘の方針を示しました。

 これによると、ベースアップに相当する賃金改善分として、1万2000円以上を要求します。

 昨年の2025春闘の要求目安額1万2000円と額は同じものの、2026春闘では「以上」を付け加えました。

 賃上げ率は約5%で、自動車総連が具体的な要求額を示すのは2年連続です。

 要求は1月15日に開く中央委員会で正式決定します。 

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  ■ 全労連が2026春闘方針を発表 月額3万3000円以上の賃上げ要求

 ナショナルセンターの全労連は12月12日に、2026春闘の方針案を発表しました。

 これによると月額3万3000円以上の賃上げを求めるとしています。

 平均賃金の10%以上のアップに相当します。

 時給は250円以上の引き上げ、最低賃金は全国一律1700円以上引き上げを掲げます。

 春闘方針案は1月に正式決定する予定です。 

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  ■ 経団連の労委報告最終案 賃上げの勢いのさらなる定着へ

 2026春闘における経営側の指針となる経団連の「経営労働政策特別委員会報告(経労委報告)」の最終案が12月11日に報道されました。

 2023年から続く力強い賃上げモメンタムのさらなる定着に向けて働き手の意欲を最大限に引き出すとしています。

 また、賃上げを定着させるには、生成AIの活用などで付加価値の最大化を目指すとともに、裁量労働制の拡充や変形労働時間制、フレックスタイム制の活用で業務を効率化し、分配の原資となる企業収益を改善・増大させることが不可欠だとしています。

 経労委報告は1月に決定し公表されます。 

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  ■ 全電線、2026春闘で賃金改善1万5000円以上を要求へ

 電線・ケーブル産業の労働組合で構成される全日本電線関連産業労働組合連合会(全電線)は、12月5日に開催したシンポジウムで2026春闘の方針案を固めました。

 定期昇給など賃金構造維持分の確保を図った上で、組合員平均1万5000円以上の賃金改善を求めます。

 昨年・2025春闘要求の1万3000円以上から2000円の増加となります。

 年間一時金については組合員平均で5カ月分以上としました。

 要求は1月30日に行われる中央委員会で正式決定する予定です。

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  ■ 基幹労連が統一要求案を公表 ベア1万5000円

 鉄鋼や重機、造船などの労働組合で構成される基幹労連は12月4日に、2026年春闘の統一要求案を公表しました。

 これによると、ベースアップとして月額1万5000円を求めます。

 要求は過去最高だった前年・2025春闘と同水準です。

 基幹労連では2年分の要求を一括して交渉する隔年春闘を行ってきましたが、不透明な経済情勢などを踏まえ、2024年春闘以降は単年で要求をしてきました。

 要求は2月に開催する中央委員会で正式決定します。 

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  ■ JAMが2026春闘方針案を発表 ベア要求1万7000円以上

 機械や金属関連の中小企業労働組合を中心に構成するものづくり産業労働組合(JAM)は12月4日に、2026春闘の要求方針案を正式に発表しました。

 これによると、ベースアップの要求水準は過去最高となる月額1万7000円以上としました。

 前年・2025春闘での要求額1万5000円以上から、2000円引き上げました。

 定期昇給分を含めると、2万1500円以上の賃上げとしました。

 1999年にJAMが結成されて以来、最高の水準となります。

 1月に開催される中央委員会で要求方針を正式決定します。 

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  ■ UAゼンセンが春闘要求方針案を発表 4%のベア、6%の賃上げを要求

 繊維、流通などの労働組合で構成するUAゼンセンは12月4日に、2026春闘の要求方針案を発表しました。

 これによるとベースアップは前年・2025春闘と同水準の4%、定期昇給分と合わせ6%の賃上げを求めます。

 パート従業員は7%、時給換算で前年より5円高い85円を目安に引き上げるよう求めます。

 要求は、1月22日に開催する中央委員会で正式決定します。 

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  ■ 金属労協が2026春闘方針を決定 ベア1万2000円以上を要求

 自動車や電機など5つの産業別労働組合で構成する全日本金属産業労働組合協議会(金属労協)は、12月3日に開いた協議委員会で、2026春闘の要求方針を正式決定しました。

 これによると、ベースアップの要求水準は月額1万2000円以上としました。

 ベア額を明示する現行の要求方式とした1998年以降では最高の要求額となった前年・2025年と同水準としました。

 ベア要求は13年連続です。 

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  ■ 私鉄総連が1万5600円のベア要求方針示す 定昇とあわせ7.2%の賃上げ求める

 私鉄やバス、タクシーなどの労働組合が加盟する私鉄総連は、12月2日に2026春闘の統一要求案を示しました。

 これによると、ベースアップとして1万5600円の引き上げを求めるとしています。

 また、ベアと定期昇給の合計では7.2%の賃上げ率を求めます。

 要求案は2月上旬に開催される中央委員会で正式に決定される予定です。  

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  ■ 非正規春闘、実行委員会が方針を公表 10%以上の賃上げを要求方針

 パートやアルバイトで働く非正規労働者の賃上げを求める「非正規春闘」の実行委員会は、12月2日に記者会見を行いました。

 2026春闘で10%以上の賃上げを求める方針であることを明らかにしました。

 また、企業側の人件費削減に伴う労働時間のカットを行わないように求めます。

 非正規春闘の取り組みは今回で4回目で、10%以上の賃上げは2025春闘と同水準です。

 非正規雇用労働者が個人加盟する33の労働組合が参加する予定で、企業や自治体などに要求する予定です。 

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  ■ 連合会長が高市首相と面会 政労会見の開催を要請

 連合の芳野会長らは11月28日に、高市首相と首相官邸で面会しました。

 芳野会長は首相に対し、2026年の春闘で3年連続となる5%以上の賃上げを目指す方針を伝えました。

 また、政策協議である「政労会見」を開催するように要請しました。

 政労会見は16年ぶりに、石破政権時代の2025年4月に開催された経緯があります。

 高市首相は「まず地方版政労使会議を開催し、来年の賃上げに向けて議論していこう」と応じました。 

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  ■ 連合が2025春闘の方針を決定 5%以上の賃上げを要求

 連合は11月28日に中央委員会を開催し、2026春闘の方針を正式に決定しました。 これによると、ベースアップを3%以上とした上で、定期昇給分と合わせて5%以上の賃上げを要求します。

 5%以上の賃上げ要求は3年連続となります。

 中小労組についても、2025春闘に続いて、格差是正分の1%を上乗せした6%以上を要求とします。

 また、契約社員やパートなどの非正規労働者の賃上げについて、初めて数値で目標を示し、7%を目安とするとしました。 

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  ■ 金属労協が春闘方針案を発表 ベア要求1万2000円以上要求へ

 自動車や電機など5つの産業別労働組合で構成する金属労協は11月26日に、2026春闘の方針案を発表しました。 これによると、ベースアップの統一要求水準を月1万2000円以上としています。

 ベア額を明示する要求方式としてからの最高額だった前年の2025年春闘と同水準の要求となります。

 方針案では「実質賃金向上を確固たるものにするべく、すべての組合で1万2000円以上の賃上げにこだわる」としました。

 金属労協の金子議長は、前年と同じ数字でも「一段高いところを目指そう」という強いメッセージを込めたとの考えを示しました。

 方針案は、12月3日に開く協議委員会で正式決定されます。 

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  ■ 高市政権初の政労使会議 首相、物価上昇に負けないベアを要請

 政府は11月25日に、高市政権では初めてとなる政府と経済界、労働界の代表らが話し合う「政労使会議」を開催しました。

 会議には連合の芳野会長、経団連の筒井会長、日本商工会議所の小林会頭らが出席しました。

 高市首相は、物価上昇に負けないベースアップの実現に向けた協力を心より願いするとして、2024年・2025年の水準と遜色のない水準での賃上げを要請しました。

 その上で、「政府は賃上げを事業者に丸投げせず、継続的に賃上げできる環境を整備する」との考えを示しました。 

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  ■ JAM、過去最高のベア1万7000円以上を要求へ

 中小の機械や金属産業を中心とした約2000の労働組合で構成するものづくり産業労働組合(JAM)が、2026春闘で、ベースアップの要求を「月額1万7000円以上」とする執行部案を固めたことが11月17日に報道されました。

 前年の2025春闘では1万5000円以上を要求額としていて、過去最高となります。

 定期昇給を含めた賃上げ総額は計2万1500円以上となります。

 物価高に対応するとともに、大手企業との賃金格差を是正する考えです。

 正式な要求は1月に決定される予定です。

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  ■ UAゼンセンが賃上げ目標を示す 正社員6%以上、パート7%

 国内最大の産業別労働組合UAゼンセンは11月6日に、2026春闘の要求方針策定に向けた「政策フォーラム」を開催し賃上げ目標の方針を示しました。

 これによると、正社員はベースアップで4%、定期昇給を含めて6%以上を要求します。

 また、パート従業員など短時間組合員は7%を目安に引き上げるとしました。

 UAゼンセンの永島会長は、「今後も賃上げの流れをけん引していくためにも、春闘では「最低賃金の取り組みを一層強化しなければならない」としました。 

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  ■ 連合が春闘討論会議開催 春闘基本構想に賛同

 連合は10月30日に、東京都内で2026春闘に向けた討論集会を開催しました。

 2026春闘で、「5%以上」の賃上げ要求を行うとする基本構想についておおむね賛同を得ました。

 また、高市首相が就任直後に「心身の健康維持と従業者の選択を前提にした労働時間規制の緩和検討」を上野厚労相に指示したことに対して、「現行の時間外労働の上限規制は過労死認定ラインであり、緩和は働き方改革の逆行にほかならない」と抗議する緊急アピールを採択しました。 

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  ■ 連合が2026春闘の基本構想を発表 3年連続の「5%以上」

 連合は10月23日に、2026春闘の基本構想を発表しました。

 これによると賃上げについては昨年に続き、ベースアップを「3%以上」とし、定期昇給分と合わせて「5%以上」とする要求を維持しました。

 全体の賃上げ目標を「5%以上」とするのは、2024年以降3年連続です。

 中小企業の労働組合については、大手との格差是正分を上乗せして「6%以上」を継続し、金額ベースでは1万8000円以上を目安としました。

 「賃上げ結果や賃金水準を点検し、格差是正分を積極的に要求する」としています。

 パートなどの非正規労働者についても初めて賃上げ率の数値目標を示し、「7%」を目標に掲げました。 

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  ■ 石破首相が連合の定期大会であいさつ 「賃上げへ労組と力合わせる」

 石破首相は10月7日に、東京都内で開かれた連合の定期大会に出席しました。

 石破首相はあいさつの中で、2025春闘の結果や、過去最大となった最低賃金の引き上げなど、賃上げについて触れました。

 また、賃上げは大きく潮目が変わりつつあるとして、どのような政権になろうと実現しなければならないとの考えを示しました。

 その上で、「労働組合と力を合わせ、社会の安定のため立場を超えて連帯したい」と協調を呼びかけました。 

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  ■ 連合の有識者委員会が報告書公表 格差是正の課題を指摘

 ナショナルセンターの連合は9月19日に、春闘の第三者評価を目的として設置した有識者委員会の報告書を公表しました。

 報告書では「賃上げの動きが力強さを増している」と評価、一方で企業規模や地域、年代間などで格差が生じていることを指摘しました。

 また、「賃金は上がらなくても仕方ない」といった過去のデフレマインドから決別し、生活向上が実感できる未来志向の要求や交渉スタンスの強化を求めました。 

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  ■ 自動車総連会長が記者会見 2026春闘に向け抱負述べる

 大手自動車メーカーや販売会社などの労働組合で構成する全日本自動車産業労働組合総連合会(自動車総連)の金子会長は9月4日に記者会見を行いました。

 会見の中で金子会長は2026年春闘について、賃上げの流れを持続可能なものにしなければならないと語りました。

 一方で、具体的な要求水準については言及しませんでした。

 アメリカの自動車関税が利益を圧迫していることから、一刻も早い15%に引き下げ実現を政府に要望し、物価高に負けないように実質賃金をプラスにしていくとの考えを述べました。 

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  ■ 経労委報告の指針骨子明らかに 力強い賃上げの勢い定着訴える

 2026春闘での経営側の指針として経団連がまとめる「経営労働政策特別委員会(経労委)報告」の骨子案の内容が9月1日に報道されました。

 中小企業を含めた「賃金引き上げの力強いモメンタムの定着」を打ち出しています。

 具体策としては、ベースアップでの若手社員への重点化や査定配分の拡大や、複数年にわたる目標の検討などを提示しています。

 賃上げ原資の確保に向けては、人件費や原材料費などコスト上昇分を価格に転嫁する必要性を訴えています。

 経労委報告は2026年1月に正式決定し、公表される予定です。 

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